【重曹&クエン酸で窓掃除】掃除の準備から具体的な方法

【重曹&クエン酸で窓掃除】掃除の準備から具体的な方法
重曹とクエン酸で窓掃除

1人暮らしをしていると、床や棚、キッチン周りなど日常生活で頻繁に使う箇所のみを掃除してしまうことはありませんか?

実は、も定期的に掃除しておかないと、部屋に発生するカビや臭いの原因になってしまいます。さらに、放置し続けていると汚れが溜まって、あとから掃除するのが大変です。

この記事では、窓に溜まった汚れを重曹クエン酸で落とす方法を紹介します。

【重曹&クエン酸で窓掃除】窓掃除の工程と目安時間

掃除の工程

まずは、窓掃除に関する各工程の内容と、工程毎にかかる時間の目安を紹介します。

※窓1枚を掃除することを想定した時間。

工程 内容 時間
事前準備 重曹水・クエン酸水を作る 3分
掃除道具の準備 3分
掃除開始 重曹水を吹きかけて放置 5分
重曹水の拭き取り 3分
クエン酸水を吹きかける 1分
クエン酸水の拭き取り 2分
仕上げの乾拭き 2分
合計時間目安 19分

【重曹&クエン酸で窓掃除】窓掃除は準備から

窓掃除の準備

窓を綺麗に掃除するには、まず重曹水クエン酸水を準備しましょう。

重曹水&クエン酸水を作る

重曹水とクエン酸水を作るにあたって、以下のモノを準備していきます。

  • 重曹(掃除用)
  • クエン酸(掃除用)
  • 水400ml
  • スプレーボトル2本

次は、用意したモノを使い、重曹水とクエン酸水を作ります。

重曹水のレシピ

スプレーボトルに水を200ml入れます。その中に重曹を小さじ2入れて重曹水の完成です。

クエン酸水のレシピ

クエン酸水も同様に、スプレーボトルへ水を200ml入れましょう。そして、クエン酸を小さじ1入れて完成です。

重曹とクエン酸はぬるま湯を使うと溶けやすくなります。

準備しておくと便利な掃除道具

以下のような道具を準備しておくと、よりスムーズに窓掃除ができます。

  • マイクロファイバークロス(もしくは新聞紙)
  • ゴム手袋
  • スクイジー

それぞれの道具がどう役に立つか見ていきましょう。

マイクロファイバークロス

マイクロファイバークロスは細かい繊維で編まれた布で、吸水性速乾性に優れています。編み目が細かいので、汚れやゴミを丁寧に除去できます。

また、雑巾のように、布の繊維が残りにくいことも特徴です。マイクロファイバークロスは、100均やスーパーなどで購入できます。

もし、マイクロファイバークロスを用意できない場合は、新聞紙でも代用可能です。

ゴム手袋

手荒れや乾燥が気になる人は、ゴム手袋を着用して掃除しましょう。

重曹やクエン酸は、洗剤と比べると肌へのダメージは少ないです。しかし、肌の弱い人や、長時間掃除するといった場合は影響を受ける可能性があるため、ゴム手袋をおすすめします。

スクイジー

スクイジーとは、ゴム製のブレードが付いたT字型の掃除道具です。窓を拭いたあと、付着した水分を取り除くために使います。

スクイジーを使うことで、窓に残る重曹の跡が残りにくくなります。

スクイジーは100均やホームセンターなどで購入できます。

スクイジーを使う際は、窓にしっかり密着させて隙間が無いようにしましょう。窓の表面についた水分を、広範囲に綺麗に拭き取ることができます。

【重曹&クエン酸で窓掃除】掃除の手順

掃除の手順

重曹水とクエン酸水は、以下の手順で使います。

  1. まずは重曹水をスプレーで窓に吹きかけて、しばらく放置する。
  2. 濡らした雑巾やマイクロファイバークロスなどで拭き取る。
  3. クエン酸水をスプレーで窓に吹きかける。
  4. 最後はクエン酸水を乾拭きで拭き取る。

各工程の詳細を見ていきましょう。

1.重曹水を吹きかける

重曹水は窓一面にたっぷりと吹きかけましょう。数分放置すると、窓の表面についた汚れが浮き上がってきます。

2.重曹水を拭き取る

この工程で、浮き出た汚れと重曹水を拭き取っていきます。乾いた雑巾等で拭いてしまうと、重曹が窓に残る可能性があります。必ず、湿らせた雑巾やマイクロファイバークロス等で拭き取りましょう。

3.クエン酸水を吹きかける

クエン酸水を吹きかけると、拭き残しの重曹を綺麗に取り除くことができます。

重曹はアルカリ性、クエン酸は酸性です。両方が交じり合うことで中和反応が起きます。これにより、重曹の白粉が窓に残りにくくなります。

また、クエン酸は雑菌の繁殖を防ぐ効果にも期待できます。

4.最後の乾拭き

最後の乾拭きを忘れると、窓に水の跡が残ってしまいます。綺麗に仕上げるためにも、窓全体を綺麗に乾拭きしておきましょう。

【おまけ】カビ掃除のテクニック

カビ掃除のテクニック

これまで紹介してきた掃除方法は、重曹とクエン酸を別々に使ってきました。しかし、重曹とクエン酸を同時に使うことで、窓枠にあるカビを掃除できます。

以下の手順で、重曹とクエン酸を使いましょう。

  1. 水に溶かしていない重曹とクエン酸を、カビの生えたところにかける。
  2. そこにスプレーで水を吹きかける。
  3. しばらく放置する。
  4. 絞った濡れ雑巾やマイクロファイバークロスで拭き取る。

水を吹きかけると泡が発生しますが心配ありません。これは重曹とクエン酸が中和反応を起こし、炭酸ガスが発生している状態です。この泡が、付着したカビを浮かしてくれます。

注意点として、この方法はカビを根っこから除去する効果には期待できません。あくまでも、表面のカビを取り除くものです。

カビを根っこから除去したい場合は、塩素系漂白剤や度数が70を超えるアルコール除菌剤が必要です。

【重曹&クエン酸で窓掃除】まとめ

重曹とクエン酸を使えば、比較的リーズナブルに窓を掃除できます。さらに、他の箇所を掃除する際にも活用できるので、応用の幅が広いです。

場所も取らないので、1人暮らしのワンルームでも、収納しておきやすいですよ。これを機に、掃除アイテムの1つとして、重曹とクエン酸を購入してみてはいかがでしょうか?

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