投稿日:2025年3月17日 | 最終更新日:2025年3月17日

一人暮らしをしていると仕事や学業以外にも、食事の準備に掃除、洗濯などの家事に時間が割かれてしまいますよね。「プライベートな時間を確保したい」「仕事のストレスを発散したい」など、悩みがあるかもしれません。
そこで今回は、時間を取られがちな家事の一つである「掃除」について、おすすめの掃除方法と掃除頻度を場所・家電別に解説します。
ポイントを押さえて手間なく綺麗な部屋を保ちながら、自分の時間を確保しましょう。
【場所別】一人暮らしの掃除頻度

一人暮らしの掃除頻度を場所別に解説します。
場所別の掃除頻度
●キッチン :使用後に5~10分
●トイレ :1日1回~週1回
●浴室 :使用後に約5分
●洗面所 :1~2週間に1回
●リビング :週に2~3回
●寝室 :週1回
●廊下・玄関 :週1回~月1回
●ベランダ・窓ガラス:月1回
キッチン:使用後に5~10分
油汚れや水垢は放置すると汚れが落ちにくくなるため、使用後の拭き掃除を習慣化させましょう。
掃除頻度・方法
項目 | 掃除のタイミング | 使うもの | 掃除の方法 |
---|---|---|---|
コンロ | 使用後 | ・キッチンペーパー ・ふきん ※お湯で湿らせる | ・汚れを拭き取る ・乾いたふきんで仕上げる |
シンク | 一日の終わり | ・キッチンペーパー ・ふきん | ・軽く洗い流す ・水滴を拭き取る |
油汚れ・水垢が定着すると、洗剤を使ってもなかなか落とせません。
清潔な状態を維持しつつ、面倒な手間をかけないためにも、キッチン使用後は5~10分程度の簡単な掃除を習慣化させましょう。
週に1回の掃除では、五徳をはずして重曹を入れたお湯に漬け置き洗いをしましょう。
レンジフードや換気扇も重曹を入れたお湯につけて、汚れを浮かせた後に雑巾で拭き取ると、汚れを残しにくくなります。


トイレ:1日1回~週1回
トイレの汚れは定着すると簡単に落とせないため、1日1回~週1回の頻度で掃除しましょう。
トイレの部分ごとのおすすめ掃除頻度・方法は下記のとおりです。
掃除頻度・方法
掃除する場所 | 掃除頻度 | 掃除の方法 |
---|---|---|
便器 | 毎日 | ・便器に洗剤をかけて放置 ・ブラシでこする |
便座・ふた | 毎日 | ・トイレ用掃除シートで拭く |
床・壁 | 週に1回 | ・トイレ用掃除シートで拭く |
使い捨ての掃除シートやブラシなどを用意しておくと、掃除道具を手入れする手間が省けます。
また、月に1回は配管や換気扇も掃除してください。トイレの場合、トイレットペーパーの紙ホコリが蓄積しやすいです。
きれいなトイレを保つためにも、定期的な掃除を意識しましょう。
浴室:使用後に約5分
浴室は水垢や皮脂、石鹸カスなど汚れが残りやすいため、使用後に約5分の掃除を習慣化しましょう。
できれば、スポンジでこすり洗いをするのが理想ですが、面倒な場合はシャワー(温水)で浴室全体を洗い流してください。温水を使うことで皮脂・石鹸カスを洗い流し、カビ発生の抑制効果に期待できます。
さらに、浴室内を換気しておけば、カビの発生原因である湿気を取り除けます。カビは湿度70%以上、温度30℃前後で発生しやすいため、日々の換気を徹底しましょう。
週に1度は洗剤とスポンジを使用して、排水溝や壁など浴室全体の掃除も行ってくださいね。
洗面所:1~2週間に1回
洗面所は「日々のちょっとした掃除」を意識するだけで、定期的な掃除を1~2週間の間隔に抑えられます。
ちょっとした掃除とは
・蛇口まわりの水滴を拭き取る
・床の髪の毛やホコリをフロアワイパーで取り除く
・気になる鏡の水垢をサッと拭き取る
・使わなくなった歯ブラシで排水口や蛇口の根本部分をこする
毎日行う必要はありませんが、気になるタイミングで上記をコツコツ行うことで、洗面所をきれいに保ちやすくなります。
ただし、洗面所はホコリ・水垢が蓄積しやすいため、少なくとも2週間に1度は洗濯機の裏や壁も含めて、まとめて掃除しましょう。
リビング:週に2~3回
リビングは出入りが多く過ごす時間も長いため、ほこりや髪の毛・皮脂汚れなども溜まりやすいです。毎日掃除するのが理想ですが、難しい場合は週に2~3回を目安に掃除しましょう。
掃除の方法
・床は掃除機をかけ、フローリングワイパーで細かいホコリを拭き取る
・家具や家電はハンディワイパーでサッとホコリと取る
・窓はウェットシートで汚れを拭き取る
上記の掃除を、リビング全体で実践する必要はありません。
「今日はベッドの周囲だけ」「今日は家具・家電」など、部分的な掃除をコツコツ続けることで、部屋全体をきれいな状態に保てます。掃除の時間は5~10分ほどで済み、家事の負担も大きくなりませんよ。
月1回の「まとめて掃除」の手間を軽くするために、少なくとも週に2~3回は実践しましょう。
寝室:週1回
寝室は週1回を目安に、掃除機やフローリングワイパーで掃除しましょう。寝室にはベッドやシーツ、着替えなど布製品が多いですよね。
ホコリや髪の毛が溜まりやすい場所なので、少なくとも週に1回は掃除をして、清潔な状態が保てるよう意識してください。月に1回は、ベッド下・裏なども掃除しましょう。
布団やシーツは粘着ローラーで髪の毛・ホコリを取り除くだけでも、清潔を保ちやすくなります。
廊下・玄関:週1回~月1回
廊下や玄関は滞在時間の少ない場所なので、週1~月1回の掃除で問題ありません。
掃除の頻度・方法
掃除の場所 | 掃除の頻度 | 用意するもの | 掃除方法 |
---|---|---|---|
廊下 | 週1回 | ・掃除機 ・フローリングワイパー | ・掃除機がけ ・拭き掃除 |
玄関 | 月1回 | ・ホウキ ・ブラシ | ・砂はホウキで取る ・泥汚れはブラシで取る |
廊下や玄関は、砂ホコリや花粉など、外からの汚れが入り込みやすい場所です。リビングや寝室ほどホコリが蓄積しにくいものの、週1~月1回の頻度で掃除しましょう。
また、靴箱も湿気やニオイがこもりやすいため、靴箱の換気や靴の天日干しも行ってください。
ベランダ・窓ガラス:月1回
ベランダ・窓ガラスは月に1回の掃除で汚れの蓄積を防ぎましょう。
ベランダ・窓ガラスの掃除頻度・方法
掃除の場所 | 掃除の頻度 | 用意するもの | 掃除の方法 |
---|---|---|---|
ベランダ | 月に1回 | ・ホウキ ・雑巾やウェットティッシュ | ・全体を掃き掃除 ・室外機や物干し竿等を拭き掃除 |
窓 | 月に1回 | ・アルコールスプレー ・雑巾 | ・アルコールで拭き掃除 |
ベランダは風で運ばれた砂や雨により、排水溝にヘドロが溜まります。水はけが悪くなるため、月に1回は掃き掃除をしてヘドロの蓄積を防ぎましょう。
また、窓やサッシは、室内と外の気温差で結露ができやすい場所です。放置するとカビが生える可能性もあるため、定期的な掃除で発生を抑えましょう。
窓掃除の豆知識
アルコールは揮発性が高く、掃除後は跡が残りにくいです。乾拭きする必要がないため、掃除の手間を抑えたい場合はアルコールスプレーを使ってみましょう。
【家電別】一人暮らしの掃除頻度

続いて、家電の掃除頻度を解説します。家電製品の定期的な掃除は、「消費電力の増加」「性能の低下」を防ぎます。
取扱説明書にも必ず目をとおし、正しい手順・頻度でお手入れしましょう。
エアコン(フィルター):週1~2回
稼働状況によっても異なりますが、使用頻度の高い夏と冬は1〜2週間に1回程度、掃除機でフィルターのホコリを吸い取りましょう。
「ホコリの目詰まりが気になる」「汚れがひどい」といった場合は、水洗いで落としてください。カビを防ぐためにも、洗ったあとは水滴を拭きとり、乾かしてから元に戻しましょう。
フィルター掃除を怠ると内部でカビが発生しやすく、エアコン稼働時に室内へ放出される恐れもあります。喘息やアレルギー性鼻炎などを発症するリスクもあるため、定期的な掃除は欠かさず行いましょう。
洗濯機:1~2ヶ月に1回
1〜2ヶ月に1回は洗濯槽クリーナーを使用して洗浄しましょう。
洗濯機は洗濯槽の裏側など、見えない部分に汚れが蓄積しがちで、蓋を開けただけでは汚れているかわかりません。洗濯機の中は湿度が高く、服についている汚れや洗剤カスなどもあり、カビ・細菌が好む環境です。
定期的にカビ・細菌を除去するため、洗濯槽クリーナーで洗浄しましょう。
また、糸くずフィルターのごみは、こまめに捨ててください。ごみが溜まったままでは、衣類の汚れが落ちにくくなったり、排水効率が悪くなったりします。
洗濯機は日々の使用で汚れが徐々に蓄積されるため、1~2ヶ月を目安に掃除してください。
空気清浄機:2週間~1ヶ月に1回
空気清浄機の放置は性能低下を招くため、2週間~1ヶ月に1回は掃除しましょう。
掃除の頻度・方法
掃除する場所 | 掃除の頻度 | 掃除の方法 |
---|---|---|
プレフィルター/脱臭フィルター | 2週間に1回 | ・フィルターを取り外す ・掃除機でホコリを吸い取る |
タンク (加湿機能がある場合) | 毎日 | ・水は毎日取り替える ※カビ予防 |
加湿フィルター (加湿機能がある場合) | 2週間に1回 | ・ぬるま湯に溶かした重曹を入れる ・1時間つけ置きして洗いながす ※ヌメリやカビがある場合 |
空気清浄機はフィルターにホコリが溜まりやすいため、定期的に掃除機で吸い取ってください。掃除をしないまま使用していると、目に見えないホコリ・塵が部屋に舞う可能性があります。
汚れがひどい場合は、台所用の中性洗剤を使い、歯ブラシなどで優しくこすり落としましょう。
また、空気清浄機の掃除は必ず取扱説明書を参照してください。製品ごとに仕様がことなり、間違った方法で掃除すると故障の原因になりかねません。
掃除機:1ヶ月に1回
掃除機のメンテナンスを怠ると雑菌・カビを室内にまき散らす恐れがあるため、1ヶ月を目安に掃除しましょう。
掃除機のダストボックスやフィルターは、雑菌・カビが繁殖しやすい環境です。メンテナンス不足は吸引力を低下させるだけでなく、空気の排気口からカビ・雑菌を放出するリスクもあります。
そのため、1ヶ月に1回程度はフィルターを水洗いしたり、本体を拭き掃除したり、掃除機のメンテナンスが欠かせません。
もちろん、取扱説明書にも目をとおし、適切な方法でメンテナンスしてください。
一人暮らしの掃除頻度・手間を減らす!ズボラさんにおすすめの掃除術

ズボラさんは「週末にまとめて掃除すればいいか!」と考えてしまうかもしれません。しかし、掃除は期間が空くほど範囲が広がり、手間と時間もかかります。
次項からは、日々の掃除が簡単になるテクニックを解説するので、「まとめて掃除」の手間を減らしましょう。
汚れ予防アイテムを活用する
汚れ予防アイテムを使うことで、キッチンや浴室など汚れやすい場所の清潔を保ち、掃除にかかる手間と時間を減らせます。
場所別に汚れ予防アイテムを見ていきましょう。
キッチン
・壁 :汚れ防止シートで原状回復の手間を減らす
・排水溝:丸めたアルミホイルを入れてヌメリを予防(金属イオンにより雑菌の繁殖防止)
浴室
・排水溝:ぬめり防止グッズでブラシ掃除の手間を減らす
・壁 :くん煙剤でカビや床のカビ発生を抑える
洗面所
・鏡 :曇り止めアイテムで鏡の水垢やウロコを予防
・排水溝:掃除後の除菌スプレーで雑菌・カビの繁殖を抑える
汚れの予防は空間をきれいに保つだけでなく、掃除の手間と時間を減らし、プライベートな時間も確保しやすくなります。
「仕事で忙しい人」「掃除の頻度を減らしつつ清潔を保ちたい人」は、積極的に予防グッズを活用しましょう。
5~10分の「ついで掃除」を実践する
「ついで掃除」の実践で、「まとめ掃除」の手間・時間を省略できます。
たとえば、「トイレに行ったついでに便座を拭く」「洗面所を使った後は水滴を拭く」といった簡単な掃除です。
部屋・使用頻度によっても異なりますが、ホコリは1日に約10gほど蓄積するとされています。掃除をしない期間が長引くほど、家具・家電や水回りの汚れが溜まり、まとめ掃除の手間は余計に増えます。
ズボラな人ほど日々の「ついで掃除」を意識して、掃除にかける手間・時間を省略しましょう。
ウェットティッシュやハンディワイパーを用意しておくと、どこでも・いつでも気軽に掃除できますよ。
収納場所を考えて買い物をする
なるべく部屋を汚さないよう心がけることも大切です。床に物が散乱していなければ、掃除機や拭き掃除の邪魔にならず、手早く掃除を終わらせられます。
「欲しくなったから買おう」「安いから買っておこう」では、収納しきれないものが部屋にあふれるかもしれません。日用品や小物家電の配置・収納場所を決めた上で、買い物に出かけましょう。
また、用途を考えて購入するのはもちろん、新しい物を買ったら古いものは捨てることで、ものが増えすぎずに済みます。
家事代行サービスの利用も検討する
家事代行サービスとは、プロの専門スタッフが自宅に派遣され、掃除・洗濯・料理などの家事を手伝ってくれるサービスです。
どうしても「プライベートな時間を確保したい」「掃除が苦手」といった場合は、家事代行サービスへの依頼も検討しましょう。
家事代行サービスのメリット
・自分で家事をする必要がなくなり、時間にゆとりが持てる
・汚れた環境で過ごさなくなり、精神的ストレスが減る
・専門スキルや知識を持つプロの力で清潔な部屋を維持できる
家事代行サービスでは、1~2時間かけて掃除を徹底的に行ってくれます。プライベートな時間を確保しやすくなるほか、プロ目線の仕上がりにも期待できます。
料金はかかりますが、まずはお試しで家事代行サービスを利用してみてください。
●「浴室だけ」「トイレだけ」「水回りだけ」スポットプランあり
●気になる箇所は無償で手直し
●掃除以外の料理・買い物・洗濯など家事全般を丸投げできる
一人暮らしの掃除はコツコツやって頻度を減らそう!
手間なく清潔な部屋を保つには「日々のコツコツ掃除」がポイントです。
使用頻度の高いリビング・寝室・洗面所は、少なくとも1週間に1回の頻度で掃除しましょう。時間が空いてしまうと汚れが蓄積し、掃除の手間と時間が余計にかかります。
掃除は時間と体力が必要な家事ですが、「コツコツ掃除」を習慣化するだけで面倒な手間を減らせます。
「どうしても掃除の時間を確保できない」「疲れていて掃除どころではない」といった場合は、家事代行サービスの利用も検討してみてください。
自分で掃除する手間をかけず、プロ目線のきれいな部屋を維持しやすくなります。