【プロパンガスの料金】一人暮らしではいくら?節約術も解説

【プロパンガスの料金】一人暮らしではいくら?節約術も解説

一人暮らしを始める際、「プロパンガスの利用を検討している」「プロパンガスにすべきか悩んでいる」といった人は、事前に毎月の料金相場を知っておきましょう。

今回は、一人暮らしにおけるプロパンガスの料金相場や、都市ガスとの料金の違いについて解説します。

プロパンガスの節約方法まで解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

プロパンガスが自分のライフスタイルに合っているのか、料金面の負担に問題がないか、チェックしていきましょう。

  

一人暮らしのプロパンガス平均使用量と料金相場

料金相場・料金目安

「(財)日本エネルギー経済研究所・石油情報センター」の調査によれば、一人~二人世帯のプロパンガス平均使用量は6.5㎡です。

※出典:一般財団法人日本エネルギー経済研究所・石油情報センター

  

一人暮らしの場合、プロパンガスの平均使用量と料金相場は次のとおりです。

平均使用量 料金相場
5㎡4,400~4,900円

地域によって使用量には差があるため、具体的な料金相場については次項から見ていきましょう。

プロパンガスの料金!一人暮らしではいくら?

一人暮らしにおける料金相場・支出

プロパンガスの料金について、「地域別の料金」と「季節別の料金相場」で解説します。

自宅のガス料金は平均値とどのくらい差があるのか、チェックしてみてください。

地域別の料金

(財)日本エネルギー経済研究所・石油情報センターの資料をもとに、地域別のプロパンガス料金を紹介します。

【地域別のプロパンガス料金】

地域料金(5㎡あたり)
北海道6,661円
東北5,767円
関東5,042円
除伊豆諸島・佐渡5,027円
中部5,457円
近畿5,297円
中国5,776円
中国局除隠岐5,777円
四国5,385円
九州5,409円
除離島5,383円
沖縄5,526円
除宮古八重山等5,560円
※出典:(財)日本エネルギー経済研究所・石油情報センター

年間の平均気温が低い地域ほどガス料金は高くなりがちですが、プロパンガスの場合は一概には言えません。

プロパンガスの料金は、運搬に係る人件費・運送費なども加算されます。そのため、離島など離れた地域の方が高くなるケースもあります。

料金が高くなる原因については、「プロパンガス×一人暮らしで料金が高くなる原因」で詳しく解説しているので参考にしてみてください。

季節別(夏・冬)の料金相場

季節によってガスの使用量は異なるため、極端に気温が変化する夏と冬の料金相場もチェックしておきましょう。

【季節別の平均使用量と料金相場】

 
平均使用量3㎥7㎥
料金相場 約3,400円   5,400円  

夏はエアコンや扇風機など、電気の消費が多く、ガスの使用頻度は下がります。そのため、冬よりもガス料金が安いです。

ガス料金を節約する際は、季節(気温)に合わせてガスの使い方を調整しましょう。

詳しくは「一人暮らしでプロパンガスの料金を節約する方法」で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

プロパンガス×一人暮らしで料金が高くなる原因

原因・理由

無償貸与契約」という契約方法の場合、プロパンガスの料金が高くなる可能性があります。

<無償貸与契約とは?>

●契約期間中のみ、ガス関連の設備(配管や給湯器など)を無償で設置する

●「無償」と記載されているものの、毎月の料金に各種費用が上乗せされる可能性がある

2017年以降、料金の内訳を明示するよう義務化されたものの、未だ内訳が不透明な料金を請求されるケースも少なくありません。

契約内容を確認し、料金相場と比較した上でガス会社の乗り換えを検討しましょう。

一人暮らしでプロパンガスの料金を節約する方法

節約方法

一人暮らしにおける、プロパンガス料金の節約術を3つ解説します。自分ができる範囲の節約術を見つけてみてください。

一戸建ての場合はプロパンガス販売会社を見直す

プロパンガスは自由料金制なので、ガス会社を乗り換えるだけでも料金を安く抑えられる可能性があります。

同じ地域にあるプロパンガス販売会社であっても、それぞれ料金設定やプランは違います。

販売会社を見直す際は、以下のポイントをチェックしましょう。

<ガス会社の見直しポイント>

●基本料金固定で支払う料金なので、安ければ毎月の料金を安定して抑えやすい

●従量料金使用量に応じて支払う料金なので、単価が安ければガス料金を調節しやすい

●料金制度二部料金制(基本料金+従量料金)か最低責任使用料金制(一定量まで料金固定)であれば、毎月の料金を調整しやすい

注意しなければならないのが、「三部料金制」という料金制度です。これは「基本料金+従量料金+設置使用料」が請求される料金制度なので、料金が割高になるかもしれません。

自由料金制とは

ガス会社が独自に料金を決められる制度。販売会社によって料金設定が異なるので、契約先を見直す際は必ず料金プランをチェックしてください。

集合住宅(マンション・アパート)の場合は大家さん・管理会社に相談

集合住宅(マンション・アパートなど)の場合は、大家さん・管理会社へ相談して、プロパンガス販売会社を変えられるか相談しましょう。

集合住宅などの賃貸物件では、自分の意思でプロパンガス販売会社を変えられません。理由は、契約者が大家さん・管理会社であり、契約・解約の決定権を入居者が持っていないためです。

要望を受け入れてもらうためにも、周辺地域や他社のガス料金平均を調べ、説得材料として持参しましょう。

用途別(キッチン・お風呂)プロパンガス料金の節約方法

用途別(キッチン・お風呂)に、ガス料金の節約方法を見ていきましょう。

<キッチンでの節約方法>

弱火~中火での調理を意識して、余計なガスの使用量を抑える

時短調理(圧力鍋など)・保温調理(保温性の高い鍋)で火をなるべく使わない

お湯の使用は最小限に留める

キッチンにおいては、火を大量かつ長時間使わないことがポイントです。強火は鍋底から火が漏れ出てしまうため、余計なガスを使ってしまいます。

調理器具や調理方法なども見直して、ガスの使用量を抑えましょう。

<お風呂での節約方法>

●シャワーを出しっぱなしにしない

●お湯の温度を下げる

●シャワーではなく、浴槽に溜まったお湯を使う

節水用のシャワーヘッドを使う

浴槽は約180ℓ程度のお湯が溜められます。一方、シャワーは1分間に約10~12ℓのお湯が出ます。

つまり、15~20分以上シャワーを出し続けると、節約にはつながりません

シャワーの使い方を考えて、お湯の使用量を減らすことが重要です。

プロパンガスと都市ガスでは料金が違う?

違い

「プロパンガス」と「都市ガス」のガス料金を比較してみましょう。

【プロパンガスと都市ガスの料金比較(1ヶ月あたり)】

プロパンガス 都市ガス 
5,042円1,728円
※関東エリア・使用量5㎥の条件で比較
※プロパンガスは(財)日本エネルギー経済研究所・石油情報センターを参照
※都市ガスは東京ガス「一般契約料金」を参照

プロパンガスと都市ガスの差額は、1ヶ月あたり3,314円です。

ガスの使用量によって差額は異なりますが、プロパンガスの方が毎月のガス料金が高い傾向にあります。

プロパンガスがおすすめの人

おすすめ・向いている人

プロパンガスは、以下のような人におすすめできます。

<プロパンガスがおすすめの人>

●強い火力で料理をしたい人(料理へのこだわりがある)

●災害時に備えたい人

●離島などへの移住を検討している人

プロパンガスの熱量は最大24,000Kcal、都市ガスは10,750Kcalなので、プロパンガスの方が高火力で調理できます。ただし、ガスコンロには最大火力の上限(家庭用は3610Kcal程度)が設定されているため、高火力で調理したい場合は事前に仕様を確認しましょう。

また、プロパンガスは災害時の復旧が早いです。自宅のインフラを早急に回復させたい場合は、プロパンガスを検討しましょう。

さらに、都市ガスを供給できないエリアでも、プロパンガスであれば運搬できます。

上記3点を踏まえた上で、プロパンガスが自分に合っているか検討してみてください。

まとめ

プロパンガスは都市ガスよりもお金がかかるため、一人暮らしには決しておすすめできません。しかし、「プロパンガスがおすすめの人」で解説したようなメリットもあるため、自分のライフスタイルと照らし合わせながら検討してみてください。

また、プロパンガスを利用する際は、事前に毎月のガス料金を計算し、節約方法についても頭に入れておきましょう。詳しくは「一人暮らしでプロパンガスの料金を節約する方法」を参考にしてみてください。

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