投稿日:2021年4月20日 | 最終更新日:2022年9月12日
近年、さまざまなところで増え始めている「コインランドリー」。おしゃれなお店やサービスが充実しているところも多く、利用者にとって使い勝手の良いスポットになりつつあります。
今回は1人暮らしの人にとって、コインランドリーにどのようなメリットがあるのかを解説していきます。
1人暮らしの場合「忙しくて洗濯する時間がない」「雨続きで洗濯できない」など、洗濯に関わるトラブルが発生することもありますよね。
そんなトラブルも解決できるコインランドリーについて、料金相場や家庭用洗濯機との違いなども参考に見ていきましょう。
近年増え始めたコインランドリーの特徴
コインランドリーの特徴
・24時間利用できる
・綺麗な内装
・洗濯以外のサービスも充実(飲食店が併設している等)
・オンラインで状況確認が可能
・女性専用のコインランドリーもある
1人暮らしにとって特に便利なのは「オンラインでの状況確認」と「24時間利用できる」の2点だと思います。
オンラインでの状況確認というのは、洗濯機の空き状況や洗濯の終了時間をスマホで確認可能です。
「コインランドリーへ行ったけど、どれも使われていて無駄足だった」といった状況になりにくく、効率的にコインランドリーを利用できます。
また、1人暮らしで深夜帯にしか洗濯できないといった人でも、24時間対応のコインランドリーが増えているので、気軽に利用しやすくなっています。
最寄のコインランドリーを探せるサービスもあるので、是非利用してみてください。
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[blogcard url=”https://mikkemap.com/laundry/laundry.html”]
コインランドリー利用時の料金相場
まずは洗濯の料金相場から見ていきましょう。
洗濯物の量 | 料金相場 |
5㎏前後 | 200~300円 |
6~10㎏ | 300~500円 |
11~15㎏ | 500~800円 |
16~20㎏ | 800~1000円 |
お店や洗濯機の種類等によって料金は変わります。おおよその目安としては、上記のような相場です。
乾燥機に関しては、どのくらいの容量でも100円(6~10分)で利用できるのが一般的となっています。
コインランドリーと家庭用洗濯機の違い
洗濯機とは違う3つのポイント
・洗濯できる容量
・洗濯できるモノが違う
・洗濯の仕上がり具合
主な違いは上記の3つが挙げられます。
コインランドリーの洗濯機は容量が大きく、家庭用よりもたくさん洗濯できます。1人暮らし用の洗濯機の容量は5~6㎏程度ですが、コインランドリーの場合は容量27㎏の洗濯機もあります。
さらに、コインランドリーの場合は毛布や靴、カーペットなども洗濯可能です。仕上がり具合に関しても、家庭用よりふんわり仕上がります。
これらは次段の「コインランドリーのメリット」でも詳しく解説していきます。
コインランドリーのメリット
メリット①対応している洗濯物の種類が多い
コインランドリーでは衣類(TシャツやYシャツ、ズボン等)以外にも、以下のような洗濯も可能です。
・羽毛布団や毛布、こたつ布団など寝具
・カーペット、カーテンなどインテリア類
・スニーカーや運動靴などのシューズ
家庭では洗濯できないものを気軽に洗えるのは、コインランドリーならではのメリットですね。
ただし、コインランドリーでも対応していない洗濯物や、控えた方がいいものもあります。
以下のものはコインランドリーでも対応していないので注意しましょう。
・ウールやカシミア、シルクが100%の衣類
・合皮やレザーの靴
・キルティングのない布団
・汚物で汚れたもの
・動物用に使っているもの
・伝染性疾病者が利用していた衣類等
・水洗い不可のもの
メリット②家庭での洗濯よりもふんわり仕上がる
コインランドリーの「コイン式ガス衣類乾燥機」で洗濯物を乾燥させると、家庭で洗濯するよりもふんわり仕上がります。
コインランドリーによっては「コイン式ガス衣類乾燥機」を導入しているところもあります。ガスで燃焼させた風を送り、衣類を高速で乾燥させる乾燥機です。
大きなドラムの中で高温の風を送ることにより、しっかり天日干しさせた洗濯物のような仕上がりになります。
日当たりの悪い物件に住んでいる人、雨が続いて洗濯物が干せないときにはおすすめです。
布団類を乾燥させると、気持ちよく仕上がりますよ。
メリット③天候に関係なく洗濯できる
コインランドリーの大きなメリットの1つが、天候に関係なく洗濯できることです。
コインランドリーであれば、乾燥まですべて行えるので天日干しする必要がありません。
1人暮らしだと、家事に時間を使う余裕がない日もあるでしょう。さらに、浴室乾燥のついていない賃貸物件では、室内干しになることもしばしば。
そんなとき、コインランドリーであれば、天候とは関係なく空いた時間にまとめて洗濯を済ませられます。
メリット④時間帯を気にしなくてもいい
コインランドリーは24時間対応のところが多く、いつでも洗濯できます。
日中は忙しく洗濯できる時間がない人でも、コインランドリーを利用すれば深夜でも洗濯を済ませられます。
メリット⑤たくさんの量を一度に洗える
コインランドリーの洗濯機・乾燥機は20㎏を超える洗濯物にも対応しています。
1週間分の洗濯物が溜まっていても、まとめて洗濯できるのは嬉しいポイントです。
メリット⑥ダニ・花粉対策もできる
コインランドリーの「コイン式ガス衣類乾燥機」であれば、ダニを死滅させる50~60℃の熱を衣類に加えられます。
本来、天日干しでダニを除去する場合は、日の光で衣類の内部を50~60℃の温度まで上げなければなりません。
一方、コインランドリーの乾燥機は、この温度で乾燥させられるため、布団等の大型の洗濯物でもダニ対策に期待できます。
また、洗濯物を外に干した場合、花粉が付着する可能性があります。コインランドリーの乾燥機を利用すれば花粉の付着を気にしなくてもいいので、花粉症の人にもおすすめです。
メリット⑦洗剤・柔軟剤がいらない
最近のコインランドリーは、自動で必要な量の洗剤・柔軟剤を投入してくれるお店も多いです。
このタイプのコインランドリーの場合、洗剤と柔軟剤の費用も利用料金も含まれています。
自分で洗剤や柔軟剤を持っていく手間がかからず、適切な量で洗濯してくれます。
古い型の洗濯機を置いているコインランドリーでは、洗剤・柔軟剤の自動投入ができないケースもあります。
店内に洗剤の自動販売機を置いていることもありますが、このようなお店では一回分の洗剤・柔軟剤を持参しましょう。
コインランドリーを利用する際の注意点
コインランドリーには魅力的なメリットがいくつもありますが、注意すべき点もあります。
特に、初めてコインランドリーを利用する人はチェックしてみてください。
こだわりの洗剤・柔軟剤が使えないことも
洗剤や柔軟剤が自動投入式のコインランドリーの場合、自分が使いたい洗剤・柔軟剤は使えません。
洗剤・柔軟剤にこだわりのある人は、自宅で洗濯したあと、コインランドリーの乾燥機で乾かすというのがおすすめです。
洗濯機の容量に気を付ける
洗濯機の容量が大きいといっても限界はあります。ギュウギュウに詰め込みすぎると洗浄力が落ちたり、うまく乾燥できなかったりします。
特に、布団を洗濯する場合、シングルサイズは小型、ダブルサイズは中型の洗濯機・乾燥機がおすすめです。
サイズに迷ったときは、少しでも大きい洗濯機・乾燥機を選ぶようにしましょう。
店内のガイドラインは必ず読む
コインランドリーの店内には、洗濯できるもの・できないものの一覧表が貼ってあります。さらに、「一緒に洗うと洗濯機が壊れてしまう」といった旨の注意書きも張られています。
これらの注意書きを無視して洗濯機を壊した場合、あとから弁償を求められることもあるため注意しましょう。
基本的には、洗濯物の目安量が店内に記載されています。
容量を守らずに乾燥機を使ってしまうと、乾かしきれずに時間を延長してしまうこともあります。必要以上にお金がかかってしまうので、必ず目安量は守るようにしましょう。
洗濯ネットは持参する
洗濯で服を傷ませたくない場合は、洗濯ネットを持参しましょう。コインランドリーの洗濯機でも、脱水時に洗濯物が絡まって伸びてしまうこともあります。
また、コインランドリーは他の利用者もいるため、洗濯物が見られたくない場合にも洗濯ネットが有効です。
乾燥機では、洗濯ネットを外しておきましょう。ネット内で洗濯物が団子状態になっていると、衣類の内部まで乾燥しきれない恐れがあります。
まとめ
コインランドリーは洗濯を効率的かつ良質に仕上げてくれます。メリットは豊富なので、これまで利用したことのない人は一度利用してみてください。
洗濯物をふんわり仕上げたいときは、乾燥だけの利用もおすすめです。