【1人暮らし大学生の節約術】今日から始められる節約方法7選

【1人暮らし大学生の節約術】今日から始められる節約方法7選
大学生の節約術7選

大学生の1人暮らしは、社会人ほどお金に余裕があるわけではないですよね。しかし、食費や家賃、娯楽費などさまざまな出費が重なります。そのため、日々の「節約」が大切です。

この記事では、節約が続かない1人暮らしの大学生に向けて、簡単に始められる節約術を紹介します。社会人になってからも続けられる節約術なので、今後のためにも参考にしてみてくださいね。

【大学生の節約ポイント①】支出のチェックを習慣づける

支出のチェック

毎月の生活費を節約するには、毎月の支出額を把握するところからスタートしましょう。これを習慣化することで、無駄な支出を防ぎやすくなります。

レシートは捨てずに保管して家計簿へ

コンビニやスーパーなど買い物でも、レシートはその場で捨ててはいけません。このレシートを使って、日々の支出額を把握していきます。

支出額の把握には、レシートをもとにした家計簿の作成がおすすめです。家計簿で支出額を毎月チェックすると、どこに・いくらくらいのお金を使っているのかがわかります。

また、「家計簿を作るのが面倒くさい」という人は、その日の夜にレシートのチェックだけでも行ってみましょう。予想以上に自分がお金を使っていることへ気づくきっかけになります。

ここからは家計簿を簡単につけられる、おすすめアプリを紹介します。

LINE家計簿

  • レシートの読み取り機能あり
  • LINEアプリから支出額を記入できる
  • 前月との差額も一目でチェックできる

IOS版:LINE家計‪簿
android版:LINE家計簿

シンプル家計簿

  • レシートの読み取り機能なし
  • 直観的で使いやすいシンプルさが特徴
  • 会員登録や課金などがなし
  • 項目別に支出のグラフを表示できる

IOS版:シンプル家計簿
android版:シンプル家計簿

家計簿が面倒な場合は電子マネーを活用

電子マネーは使ったお金の利用明細を確認できるので、毎月の支出額を確認できます。家計簿をつけるのが面倒な人は、まずは電子マネーで支出額をチェックして、どこに使うお金を抑えるべきかを把握してみましょう。

アプリを使って利用明細を確認できる電子マネーとしては、以下が挙げられます。

PayPay

  • 幅広い店舗で利用できる
  • 銀行口座やクレジットカードからの入金もできる
  • 利用明細(決済番号やいつ・何に・いくら使った)を見られる
  • PayPayユーザー同士でチャージ金額を送受信できる(仕送りの一部を直接PayPayに送ってもらえる)

IOS版:PayPay
android版:PayPay

楽天edy

  • アプリから利用明細(いつ・いくら使った)を確認できる
  • 支払い時だけでなく、チャージしたときにもポイントが付与される
  • おさいふケータイであればクレジットカードや銀行口座、アプリでの自動チャージもできる

IOS版:楽天edy
android版:楽天edy

LINE Pay

  • LINEアプリから利用明細(いつ・いくら使った)を確認できる
  • 支出額をグラフでチェックできる
  • 前月との比較も一目できる
  • アプリを使えば、銀行口座からチャージできる

IOS版:LINE Pay
android版:LINE Pay

【大学生の節約ポイント②】買い物はルーティン化する

買い物のルーティン化

節約において「無駄遣い」を少しでも抑えるのは大切です。その一歩として、買い物をルーティン化し、必要以上にコンビニやスーパーを利用する頻度を減らしましょう。

コンビニにふらっと立ち寄らない

コンビニにふらっと立ち寄らないよう、買い物をルーティン化すると無駄遣いを減らせます

コンビニは食品や雑誌類、日用品などバラエティ豊かな商品が販売されています。そのため、つい立ち寄って必要のないものまで買ってしまいがちです。

この無駄遣いを防ぐためには、買い物をルーティン化しましょう。食品や日用品などの購入頻度は毎月、ある程度決まってきます。

例えば、食品の買い出しを日曜日、ティッシュやトイレットペーパーは月2回など、買い物へ行くタイミングをしっかり決めます。そして、このルーティン以外は「コンビニへなるべく立ち寄らない」と決めることが大切です。

「絶対にコンビニへは行かない」「甘いモノは我慢する」など、我慢のしずぎはストレスが溜まってしまいます。あまりに我慢しすぎると、節約を諦めてしまう恐れがあります。

そのため、ルーティン化を始めたときは「週に1~2回程度はコンビニを利用しても良い」など自分を許せるルールを設けておくのことがおすすめです。

必要なモノかどうかを考える

買い物のルーティン化をするうえで大切なのは、「本当に必要なモノかどうか」を考えることです。ルーティン化して買い物へ行く頻度を決めたとしても、必要以上にモノを買ってしまうと意味がありません。

そのため、買い物をする際は「これは今、本当に必要なモノ?」と自問自答しましょう。衝動買いを防ぐことにもつながるので、商品を手に取る前にしっかり考える必要があります。

【大学生の節約ポイント③】毎月の変動費を管理する

変動費を管理する

変動費というのは、食費や光熱費、交際費など固定されない費用を指します。特に、食費や光熱費は大学生の1人暮らしにおいても、大きな割合を占めています。そして、これらは比較的、節約しやすい費用です。

生活費を節約する際は、この変動費をしっかり管理して、どの費用から抑えていくべきかを把握しましょう。

変動費は家計簿で一発チェック

変動費のチェックは家計簿がおすすめです。前項で解説した【節約ポイント①】支出のチェックを習慣づけるを参考に、家計簿をつけてみましょう。グラフ化すると、毎月の変動費を比較しながら無駄な支出を防ぎやすくなります。

予算を決めて変動費をコントロール

変動費はあらかじめ予算を決めておくとコントロールしやすくなります。例えば、食費は毎月2.5万円、交際費は2万円など具体的に決めておきます。あとは、この予算内から切り崩すようにお金を使っていくだけです。

予算は電子マネーにチャージすることで、よりコントロールしやすくなります。残高を簡単に確認でき、持っているお金を実際に切り分けておけます。

また、PayPayLINE Payは公共料金の支払いにも対応しています。毎月、必要な額をチャージしておくと便利ですよ。

食費や光熱費の節約に関しては、以下の記事でも解説しています。是非、チェックしてみてください。

 

【大学生の節約ポイント④】固定費を抑える

固定費を抑える

固定費というのは、家賃やインターネット料金、携帯料金など毎月変動しない費用を指します。

家賃は、住む賃貸物件を決めてしまうと変えられません。一方、インターネット料金や携帯料金は申し込むプランなどを変更して費用を抑えられます。

次の段落からは、1人暮らし大学生におすすめなインターネット回線と携帯電話会社(格安SIM)を紹介します。大学生でも、気軽に契約しやすいですよ。

インターネット料金

インターネット料金を抑える場合、なるべく安い回線やプランを利用することが大切です。おすすめの回線を見ていきましょう。

「GMOとくとくBB WiMAX」

  • 最大30,000円以上のキャッシュバックがある(2021年3月時点)
  • 工事不要
  • ルーターのレンタル料金が無料
  • 通信速度が不満なら20日以内にキャンセル可能

GMOとくとくBB WiMAX公式HP

「FUJI WiFi」

  • au/Softbank/docomoの3回線から選べる
  • 月額2860円から利用できる
  • 工事不要
  • 契約期間の縛りがない(単月からでも利用可)

FUJI WiFi公式HP

「ソフトバンクエアー」

  • データ容量の制限なし
  • 工事不要
  • 他社から乗り換えると違約金や撤去工事費を満額還元
  • コンセントに挿すだけでネットが使える

ソフトバンクエアー公式HP

どの回線業者も時期によっては割引キャンペーンを開催するケースがあります。契約する前には公式HPを確認して、どのような割引を受けられるのか確認しておきましょう。

携帯料金

携帯料金を抑えるには、格安SIMの利用がおすすめです。1人暮らしの大学生におすすめな格安SIMを紹介します。

「Y!mobile」

  • 大手キャリアと遜色のない通信品質
  • 事務手数料なし
  • 学割適用のプランなら月額料金が1,100割引
  • 新規、他社乗り換えで5,000円相当のPayPayボーナスがもらえる(2021年3月時点)

Y!mobile公式HP

「UQモバイル」

  • 大手キャリアと遜色のない通信品質
  • 月額1,628円から利用可能
  • 最大10,000円のキャッシュバックあり(2021年3月時点)

UQモバイル公式HP

「OCN モバイル ONE 」

  • OCN光モバイル割適用で700~1,000円台で利用できる
  • 対象のミュージックサービスであれば、通信容量に関わらず利用できる
  • 基本容量は繰り越し可能

OCN モバイル ONE 

【大学生の節約ポイント⑤】学割が使えるか確認する

学割を確認

大学生ならではの節約方法の1つが「学割」の活用です。学割は携帯電話の通信費公共交通機関アミューズメント施設飲食店映画館などさまざまなお店・サービス・施設で利用できます。

学割が適用される以外なサービスやお店は以下のものがあります。

新幹線乗車券
・飛行機航空券(ANAJAL
楽天市場
Microsoft Surface
・音楽配信サービス(Spotifyapplemusicなど)
・動画配信サービスPrime Student
・天下一品(一部店舗を除いて、学生証を提示で適用)
キレイモ
CHINTAI

上記以外にも、学校内の購買では学割が適用されています。PC用ソフトPC本体などを学割適用価格で購入できます。何かを買う・利用するときは、必ず学割が適用できるかどうかも確認することが大切です。

また、学割は大学生のうちにしか利用できない節約方法なので、積極的に利用しましょう。

【大学生の節約ポイント⑥】100均もうまく活用する

100均も利用

100均は大学生の節約生活において重要なお店です。特に、クオリティと関係なく使える100均の消耗品は節約に効果的なアイテムとなっています。

100均のおすすめ消耗品

ここでは、100均で購入する方がコスパが良くなる消耗品を紹介します。

用品名 おすすめ理由
食器洗い用スポンジ 5~7個入りのモノが多く、品質的にも問題なく使える
メラミンスポンジ(掃除用) 内容量が多く、十分に汚れを落とせる
水切り用ゴミ袋(三角コーナー用) 種類やデザインが豊富で、使い勝手の良い商品も多い
キッチンペーパー 2ロール110円(税込み)で販売されており、コスパが良い
使い捨て手袋(ポリエチレン製) 100枚入りのタイプもあり、コスパが良い
絆創膏 100枚入りのタイプもあり、買い置きにおすすめ
雑巾 1枚あたり30円程で、掃除にも十分活用できる
ウェットティッシュ 内容量は十分で、アルコール・ノンアルコールの両方がある

他にも、コスパの良い日用品・消耗品は100均でたくさん販売されています。ただし、中にはスーパーやドラッグストアの方が割安になる商品もあるので、そちらもチェックしておきましょう。

100均でおすすめできないモノ

100均と言っても割高になる商品もあります。ここからは、コスパ的におすすめできない商品を紹介します。

用品 おすすめできない理由
調味料 調味料はスーパーやドラッグストアの方が10~20円程安いこともある
食料品 食料品はスーパーで100円以下となるケースも多い
飲料 飲料も同様に、100均の方が高いケースが多い
お菓子類 スーパーやドラッグストアの方が安くなる
刃物類 刃こぼれしやすく、長く使えない
電池 短期間で消耗しやすく、家電量販店で購入する方がコスパが良い

お店によっては、「よりどり2つで110円(税込み)」といった価格設定になるケースもあります。特に、電池やお菓子はこの価格設定になるケースが多いです。こういった場合は100均の方がコスパが良いこともあるので、スーパーやドラッグストア等と比較してみましょう。

【大学生の節約ポイント⑦】貯金用の口座を作る

貯金口座を作る

節約において「余ったお金を貯金にまわす」というのは、おすすめできません。まずは、貯金口座を作り、月初めに決まった貯金額を口座へ入れる、積立方式がおすすめです。

あらかじめ貯金用の口座を用意しておけば、「使っていいお金」と「使ってはいけないお金」の区別をつけやすくなります。そこでおすすめなのが「定期預金」です。

定期預金で貯金するメリット

定期預金は普通預金とは異なり、いつでも自由にお金を引き出すことはできません。預入金額・期間を設定し、これらが満期を迎えるまでお金を引き出せない仕組みです。

さらに、定期預金は普通預金よりも金利が高くなります。満期を迎える頃には普通預金で貯金するよりも多少、お金が多くなっています。大学生も利用できる仕組みなので、貯金を考えている人は利用してみましょう。

定期預金の金利が高い銀行

貯金用口座を作るにあたって、参考になるよう金利が少しでも高い銀行を紹介します。どこもオンラインで口座開設の申し込みが可能です。

銀行 定期預金の金利
SBJ銀行 0.03〜0.2%
大和ネクスト銀行 0.05%
auじぶん銀行 0.03~0.05%
ジャパンネット銀行 0.02~0.03%
GMOあおぞらネット銀行 0.02~0.03%

 金利は銀行や定期預金を利用している期間などによって異なります。条件も比較して、自分に合う銀行で貯金用口座を作りましょう。

どの銀行口座も本人確認書類(運転免許証や健康保険証、マイナンバーカードなど)さえあれば口座開設できます。大学生でも気軽に利用可能なので、貯金用口座開設の際は利用してみてくださいね。

まとめ

日々のちょっとした意識を変えるだけでも、節約は続けられます。特に、大学生の節約に重要なのは「無駄遣いを控える」「しっかり貯金をする」の2つです。「使うお金」と「使ってはいけないお金」を切り分けて、効果的に節約を進めていきましょう。まずは自分のできることから、無理のない範囲始めることも大切です。

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