一人暮らしの電気は何アンペア数が適切?目安や変更手続きも解説

一人暮らしの電気は何アンペア数が適切?目安や変更手続きも解説

投稿日:2025年2月27日 | 最終更新日:2025年3月28日

一人暮らしの電気は何アンペア数が適切?目安や変更手続きも解説

光熱費の最適化は「固定費」の節約につながり、毎月の出費をコンスタントに抑えられます。しかし、具体的な手段がわからないかもしれません。

そこで今回は、電気代の基本料金に直結する「アンペア数」について解説します。適切なアンペア数を割り出す方法変更手続きの手順変更時の注意点を解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

アンペア数の適正値がわかれば、毎月の電気代を数百円節約できる可能性があります。「一人暮らしを始める人」「貯金・投資がしたい人」は、電気代(固定費)を効果的に節約する方法も頭に入れておきましょう。

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電気の「アンペア(A)数」とは?

基本情報

電力会社との契約時に決める「アンペア(A)数」について、基本と確認方法を解説します。

アンペア数=電気が流れる量

アンペア数とは、自宅内に流れる電気の量(単位)を指します。契約アンペア数が大きいほど、自宅内で使用できる電気の量、つまり「同時稼働させられる家電製品の数」が増えます。

電力会社と契約する際は、自宅内で使用する家電製品を考慮して、適切なアンペア数を割り出しましょう。

アンペア数の目安、割り出す方法は>>一人暮らしの電気は20~30アンペアが目安で詳しく解説します。

アンペア数の基本

・アンペア数(アンペア / A) :流れる電気の量

・電圧(ボルト / V)     :電気を押し出す力

・電力(ワット / W)    :消費される電気

・アンペア数(A) = 電力(W) /  電圧(V)

契約したアンペア数で基本料金が変動する

電力会社では契約アンペア数に応じて、電気代の基本料金が定められます。東京電力を例に、アンペア数に応じた基本料金の変動を見ていきましょう。

アンペア数・基本料金の例

アンペア数基本料金
10A311円75銭
15A467円63銭
20A623円50銭
30A935円25銭
40A1,247円00銭
50A1,558円75銭
60A1,870円50銭
※出典:東京電力エナジーパートナー 従量電灯B

契約アンペア数が小さいほど基本料金は下がりますが、同時稼働させられる家電製品の数も少なくなります

家電製品別のアンペア数、基本料金の目安は>>一人暮らしの電気は20~30アンペアが目安で詳しく解説します。

現在のアンペア数を確認する方法

現在契約中のアンペア数は以下の方法で確認できます。

アンペア数の確認方法

・検針票

・請求書

・電力会社のHP(マイページ内)

検針票・請求書は、自宅ポストへ毎月投函されます。今すぐ確認したい場合は、電力会社HPに会員登録し、マイページにアクセスしてみましょう。

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一人暮らしの電気は20~30アンペアが目安

基準・基本・目安

一人暮らしの場合、家電製品を使うのは自分一人なので、目安は20~30アンペアです。
※20~30アンペア=同時稼働できる家電製品は3~5台が目安

もちろん、「複数のPCを同時に稼働させる」「調理家電を同時使用したい」など、20~30アンペアでは足りないケースもあるでしょう。

次項から、自宅にマッチするアンペア数の割り出す方法について解説します。

適切なアンペア数を割り出す方法

適切なアンペア数を割り出すには、「家電製品のアンペア数」と「自分のライフスタイル」を照らし合わせる必要があります。

まずは家電製品のアンペア数(目安)を見ていきましょう。

家電製品のアンペア数(目安)

家電製品アンペア数の目安稼働状況
電子レンジ15A一時的
炊飯器(IH)13A一時的
ヘアドライヤー12A一時的
エアコン(暖房)6.6A一時的もしくは常時
テレビ(42型)4.9A一時的もしくは常時
冷蔵庫(450L)2.5A常時
照明2.2A常時
出典:東京電力エナジーパートナー 主な電気機器のアンペアの目安

上記を参考に、アンペア数をシミュレーションしてみましょう。

アンペア数のシミュレーション

・常時稼働する家電(4.7A)+ヘアドライヤー(12A)       =16.7A

・常時稼働する家電(4.7A)+テレビ(4.9A)+エアコン(6.6A) =16.2A

・常時稼働する家電(4.7A)+電子レンジ(15A)+炊飯器(13A)=32.7A

 ※常時稼働する家電=冷蔵庫(2.5A)+照明(2.2A)

まずは常時稼働する家電製品から考慮し、一時的に使用する家電を計算に含めます。自炊をする人の場合、家電の使用方法を工夫しなければ、20~30Aの契約ではブレーカーが落ちるかもしれません。

このように、普段のライフスタイルを照らし合わせることで、適切なアンペア数が算出できます

より具体的に計算する際は、各家電製品の仕様からアンペア数をチェックしましょう。

適切なアンペア数を算出するコツ

ブレーカーを落とさないためにも、適切なアンペア数を算出するコツも見ておきましょう。

アンペア数を算出するコツ

・帰宅後や休日に稼働する家電をチェックする

・季節ごとに家電の使用方法をイメージする

家電の使用頻度・稼働数が増えるのは、在宅時間が長いタイミングです。夜はもちろん、休日の日中も含め、どの家電を何台使用するのか確認しましょう。

また、エアコンや空気清浄機、ヒーターなど、季節によって使用頻度・使用方法が変わる家電もあります。たとえばエアコンの場合、冷房より暖房の方がアンペア数は大きいです。

日常的な家電の使用頻度・台数だけでなく、時期に応じた使用方法も考慮して適切なアンペア数を算出しましょう。

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一人暮らし×電気のアンペア数がマッチしない場合のリスク

デメリット・注意点・リスク

一人暮らしでアンペア数がマッチしない場合、日常生活に支障をきたす恐れもあります。具体的なリスクを知って、アンペア数の重要性も理解しましょう。

ブレーカーが落ちやすくなる

ライフスタイルとアンペア数がマッチしない場合、ブレーカーの落ちる頻度が増えるかもしれません。

前述してきたとおり、アンペア数とは自宅で使用できる電気の量、つまり同時稼働させられる家電製品の上限台数です。

生活費を抑えようと極端に低いアンペア数を契約した場合、照明+冷蔵庫+αの家電を稼働させただけで、ブレーカーが落ちるかもしれません

アンペア数は生活しやすい環境作りにもつながるため、必ず適切な数値で契約しましょう。

余計な電気代を支払う

高アンペア数を契約した場合、基本料金が高くなり、余計な電気代を支払う可能性もあります。電力会社・料金プランによって差はあるものの、提供されるアンペア数は10~60Aが目安です。

基本料金はアンペア数に応じて定められるため、高アンペア数を契約するほど電気代は高くなります。

つまり、日常的に使用しないアンペア数を契約すると、本来必要のないはずの料金を請求されます。適切なアンペア数を割り出して、自分のライフスタイルにマッチした料金プランを契約しましょう。

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一人暮らしで電気のアンペア数を変更する方法

やり方・方法

契約アンペア数を変更する方法について、順を追って見ていきましょう。

アンペア数を変更する手順

①現在のアンペア数を確認   :検針票や電力会社HPで確認

②電力会社に変更申し込み   :電力会社HPから手続き開始

③アンペアブレーカーの取り替え:アナログメーターを使用している場合は交換工事が必要

HP上で手続きできるケースが多いものの、詳細な手続き方法は電力会社によって異なります。手続きの流れや注意点まで目をとおし、納得した上で申し込みましょう。

また、自宅の電気メーターがアナログメーターの場合、入居者立会いのもと取り換え工事が必要です。昨今普及しているスマートメーターであれば、電力会社が遠隔で操作してくれるため工事は必要ありません。

アンペア数は簡単な手順で変更できますが少なからずリスクもあります。次項の注意点にも必ず目をとおしましょう。

一人暮らしが電気のアンペア数を変更する注意点

利用時の注意点

アンペア数の変更には電力会社・賃貸物件に関する契約上の注意点があります。安易な目的で手続きし後悔しないよう、事前に把握しておきましょう。

賃貸物件では変更できない可能性がある

賃貸物件で電気の契約内容が決まっている場合、入居者自らアンペア数を変更できないかもしれません。

賃貸物件によっては、建物全体でアンペア数の最大値が定められているケースもあります。大家さん・管理会社へ相談し、どの程度のアンペア数までであれば変更できるのか確認が必要です。

もちろん、大家さん・管理会社の許可を得たうえで、アンペア数の変更申し込みを行いましょう。

退去時は元に戻す

大家さん・管理会社からアンペア数の変更許可が下りたとしても、退去時は元の状態に戻さなければならない可能性があります

賃貸物件において、原状回復の義務があるのは入居者です。アンペア数についても、大家さん・管理会社から元に戻すよう要求されるかもしれません。

アンペア数の変更時は大家さん・管理会社に許可を取り、退去時の対応についても確認しましょう。

変更後1年間はアンペア数が固定される

アンペア数を変更した場合、その後1年間は原則として再変更できないので注意しましょう

たとえば、アンペア数を30Aから20Aに変更し、ブレーカーが落ちやすくなったとしても、1年間はそのまま暮らす必要があります。

休日・夜間における家電製品の使用頻度、季節別の使用方法も考慮した上で、アンペア数を変更すべきか十分検討しましょう。

適切なアンペア数については>>一人暮らしの電気は20~30アンペアが目安で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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すぐに試せる!一人暮らしで電気代を節約するコツ

ポイント・コツ

今からでも試せる、一人暮らし向けの電気代節約のコツをご紹介します。

電気代節約のコツ

・エアコンは自動運転に切り替えて余計な消費電力を削減

・家電のお手入れをする

・電力会社、料金プランを切り替える

エアコンの自動運転は、空間の温度に対応するよう出力が調整されます。そのため、設定温度付近になると余計な電力を消費せず、適切な出力で稼働できるでしょう。

さらに、エアコンや空気清浄機などは、フィルターを掃除することで出力を落とすリスクが軽減されます。消費電力の節電になるため、電気代も抑えやすくなります。

また、最近はインターネット上で電力会社・料金プランの変更手続きが可能です。手にしているスマホを使い、より安く利用できる電力会社・料金プランに切り替えてみましょう。

電気代が高騰する原因効果的な節約方法については、以下の記事でも詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

一人暮らしで電気代が10,000円超え!6つの原因と節約方法を解説

一人暮らしの電気代節約はプロに相談するのもアリ!

電気料金プランのアンペア数は、自宅内に流れる電気の量を示し、基本料金の軸にもなります。アンペア数の変更は電気代の節約につながるものの、低く設定しすぎてしまうとブレーカーが落ちやすくなるため注意しなければなりません。

家電製品のアンペア数+自分のライフスタイルを考慮した上で、適切なアンペア数を割り出しましょう。

また、「契約中のプランが自分に合っているかわからない」「他の選択肢(電力会社・プラン)を知りたい」といった方は、「くらしテク」に相談してみてください。

「くらしテク」では、自宅の電気・ガス・インターネット料金をまとめて見直してもらえます。適切な料金プランを提示してもらえるため、生活費の節約につながるでしょう。

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