投稿日:2024年7月14日 | 最終更新日:2024年7月14日
一人暮らしに「洗濯カゴがいらない」と言われる理由は次のとおりです。
洗濯カゴがいらないと言われる理由
・洗濯カゴの使い道、メリットがわからない
・置き場所を取るため必要ない(スペースがない)
・洗濯カゴがなくても困らない
本記事では上記の理由をベースに、洗濯カゴの必要性について解説します。購入を悩む方は、ぜひ参考にしてみてください。
また、洗濯カゴの置き場所・代用品なども解説します。「置き場所に困っている」「代用できるなら洗濯カゴを買いたくない」といった方も目を通してみましょう。
洗濯カゴは、家事用アイテムの一つでしかありません。しかし、必要性を知ることで、ライフスタイルにマッチするアイテムのみを身の回りにそろえられるでしょう。
一人暮らしに洗濯カゴはいる?いらない?必要性を解説
一人暮らしにおける洗濯カゴの必要性について、洗濯カゴの用途や洗濯カゴがないデメリット・洗濯カゴがあるメリットなどから解説します。
購入すべきか迷う人は、「デメリットを許容できるか」を軸に目をとおしてみてください。
洗濯カゴの主な用途は?
洗濯カゴの主な用途は次のとおりです。
洗濯カゴの用途
・洗濯物を仕分ける(下着や汚れのひどいもの)
・洗濯物をベランダに運ぶ
洗濯カゴは、洗濯に係わる家事をサポートするためのアイテムです。「色移り」「衣類の傷みを防ぐ」、「洗濯物を運ぶ」などを目的に使われます。
一人暮らしでは洗濯物の量が少なく、上記のような用途では必要性を感じないかもしれません。
しかし、洗濯カゴを使わない場合、洗濯前の衣類はどこに放置すべきでしょうか。次項では、洗濯カゴを使わないデメリット・洗濯カゴを使うメリットを解説するので、必要性に疑問を持つ方はぜひ参考にしてみてください。
【結論】洗濯カゴはあった方がいい!洗濯カゴがないデメリットとは?
結論として、一人暮らしでも洗濯カゴは「あった方がいい」アイテムです。その理由を、「洗濯カゴがないデメリット」から解説します。
洗濯カゴがないデメリット
・洗濯槽がカビ臭くなる、汚れやすくなる
・洗濯物にイヤな臭いが移る
・友人や恋人にネガティブな印象を抱かれる
洗濯カゴがなく、洗濯機に衣類を放置した場合、カビを繁殖させるリスクがあるので注意してください。
汗を含む衣類が放置されると、洗濯槽は湿気が充満します。カビは、湿気や餌となる皮脂などの条件がそろうことで繁殖しやすくなります。
洗濯槽に生えたカビは衣服に移る恐れもあるため、洗濯後でもイヤな臭いを発生させるかもしれません。友人や恋人に嫌な思いをさせる可能性もあります。
洗濯槽に衣類を放置しないためにも、洗濯カゴはあった方がいいアイテムです。
洗濯カゴがあるメリット
家事を行ううえで、洗濯カゴには以下のメリットがあります。
洗濯カゴがあるメリット
・洗濯槽のカビ予防になる
・洗濯物を仕分けやすい(下着や色移りしやすい衣類など)
・洗濯物をベランダに運びやすく、汚れ防止になる
前述したとおり、洗濯槽に衣類を放置すると、カビ発生の原因になります。洗濯カゴがあれば、洗濯槽の汚れや臭い、衣類への臭い移りなども防げるでしょう。
さらに、衣類は素材・種類で仕分けて洗濯しなければ、色移りや伸び・縮みなどを起こしかねません。洗濯カゴを使うことで、衣類を特徴別に仕分けやすくなります。
また、洗濯カゴがあることで、濡れた洗濯物を床やソファの上へ置きつつ、ベランダに干す必要もありません。汚れ・ホコリを洗濯物に付着させないためにも、洗濯カゴは必要なアイテムです。
一人暮らしで洗濯カゴの置き場所がない!主な対処法4つ
一人暮らし向けの賃貸物件では脱衣所・洗面所のスペースが狭く、洗濯カゴの置き場所がないかもしれません。
次項では、洗濯カゴを置く場所がない場合の対処法を4つ解説します。購入を悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
突っ張り棒で棚を作る
突っ張り棒と棚が一体化したグッズを使うことで、洗濯機上部のデッドスペースに洗濯カゴの設置スペースを作れます。
賃貸物件でも壁を傷つけるリスクが少なく、一人でも設置しやすい作りです。突っ張り棒を2本使い、簡易的な棚として使う方法もあります。
ただし、突っ張り棒を使う場合は耐荷重もチェックして、洗濯カゴ+衣類を乗せられるか確認しましょう。
突っ張り棒の収納は、実際に著者が行っていました。高さ調節がしやすく、アレンジも効くため、使い勝手の良い方法です。
材料は100均でも手に入り、コストも抑えられるでしょう。
洗濯カゴをぶら下げる
洗濯機の横にマグネットタイプのフックを取り付けることで、洗濯カゴ(ランドリーバスケット)をぶら下げられます。
洗濯機の横にデッドスペースがある場合、薄型の洗濯カゴであればぶら下げて収納できるでしょう。
脱衣所・洗面所の動線を確保できるほか、洗濯カゴが床に触れないため、掃除の邪魔にもなりません。
奥行のあるランドリーラックを設置する
ランドリーラックとは、洗濯機の上部に収納スペースを作れるアイテムです。奥行きのあるタイプであれば、サイズの大きい洗濯カゴもそのまま収納できるでしょう。
他のランドリーグッズ(洗剤やネットなど)も収納できるので、脱衣所をスッキリさせる効果にも期待できます。
ランドリーラックを選ぶポイント
・洗濯機の幅・奥行に合わせる
・蓋の開閉も考慮した高さがあるか確認する
・組み立ての後、脱衣所に搬入できるか確認する
洗濯機とのサイズがピッタリのランドリーラックでは、洗濯機の振動でラックの揺れる音が気になるかもしれません。購入前に余裕のあるサイズかを確認しましょう。
折りたたみ式の洗濯カゴを使う
折りたたみ式の洗濯カゴであれば、使わないときは畳んで収納できます。脱衣所・洗面所のスペースが限られた場合でも、使いやすい洗濯カゴです。
コンパクトなタイプであれば、広げた際も脱衣所・洗面所の隙間スペースに収納しやすいでしょう。
一人暮らしの場合、コンパクトな洗濯カゴでも1〜2日分くらいの洗濯物は入れられます。
一人暮らし向け!洗濯カゴの代用品2種
洗濯カゴの代用品となるアイテムを2種ご紹介します。「少しでもコストを抑えたい」「洗濯カゴの置き場所に困る」といった人はぜひ参考にしてみてください。
PPバッグ
PPバッグとは、ポリプロピレン製で柔軟性があり、破れにくいバッグです。IKEAの青いエコバッグをイメージしてみてください。
容量が大きく、使わないときは畳んで収納できます。100均でも販売されているため、コストも抑えられるでしょう。
ただし、ポリプロピレンはカビに強いものの、通気性が考慮されていません。汗の染み込んだ洗濯物を長期間放置すると、衣類にカビが発生する可能性もあります。
「一時的に洗濯物を入れる」「洗濯物をベランダに運ぶ」などの用途であれば、PPバッグがおすすめです。
洗濯ネットバッグ
洗濯ネットバッグとは、洗濯前の衣類を溜めつつ、洗濯する際はそのまま洗濯機に投入できる便利なアイテムです。
通気性が考慮され、フックにもかけられるデザインなので、洗濯カゴとしても機能性に優れています。複数購入しておけば、衣類を仕分けつつ洗濯できます。
「洗濯カゴの設置場所がない」「洗濯物を仕分けたい」といった方は検討してみてください。
【番外編】洗濯槽をきれいに保つポイント
どうしても洗濯カゴが使えず、洗濯機の中に衣類を放置する場合は、以下のポイントを抑えましょう。
洗濯槽をきれいに保つには
・洗濯後は蓋を開けて洗濯槽を乾燥させる
・週に1~2回はフィルターの汚れを取り除く
・月に1回は塩素系漂白剤や洗濯槽クリーナーで掃除する
・洗濯槽のふちも、雑巾などで掃除する
洗濯後は洗濯槽内の水分が多く、蓋を閉めると湿気が溜まります。カビ発生の原因になりかねないため、必ず蓋を開けておきましょう。
また、定期的な掃除も欠かせません。洗濯槽内に放置する洗濯物にカビや汚れを付着させないためにも、洗濯槽の掃除は必ず行いましょう。
一人暮らしにも洗濯カゴはあった方が便利!
洗濯カゴは必須のアイテムではありませんが、あった方が衣類や洗濯機をきれいに保ちやすくなります。
とくに一人暮らしの場合、洗濯機を回す頻度は多くありません。衣類を洗濯槽に放置すると、湿気によりカビが繁殖するリスクは高まります。
少しでも洗濯槽・衣類へのカビ繁殖を抑えるためにも、洗濯カゴの購入を検討しましょう。洗濯カゴを置く場所がない場合は、洗濯機の上や横のデッドスペースを活用してみてください。
サイズの小さい洗濯カゴであれば、一人暮らし向けの賃貸物件でも収納できるでしょう。