【1人暮らし用の家電】知識0でもできる簡単な選び方を紹介!

【1人暮らし用の家電】知識0でもできる簡単な選び方を紹介!
家電の選び方

家電は毎年新しい製品が販売され、数も非常に豊富です。初めての1人暮らしでは、どれを選ぶべき迷ってしまうこともあります。

この記事では、家電ごとの選び方に関するポイントを解説します。購入時の参考となる価格も紹介しているので、引越し予算を組んでいる人もチェックしてみてください。

【1人暮らし用の家電】洗濯機を選ぶポイント

洗濯機を選び際は、容量・機能・サイズ・価格の4つのポイントを意識しましょう。

参考価格

容量5kg:2~3万円台

容量7kg:4万円~

容量

1人暮らしであれば、毎日洗濯する場合でも5~6kg程度の容量でも問題ありません。休日にまとめて洗濯する場合は7kg程度が丁度いいです。

洗濯の量は1人あたり約1.5kg/日とされています。この数値も目安に自分のライフスタイルに合わせた洗濯機を選びましょう。

機能

機能はお急ぎモード簡易乾燥洗濯予約機能などがついていると便利です。

特に1人暮らしの場合「洗濯する時間がない」「帰ってから洗濯物を干したい」といったケースもあります。これらのケースでは上記のような機能が役立ちます。

お急ぎモードは短時間で洗濯できる、簡易乾燥は天日干しする時間を短縮、予約は7時間後に洗濯開始などを設定可能です。

サイズ

洗濯機は設置場所に合わせたサイズを選びましょう。洗濯機はどれもサイズが統一されているわけではありません。

高さや奥行き、幅などは製品ごとに異なります。

特に、高さは意外とチェックを忘れてしまいがちなので、必ず事前に測っておきましょう。

電源コードや蛇口などの関係で、洗濯機は壁にピッタリと設置できません。余分なスペースも考えて、設置できる洗濯機を購入しましょう。

価格

価格が安すぎる洗濯機はおすすめできません。必要最低限の機能しか搭載されていないことが多く、洗濯の負担を軽減できないからです。

2~4万円程度の価格帯であれば、便利な機能が搭載されている洗濯機があります。1人暮らしでは、家事をすべて1人で行わなければなりません。少しでも家事の負担を減らせるよう、価格だけに囚われずに洗濯機を選びましょう。

 

【1人暮らし用の家電】エアコンを選ぶポイント

エアコン購入時は、部屋の広さと設置場所に注意して選びましょう。

参考価格

6畳用:3~4万円台

10畳用:5万円~

部屋の広さ

エアコンは製品によって対応している部屋の広さが異なります。6畳用や12畳用など決まっています。

部屋の広さに合わせたエアコンでなければ、電気代を無駄に消費してしまう可能性があるので注意しましょう。

例えば、6畳用のエアコンを10畳の部屋に取り付けて稼働させた場合、冷房や暖房の設定温度になるまで時間がかかります。エアコンは設定温度になるまで強い出力で稼働し続けるため、その分電気代が大きくなってしまいます。

住む部屋に備え付けのエアコンがない場合は、これらのことに注意してエアコンを購入しましょう。

設置場所

エアコンの設置場所のスペースは部屋によってさまざまです。特に、1人暮らし向けの部屋はスペースが限られているので、エアコンもそれに合わせなければなりません。

カーテンレールや家具などに干渉しないスペースを確保し、そこに合ったサイズのエアコンを選びましょう。

具体的には、側面が30㎝天井からは50㎝のスペースがあれば、1人暮らし用のエアコンを設置できます。

メーカーによってエアコンの羽(ルーパー)が広がる大きさや、確保しなければならない余分なスペースなどは異なるので、事前のチェックは欠かせません。

【1人暮らし用の家電】冷蔵庫を選ぶポイント

冷蔵庫選びは容量と搬入スペースを考えて選びます。

参考価格

容量140L前後:2万~3万円

容量200L前後:4万円~

容量300L前後:6万円~

容量

料理をするしないによって、選ぶべき冷蔵庫の容量は異なります。

料理を頻繁にする人は、食材や調味料などを置くスペースを考えて300L程度あると、余裕をもって保存できます。

一方、料理を全くしない人は、ワンドアタイプの140L程度でも問題ありません。

どちらかわからない場合は200Lを目安に購入しましょう。

賃貸物件によっては、冷蔵庫を置く場所が決められていません。300L以上の冷蔵庫は幅や奥行きだけでなく、高さもあります。設置スペースも考えて、自分のライフスタイルに合った冷蔵庫を選びましょう。

搬入スペース

冷蔵庫の設置スペースが確保できていても、搬入できなければ意味がありません。搬入スペースに合った冷蔵庫を選ぶことも意識する必要があります。

具体的には、部屋の玄関廊下だけでなく、マンション・アパート内の入り口や廊下なども事前に測っておきましょう。

窓から搬入してもらえるケースもあるので、ベランダなどのサイズのチェックも場合によっては必要です。

【1人暮らし用の家電】照明を選ぶポイント

照明は種類や部屋での過ごし方などで選ぶことが大切です。

参考価格

シーリングライト(6畳用):4,000円~

スポットライト:4,000円^

ペンダントライト:5,000円~

※照明は性能やデザインなどによって価格が大きく変動します。

照明の種類

照明は以下のような種類があります。

  • シーリングライト
  • スポットライト
  • ペンダントライト

シーリングライト

シーリングライトはオーソドックスなタイプで、天井に直接取り付けるタイプの照明です。リビングやダイニングなど、広いスペースに対応しています。天井から光を放つため、部屋全体の明るさが均一になります。照明へのこだわりがあまり強くない人は、シーリングライトを選ぶのが無難です。

スポットライト

スポットライトはピンポイントに光を当てる照明です。絵やフィギュアなどに使用されることが多いです。しかし、天井にいくつかのスポットライトを取り付けて、部屋全体を照らす使い方もあります。実用的かつおしゃれで、インテリアとしても活用できる照明として人気です。

ペンダントライト

ペンダントライトは天井からコードやチェーンなどで電球をぶら下げるタイプの照明です。シーリングライトほど部屋全体を照らすことはできませんが、ダイニングテーブルやカウンターなど、特定のスペースを照らすのに向いています。

おしゃれなインテリアとしても活用できるので、部屋の雰囲気に合わせて設置してみましょう。面倒な工事も不要で取り付けられるため、初心者でも簡単です。

部屋での過ごし方

部屋での過ごし方に応じて、照明の光の種類も変えてみましょう。

部屋をリラックス空間として活用したい場合は、電球色の照明がおすすめです。温かみのある色で、事務的な雰囲気を感じさせません。

一方、部屋で仕事や勉強をする場合は、昼光色の照明がおすすめです。少し青白い光を放ち、作業する手元を明るく照らしてくれます

【1人暮らし用の家電】炊飯器を選ぶポイント

1人暮らし初心者でも「種類と機能」、2つのポイントを理解していれば自分に合ったモノを選べます。

参考価格

マイコン:5,000円~

IH:1万円~

圧力IH:3万円~

種類

炊飯器には以下のような種類があります。

  • マイコン
  • IH
  • 圧力IH

マイコン

マイコンは釜下にあるヒーターによりお米を炊く、シンプルな炊飯器です。他の機能はあまり搭載されていませんが、低価格で販売されています。「とりあえず、お米さえ炊ければ問題ない」という人におすすめです。

IH

IHは電気誘導加熱で釜自体が発熱し、少ないムラでお米が炊ける炊飯器です。高火力なのでお米をたくさん炊いても粒が立ち、おいしく炊き上がります。マイコンよりも価格は高いですが、1万円台からも販売されています。コストを抑えつつ、おいしいお米が食べたい人におすすめです。

圧力IH

圧力IHは電気誘導加熱+圧力を使い、100度以上の高火力で熱を加えてお米を炊く炊飯器です。お米の芯までしっかり火が通り、ふっくら炊き上がります。価格は3万円以上のモノが多いですが、おいしいお米を毎日食べたい人におすすめです。

機能

炊き分け機能

白米や玄米、雑穀米、おかゆなどお米の種類に応じて炊き方を変えられるのが炊き分け機能です。細かい設定などは不要なので、家電に詳しくない人でも簡単に扱えます。お米にこだわりがある人におすすめの機能です。

スマートフォンとの連携機能

この機能はスマートフォンを使って、炊飯予約を行ったり、炊き方の設定を変えたりできます。外出中でも操作できるので、1人暮らしの人にはピッタリの機能です。

製品によっては、冷蔵庫の食材やレシピ検索などから、炊飯器調理などもできます。

早抱き機能

早抱き機能は忙しい1人暮らしの人へ特におすすめしたい機能です。通常、炊飯器でご飯を炊くには60分程度かかります。しかし、早炊き機能であれば30分程度で炊き上げることができます。

【1人暮らし用の家電】電子レンジを選ぶポイント

電子レンジを選ぶときは、サイズ・容量と機能に注目して選びます。

参考価格

単機能レンジ:5,000円~

オーブンレンジ:1万円~

スチームオーブンレンジ:2万円~

サイズ・容量

1人暮らしであれば、容量20L程度がおすすめです。お惣菜やお弁当などはこのくらいの容量でも温められます。同じ20Lでも、横に長いワイドサイズであれば、大きいお皿に入った料理も温められます。

また、サイズを選ぶ際は設置スペースを十分に確認し、余裕をもって置けるようにしておきましょう。扉の開閉や放熱スペースなども確保できる場所に設置しなければなりません。

機能

電子レンジは以下のような機能を持ったタイプがあります。

  • 単機能(温めるのみ)
  • オーブン
  • スチームオーブン

単機能

単機能レンジは低価格のものが多く、5,000円台でも販売されています。ワット数と時間のみを設定するシンプルなタイプで、あまり料理をしない人にはおすすめです。

オーブン

オーブンレンジはオーブンの機能も搭載されているため、トーストやピザ、パンなども焼くことができます。電子レンジ1つで、何役もできる便利なタイプです。価格は1万円台~販売されています。

スチームオーブン

スチームオーブンレンジは、水蒸気を使って加熱調理できる機能が搭載された電子レンジです。価格は2万円台から販売されています。グリル料理や蒸し料理なども調理できるため、料理が好きな人におすすめな電子レンジです。

【1人暮らし用の家電】テレビを選ぶポイント

テレビは使用頻度の高い家電製品です。設置してから後悔しないよう、選ぶときとポイントを押さえておきましょう。

参考価格

録画機能搭載テレビ:3万円~

インターネット接続機能搭載テレビ:3万円~

サイズ

1人暮らしに適したテレビのサイズは24~32インチです。テレビを視聴する際は、テレビの高さ×3の距離まで離れることが最適とされています。24インチのテレビは高さが約30㎝なので、テレビとは90㎝程度離れることになります。

6畳のワンルームであれば、他の家具との兼ね合いもあり、テレビまで取れる距離は90㎝程度です。

機能

テレビには録画インターネット接続といった機能が搭載されているタイプがあります。

レコーダーとHDDが内蔵されているタイプであれば、テレビ単体で録画可能です。製品によっては、別売りのHDDが必要になります。

また、自宅にあるインターネット環境を利用して、インターネット接続できるテレビも人気です。動作配信サイトのコンテンツを楽しんだり、ネットサーフィンができたりします。

有線LAN、無線LANの2つのタイプがあるので、自宅の環境に合わせて選びましょう。

 

上記のような機能が搭載されていないテレビも、もちろん販売されています。最低限の機能だけでもいいという場合は、このタイプがおすすめです。低価格(1~2万円台)なので、コストを抑えられます。

【1人暮らし用の家電】まとめ

自分のライフスタイルに合った家電を選ぶことで、初めての1人暮らしでも快適に暮らしやすくなります。コストを抑えることにもつながるので、家電選びのポイントを押さえて買い物をしましょう。

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