一人暮らしの夏の電気代、平均額は?高い原因と今日からできる節約術

一人暮らしの夏の電気代、平均額は?高い原因と今日からできる節約術

投稿日:2025年8月19日 | 最終更新日:2025年8月19日

一人暮らしの夏の電気代、平均額は?高い原因と今日からできる節約術

「夏の電気代が高すぎて生活費を圧迫する…」「節電するにはエアコンを我慢するしかないの?」と悩んでいませんか?

今回は、夏に電気代が高くなる原因と節電できるエアコンの使い方について解説します。地域別の電気代平均もご紹介するので、自宅の電気代がどのくらい高いのかもチェックしてみましょう。

エアコンなど家電製品の使い方を間違えるのは、熱中症のリスクを高めます。原因と正しい対策(節電)方法を身に付け、生活しやすくコストも抑えた暮らしを実現しましょう。

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目次

一人暮らし×夏の電気代の平均額

平均・相場

夏の厳しい暑さの中、エアコンが欠かせない一人暮らし。しかし、月末に届く電気代の請求書を見て「こんなに高いの?」と驚いた経験があるかもしれません。

まずは、ご自身の電気代が一般的な平均額と比べてどうなのか、客観的なデータをもとに確認してみましょう。

一人暮らしの夏の電気代は平均約6,800円/月

総務省統計局の家計調査によると、2024年夏(7月~9月期)における一人暮らし(単身世帯)の電気代の平均額は6,771円/月でした。
出典:総務省統計局 家計調査(家計収支編)調査結果

ただし、電気代は地域やライフスタイルによって変動します。あくまでも節約に向けた目安として参考にしてください。

平均額を知りたいより詳しく人は、次項の地域別の電気代平均もチェックしてみましょう。

【地域別】一人暮らし×夏の電気代平均

電気代は、お住まいの地域によっても差があります。これは、気候の違いによる冷房の使用頻度や、契約している電力会社の料金プランが地域ごとに異なるためです。

お住まいの地域の平均額と比較することで、より実態に近い比較ができます。以下は、総務省の家計調査をもとにした、地域別の2024年夏(7月~9月期)における一人暮らしの電気代平均額です。

地域別の夏の電気代平均

地域1ヶ月あたりの電気代平均額
北海道・東北地方6,459円
関東地方6,137円
北陸・東海地方7,700円
近畿地方6,652円
中国・四国地方7,286円
九州・沖縄地方6,896円
※出典:総務省 統計局 家計調査 家計収支編 単身世帯 

このように、地域によって月々1,000円以上の差が出ることがわかります。

電力会社によって設定される料金プランに差があるため、節約の際は上記の金額を目安にライフスタイル・家電の使い方を見直しましょう。

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なぜ?一人暮らしの夏の電気代が高くなる5つの原因

5種類・5つ

一人暮らしの夏の電気代が高くなるのには、明確な理由があります。原因を正しく理解することが、効果的な節約への第一歩です。

ここでは、電気代が高騰する主な5つの原因を詳しく解説します。

原因① エアコン(冷房)の使用時間が長い

夏の電気代が高くなる最大の原因は、エアコン(冷房)の使用時間が長くなることです。経済産業省 資源エネルギー庁の調査によると、夏におけるエアコンの電力消費割合は家電全体の約34%にのぼります。

近年は猛暑日や熱帯夜が増加傾向にあり、日中だけでなく夜間もエアコンをつけっぱなしにする方が多いでしょう。また、在宅ワークやリモート授業の普及により、これまで日中は留守にしていた方も自宅で過ごす時間が増え、エアコンの稼働時間が長くなります。

熱中症対策のためにはエアコンの利用が不可欠ですが、使用時間が長くなればなるほど、電気代は着実に積み上がります。

原因② エアコン(冷房)の設定温度が低すぎる

設定温度が低いほど、エアコンはフルパワーで稼働するため、消費電力が大幅に増加します。エアコンの消費電力が最も高まるのは、現在の室温から設定温度に下げるまでの時間です。

室温と設定温度の差が大きければ大きいほど、エアコンにかかる負荷は増大します。

環境省によると、夏の冷房時に設定温度を1℃高くするだけで、約13%もの消費電力の削減効果に期待できるとされています。

「暑いから」とリモコンで25℃や26℃、あるいはそれ以下に設定してしまう習慣が、知らず知らずのうちに電気代を押し上げる大きな原因となるため注意しましょう。

原因③ 契約アンペア数や電力プランが合っていない

毎月の電気代は、「基本料金」と「電力量料金」の合計で決まります(燃料費調整額などが加わります)。このうち、「基本料金」は電気の使用量にかかわらず毎月固定でかかる料金で、契約しているアンペア(A)数によって金額が決まります。

必要以上に大きなアンペア数で契約していると、無駄な電気代を支払っているかもしれません。

参考として、東京電力エナジーパートナーの一般的なプラン(従量電灯B)における契約アンペアごとの基本料金を見てみましょう。

契約アンペアの例

契約アンペア基本料金(税込)
20A623円50銭
30A935円25銭
40A1,247円00銭
※出典:東京電力エナジーパートナーズ 従量電灯B
※2025年時点

一人暮らしの場合、目安となる契約アンペア数は20~30Aです。現在の契約アンペア数がご自身のライフスタイルに合っているか、一度検針票(電気ご使用量のお知らせ)で確認してみましょう。

適切なアンペア数を割り出す方法については、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてみてください。

【関連記事】一人暮らしの電気は何アンペア数が適切?目安や変更手続きも解説

原因④ 家電の消費電力が大きい

電気代を押し上げているのは、エアコンだけではありません。冷蔵庫やテレビ、照明器具など、日常的に使う家電の消費電力も大きく影響します。特に、製造から10年以上経過した古い家電は、最新の省エネモデルと比較して格段に消費電力が大きい傾向にあります。

古い家電と新しい家電の消費電力を比較してみましょう。

※出典:経済産業省 資源エネルギー庁 省エネ型機器の現状

このように、古い家電を使い続けることが、夏だけでなく年間を通した電気代高騰の原因になっているケースは少なくありません。

原因⑤ ライフスタイルと料金プランのミスマッチ

ご自身の生活リズムと契約中の料金プランが合っていないと、かえって電気代が割高になることがあります。

例えば、以下のようなミスマッチが考えられます。

ミスマッチの例

・日中は仕事でほとんど家にいないのに、昼間の料金単価が安いプランを契約している

・ガスやインターネットを利用しつつ、セットプランを契約していない

多くの電力会社では、夜間や休日の電気代が安くなるプラン、ガスとのセット割引プランなど、多様な選択肢を用意しています。

自分の生活パターンを把握し、最適なプランに見直すことで、電気の使い方を変えることなく電気代を下げられる可能性があります。

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一人暮らしの夏の電気代を節約するエアコンの使い方8つ

8つ

夏の電気代で最も大きな割合を占めるのがエアコンです。しかし、使い方を少し工夫するだけで、快適さを損なわずに大幅な節約が可能です。

ここでは、今日からすぐに実践できるエアコンの節約術を8つ、具体的な理由とともに詳しく解説します。

方法① 設定温度は28度を目安に

環境省が推奨する夏の冷房時の設定温度は28℃です。エアコンの設定温度を1℃上げるだけで、消費電力を約13%も削減できるというデータがあります。

「28℃だと暑い」と感じる方もいるかもしれません。しかし、体感温度は湿度や風速によって大きく変わります

後述するサーキュレーターの併用や、除湿(ドライ)機能の活用、服装の工夫などで、設定温度が28℃でも快適に過ごすことは十分に可能です。無理のない範囲で、まずは設定温度の見直しから始めましょう。

参考:環境省 家庭部門のCO2排出実態統計調査

方法② 風量は「自動運転」が最も効率的

電気代を気にして、つい風量を「弱」で運転していませんか?実は、最も効率的なのは「自動運転」モードです。

自動運転は、部屋が冷えるまでは強風で一気に温度を下げ、その後は微風で室温をキープするように、最も効率の良い運転をエアコン自身が判断してくれます。

最初から「弱」で運転すると、設定温度に達するまでに時間がかかり、かえって余計な電力を消費してしまうことがあります。エアコンの性能を最大限に引き出すためにも、風量は「自動運転」に設定することをおすすめします。

方法③ 風向きは「水平」または「上向き」に設定

冷たい空気は暖かい空気よりも重く、下に溜まる性質があります。そのため、エアコンの風向きを下に設定すると、冷たい空気が床付近にばかり溜まってしまい、部屋全体が涼しくなるのに時間がかかります。

風向きは「水平」または「上向き」に設定し、冷たい空気を天井に沿って遠くまで届けるようにしましょう。冷気が自然に上から下へと降りてきて、部屋全体に効率よく行き渡ります。温度のムラがなくなり、無駄な運転を防げます。

方法④ サーキュレーターや扇風機を併用して空気を循環

エアコンの冷房効率を格段にアップさせるアイテムが、サーキュレーターや扇風機です。これらを併用することで、部屋の中に空気の流れが生まれ、下に溜まりがちな冷たい空気を部屋全体に循環させられます。

空気が循環すると温度ムラが解消され体感温度が下がるため、エアコンの設定温度を1〜2℃上げても快適に過ごせます。サーキュレーターは、エアコンの風下に置き、エアコンに背を向ける形で天井に向けて送風すると、効率よく空気をかき混ぜられます。

扇風機よりも直線的な風を送るサーキュレーターの方が、空気循環にはより効果的です。電気代も1時間あたり1円未満と非常に経済的です。

方法⑤ フィルター掃除は2週間に1回が基本

経済産業省 エネルギー庁の調査によると、エアコンのフィルター掃除を2週間に1回行うと、約990円/年の節約になるとされています。

エアコンのフィルターは、室内の空気を取り込む際のホコリや汚れをキャッチする重要なパーツです。このフィルターが目詰まりすると、空気を吸い込む力が弱まり、部屋を冷やすためにより多くのパワーが必要になります。

フィルターの掃除は、取り外して掃除機でホコリを吸い取るか、水洗いするだけでOKです。簡単なお手入れで大きな節約効果が期待できるため、ぜひ習慣化しましょう。

参考::経済産業省 エネルギー庁 省エネポータルサイト

方法⑥ 室外機の周りを整理して放熱効率をアップ

見落としがちなのが、ベランダや屋外に設置されている「室外機」です。室外機は、室内の熱を外に逃がす「放熱」という大切な役割を担っています。

室外機の吹き出し口の前に物を置いたり、カバーで覆いすぎたりすると、熱の逃げ場がなくなり、放熱効率が著しく低下します。そのため、室外機の周りには物を置かず、風通しを良くしておくことが重要です。

また、夏場に直射日光が当たっている場合は、すだれや専用の日よけパネルなどで日陰を作ってあげると、室外機本体の温度上昇を抑え、運転効率の低下を防げます。ただし、吹き出し口を塞いでしまわないように注意してください

方法⑦ 短時間の外出時はエアコンの電源を切らない

30分程度の短い外出であれば、電源は切らずにつけっぱなしの方がお得になるケースが多いです。

エアコンは、室温を設定温度まで下げる「起動時」に最も多くの電力を消費します。そのため、短時間の外出で電源を切ると、帰宅後に再び大きな電力を使って部屋を冷やし直すことになり、結果的に消費電力が増えます。

設定温度と室温の差が大きい場合は、エアコンのON/OFFを繰り返さないよう注意しましょう。

方法⑧ 窓に遮光カーテンや断熱シートを貼る

夏の室温上昇の最大の原因は、窓から差し込む日差しです。家の中に入ってくる熱の約7割は窓などの開口部からだと言われています。そのため、窓の断熱対策はエアコンの負荷を減らし、電気代を節約する上で非常に効果的です。

最も手軽なのは、遮光・遮熱効果の高いカーテンに替えることです。日中はカーテンを閉めておくだけで、室温の上昇を大幅に抑えられます。

さらに効果を高めたい場合は、窓ガラスに貼る「断熱シート」や、窓の外に設置する「すだれ」「よしず」なども有効です。これらの対策で外からの熱の侵入を防ぐことで、エアコンが効率よく稼働し、節電につながります。

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一人暮らしの電気代を節約するその他の方法4つ

4選・4種・4つ

夏の電気代高騰の主な原因はエアコンですが、私たちの生活に欠かせない他の家電製品の使い方を見直すことでも、着実に電気代を節約できます。

エアコン以外の節電ポイントは、年間を通して効果があるものばかりです。日々の小さな工夫を習慣にすることが、電気代を抑えるための重要な鍵となります。

方法① 照明をLEDに交換する

部屋の照明は、毎日長時間使うものだからこそ、節電効果の高いアイテムです。もし、まだ白熱電球や蛍光灯をお使いなら、LED照明への交換を強くおすすめします。

種類別の消費電力

種類消費電力の目安寿命の目安
LED電球約7.5W約40,000時間
電球形蛍光灯約12W約6,000~10,000時間
白熱電球約54W 約1,000時間

たとえば、白熱電球からLED電球に切り替えた場合、年間約2,900円の節約に期待できます。あくまでも目安ですが、長期的に電気代を節約できるため、LEDへの切り替えを検討しましょう。

方法② 待機電力をカットする

「待機電力」とは、家電製品の電源がオフの状態でも、コンセントに接続されているだけで消費される電力のことです。リモコンからの信号を待っている状態や、時刻を表示している状態などがこれにあたります。

経済産業省 資源エネルギー庁の調査によると、一世帯あたりの年間消費電力量のうち、約5%をこの待機電力が占めているとされています。(出典:経済産業省 資源エネルギー庁 省エネポータルサイト

一人暮らしの住まいでも、テレビやパソコン、オーディオ機器、温水洗浄便座など、多くの家電が待機電力を消費しています。これらの家電を使わない時間帯は、主電源を切ったり、コンセントからプラグを抜いたりする習慣をつけましょう。

毎回プラグを抜き差しするのが面倒な場合は、スイッチ一つで電源のオン・オフを切り替えられる「節電タップ」の活用が便利です。ただし、録画予約をしているレコーダーなど、電源を切ると困る機器もあるため、ライフスタイルに合わせて賢く使い分けましょう。

方法③ 冷蔵庫は詰め込みすぎない

冷蔵庫は24時間365日稼働し続けるため、使い方一つで消費電力が大きく変わります。特に注意したいのが、食品の詰め込みすぎです。

冷蔵室に食品を詰め込みすぎると、冷気の循環が悪くなり、庫内を均一に冷やすためにより多くのエネルギーが必要になります。効率的な冷却のためには、冷気の通り道ができるよう、食品同士の間隔を空け、収納量は7割程度に抑えるのが理想です。

また、冷蔵庫の開閉は素早く行い、冷気が外に逃げるのを最小限にしましょう。頻繁に取り出す飲み物などは、ドアポケットにまとめておくと便利です。

一方、冷凍室は凍った食品自体が互いを冷やし合う保冷剤のような役割を果たすため、すき間なく詰まっている方が冷却効率が上がり、節電につながります。冷蔵室は「すっきりと」、冷凍室は「ぎっしりと」を心がけましょう。

方法④ 家電製品の保温機能を使わない

炊飯器や電気ポット、温水洗浄便座などに備わっている「保温機能」は、継続的に電力を消費し続けるため電気代がかさむ原因になります。

以下の表を参考に、保温機能に頼らないライフスタイルを試してみましょう。

保温機能に頼らない方法

家電製品        節約のためのアクション
炊飯器・保温機能は使わない
・食べきれない分はラップに包んで冷凍
電気ポット・お湯が必要なときは電気ケトルを使う
・お湯を保存したいときは魔法瓶を使う
温水洗浄便座・夏は暖房機能をオフ
・洗浄水の温度設定は「低」にする
・就寝時は節電や省エネモードを使う
・フタを閉めて放熱を防ぐ

保温は便利な機能ですが、必須ではありません。電気代節約のためにも、上記のアクションを習慣化してみましょう。

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一人暮らし×夏の電気代を節約する根本的な見直し

節約方法

夏の電気代をコンスタントに抑えるには、電気代の基盤となる「契約中のプラン」「家電の消費電力」を見直すことも大切です。

次項からは、電力会社・料金プランの切り替え、省エネ家電への買い替えについて詳しく解説します。

電力会社や料金プランの乗り換えを検討する

電力会社・料金プランを乗り換えるだけで、毎月数百~数千円の電気代節約につながる可能性があります。

以下、代表的な料金プランの例を紹介するので、ご自身のライフスタイルと照らし合わせつつ参考にしてみてください。

料金プランの例

ライフスタイル   おすすめのプラン例       特徴
夜間に電気を使う夜間料金割引プラン夜間の料金単価が割安
日中の電気使用量が多い日中の料金が割安なプラン日中の料金単価が割安
ガスも同じ会社でまとめたいガス/電気セットプランセット割引が適用される
特定のポイントを貯めているポイント連携プラン・電気料金の支払いでポイントが貯まる
・Pontaポイント/楽天ポイント/Tポイントなど

料金単価や基本料金は電力会社によって異なるため、対象地域の電力会社で比較検討しましょう。

どこを選ぶべきかわからない人は、次項もチェックしてみてください。

迷ったときはプロに相談

「手軽に安い電力会社・プランを見つけたい」「自分に合うプランを知りたい」といった人は、「くらしテク」に相談してみましょう。

くらしテク」とは?

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くらしテク

くらしテクであれば、ご自身のライフスタイルにマッチする電力会社・プランをコンシェルジュに提案してもらえます。光熱費+インターネットの料金を見直せるため、生活費の圧迫軽減にも効果的です。

もっと効率的に貯金したい」「投資を始めたい」など、節約に目的のある人はぜひ「くらしテク」に相談してみてください。

省エネ性能の高い家電に買い替える

日々の節約術と並行して検討したいのが、省エネ性能の高い家電への買い替えです。特に、エアコンや冷蔵庫といった消費電力の大きい家電は、技術の進歩によって省エネ性能が大きく向上しています。

以下は、2013年と2023年の家電製品の消費電力を比較したグラフです。

家電製品の省エネ性能の比較
※出典:経済産業省 資源エネルギー庁 省エネポータルサイト

上記のとおり、10年以上前の古い家電を使い続けている場合、最新モデルに買い替えるだけで、電気代が安くなる可能性があります

購入費用はかかりますが、毎月の電気代の削減分を考えれば、数年で元が取れるケースも少なくありません。長期的な視点で見れば、非常に効果的な節約方法と言えるでしょう。

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一人暮らし×夏の電気代についてよくある質問

よくある質問・Q&A

ここでは、一人暮らしの夏の電気代に関して、多くの方が抱える具体的な疑問について、Q&A形式で詳しく解説します。ご自身の状況と照らし合わせながら、参考にしてください。

一人暮らしの夏の電気代が8,000円~10,000円は高すぎ?

一人暮らしの夏の電気代が8,000円~10,000円という金額は、平均額と比較すると「やや高い」から「高い」水準にあると言えます

総務省統計局の家計調査によると、一人暮らしの電気代は夏期(7月~9月)で6,771円/月(2023年)でした。この平均額を踏まえると、8,000円や10,000円は高いと判断できます。

ただし、「高すぎる」と一概に断定できないケースもあります。電気代は、お住まいの地域や建物の構造、そして個々のライフスタイルによって大きく変動するためです。

以下の表に、電気代が高くなる要因をまとめました。

電気代が高くなる要因

状況      電気代が高くなる要因の例
ライフスタイル・在宅勤務などで在宅時間が長い
・PCゲームや映画鑑賞など消費電力の大きい家電を長時間使う
住居の環境・日当たりの良い角部屋に住んでいる
・築年数の古い建物で断熱性が低い
契約内容・自身の生活スタイルに合わない電力会社のプランを契約している
・契約アンペア数が必要以上に大きい

ご自身の状況と照らし合わせつつ、本格的な節約を始めたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。

【関連記事】一人暮らしの電気代8000円はもったいない!高い原因と節約術を徹底解説

一人暮らしで電気代が10,000円超え!6つの原因と節約方法を解説

大学生の場合、一人暮らしの夏の電気代はいくら?

日中の電気使用量が少ない34歳以下を対象とした調査(家計調査)を参考に、大学生の電気代平均(夏)を見ていきましょう。

一人暮らしの大学生の電気代平均(夏)

年代電気代平均
2021年2,846円
2022年4,263円
2023年4,190円
2024年3,453円
※出典:総務省 統計局 家計調査 家計収支編 単身世帯 

上記のとおり、夜間を中心に電気を使うライフスタイルであれば、月々の電気代は3,000~4,000円台が目安です。

特に大学生の場合、夏休み期間中はアルバイトや帰省などで電気代が安く抑えられるかもしれません。

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一人暮らしの夏はエアコンを上手に使って電気代を節約!

経済産業省 資源エネルギー庁によると、最も消費電力の高い家電製品はエアコンです。特に夏の消費電力は、エアコンが全体の約34%を占めています。

つまり、夏はエアコンの使い方を工夫すれば、効果的に電気代を節約できます。

エアコンの上手な使い方

・設定温度は28℃に保つ

・扇風機やサーキュレーターを併用する

・短時間(30分程度)の外出時であればエアコンを切らない

詳しくは>>一人暮らしの夏の電気代を節約するエアコンの使い方8つを参考に、電気代の節約を実践しましょう。

「もっと根本的に解決したい」「自分でやる節電は面倒」といった場合は、電力会社・料金プランの乗り換えを検討してください。

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