一人暮らしで使えるアイロンの代わり(代用品)!シワ予防のコツも解説

一人暮らしで使えるアイロンの代わり(代用品)!シワ予防のコツも解説

投稿日:2025年2月11日 | 最終更新日:2025年2月11日

一人暮らしで使えるアイロンの代わり(代用品)!シワ予防のコツも解説

一人暮らしで使用頻度が低い場合、「アイロンを買うべきか」悩むかもしれません。

しかし、「冠婚葬祭への参列」「アイロンが壊れた」といった場合、ピンポイントでアイロンが必要になるケースもあります。

そこで今回は、「アイロンがなくても代わりとして使えるアイテム(代用品)」をご紹介します。アイロンの代用品にはメリット・デメリットがあるため、自分の状況と合わせつつ参考にしてみてください。

また、アイロンを持っていない人に向けて、「シワを予防するコツ」も解説します。衣類のシワを伸ばす手間やリスクを抑えるためにも、ポイントを頭に入れておきましょう。

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一人暮らしでアイロンの代わり(代用品)になるもの7選

代用品・代わり

一人暮らしで役に立つアイロンの代用品を7つ解説します。

   

アイロンが必要か迷っている人は、以下の記事もチェックしてみてくださいね。

一人暮らしにアイロンがいらない理由は?必要な人や代用方法も解説

シワ取りスプレー

シワ取りスプレーは、衣類に吹きかけるとシワが伸びやすくなるアイテムです

使い方

① 衣類から10~20cm離し、噴射する

② 全体が軽く湿るくらいが目安

③ 手で生地を伸ばす

          メリット          デメリット
・軽量かつコンパクトで、旅行や出張にも持っていける
・消臭や除菌効果がある
・熱に弱い素材にも使える
・深いシワには効果が薄い
・乾くまでに時間がかかる
・継続的に購入コストがかかる

シワ取りスプレーは時間・手間がかからず、誰でも・どこでも使えるアイテムです。出張や旅行など、アイロンのない場所でも手軽に使えます。

ただし、深いシワには効果が期待できないため、衣類の種類や用途に合わせて使い分けましょう。

フライパン(片手鍋)・やかん

フライパンを熱したり、やかんに熱湯を入れたり、調理器具の底面を熱することでアイロンの代用品として使えます

使い方

① 湿らせた布を衣服に当てる

② 熱したフライパン、もしくはお湯を入れたやかんを当て布の上に軽く置く

③ シワを伸ばすように動かす

          メリット          デメリット
・熱と重さでしっかりシワを伸ばせる
・自宅にある調理器具なので、すぐに使える
・温度調整が難しく、生地を傷める可能性がある
・底面が汚ないと、生地も汚れてしまう

フライパン・やかんの魅力は、誰でも手軽に使えることです。熱と重さがあるので、アイロンのようにシワを伸ばせます。

ただし、熱しすぎると生地が傷んだり、汚れたりするリスクがあるため、利用する際は十分に注意しましょう。

ヘアドライヤー

ヘアドライヤーの熱風を利用してシワを伸ばす方法もあります。

使い方

① シワの気になる部分を水で湿らせる

② シワを引っ張りながらドライヤーで乾かす

③ 仕上げに冷風をあてると、シワが戻りにくくなる

          メリット          デメリット
・宿泊施設に常備されており、出先でも使える
・熱を利用するため、シワが取れやすい
・熱によって生地を傷める可能性がある
・広範囲のシワを伸ばすのには向かない

ヘアアイロンは自宅やホテルなどで用意しやすく、緊急的にアイロンを代用できるアイテムです。

ただし、熱風でシワが伸びやすい反面、生地を傷めるリスクもあるので気を付けましょう。

ヘアアイロン

ヘアアイロンは温度設定の機能があるため、アイロンに近い方法で使用できます。

使い方

① ヘアアイロンを120~150℃の低温に設定する

② シワのある部分を挟む

③ ゆっくり滑らせてシワを伸ばす

          メリット          デメリット
・小さくて軽量なので、旅行先や出張にも持ち運びやすい
・温まるまでの時間が短いのですぐに使える
・高温に設定すると生地が傷む
・大きな衣類や広範囲のシワを伸ばすには時間がかかる
・素材によっては滑りにくく、生地に引っかかる

ヘアアイロンはコンパクトで持ち運びやすいため、出先にアイロンがなくても衣類の清潔感を維持できます。

ただし、大きな衣類には向いていないので、ハンカチやTシャツなど用途は限られます。

浴室の蒸気

浴室の蒸気を利用して、衣類のシワを取ることも可能です。

使い方

① 衣類をハンガーにかけ、浴室内の高い位置に吊るす

② 高温に設定したシャワーを流して、浴室全体を蒸気で満たす

③ 15~20分かけて、衣類に蒸気を浸透させる

④ 衣類を浴室から取り出し、手でシワを伸ばす

          メリット          デメリット
・複数枚、大きな衣類のシワ取りに適している
・生地が傷むリスクが少ない
・時間がかかるため、急ぎのときには不向き
・衣類に水滴が付着すると乾かす手間が増える

この方法は浴室に溜まった蒸気を利用するため、複数枚の衣類や大きいサイズでもシワを伸ばせます

ただし、シワが取れるまでに時間と手間がかかるため、「急な呼び出し」や「疲れて帰ってきたとき」には不向きです。

面倒な家事の手間を減らしたいときに実践してみましょう。

蒸しタオル

家庭にあるタオルを利用して、シワを伸ばす方法もあります。

使い方

① 清潔なタオルを湿らせる

② 電子レンジで1~2分加熱し、蒸しタオルを作る

③ 衣類を平らな場所に置き、蒸しタオルを押し当ててシワを伸ばす

④ 手で軽くシワを伸ばしてから、乾燥させる

          メリット          デメリット
・特別な道具を用意することなく、自宅にあるもので行える
・低温で行うため、生地が傷むリスクが少ない
・タオルを何度も加熱する必要があり時間がかかる
・厚手の生地には効果が出にくい

蒸しタオルを使ったシワ取りは、特別な道具を使わないので低コストな方法です。

ただし、時間がかかるうえに生地によっては効果が発揮されないこともあるため、1~2枚程度のTシャツ・Yシャツなど薄手の衣類を伸ばすときに使いましょう。

霧吹き×水

霧吹きと水でも衣類のシワを伸ばせます。

使い方

①衣類を平らな場所に広げ、シワのある部分に水を吹きかける

②手でシワを伸ばしながら整える

③ハンガーにかけて自然乾燥させる

          メリット          デメリット
・自宅にある道具でできるため低コスト
・高温を使用しないため生地にやさしい
・乾燥するまでに時間が必要
・厚手の生地には効果が出にくい

霧吹きは100円ショップでも購入できるため、手軽に試せる代用方法です。「手にやけどを負う」「生地を傷める」といったリスクもなく、アイロンがけが苦手に人におすすめできます

ただし、生地の厚さによっては効果がなかったり、乾かす時間がかかったりするため、YシャツやTシャツなど薄手の生地に使用しましょう。

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一人暮らしでアイロン台の代わり(代用品)になるもの

アイロン台

次項から、アイロン台の代わりとして使えるものを4つ解説していきます。

「収納場所に困る」「あまり使わないものにお金をかけたくない」といった人は参考にしてみてください。

硬めの座布団

硬めの座布団にタオルや布を敷くだけで、アイロン台の代わりとして活用できます。

ただし、柔らかい座布団では衣類が沈むため、思うようにシワが取れません。さらに、化学繊維の使われた座布団は熱で溶けるリスクもあります。

座布団をアイロン台の代用にする際は、硬い木綿素材を使用しましょう。

バスタオル

自宅にあるバスタオルをアイロン台の代わりにする方法もあります。

使い方

①床やテーブルなどの平らな場所に、清潔なバスタオルを2~3枚重ねる

②バスタオルの上に衣類を広げて、アイロンをかける

          メリット          デメリット
・普段使っているバスタオルですぐ試せる
・重ねることで使いやすい厚さに調整できる
・バスタオルは滑りやすく、安定性に注意が必要
・アイロンの熱によってバスタオルが摩耗する可能性がある

この方法はバスタオル2~3枚あれば今からでも試せます。アイロン台の収納場所を気にする必要もなく、1Rや1Kに住んでいる人にもおすすめです。

ただし、安定性はあまりよくないため、床やテーブルの上など安定した場所で使用しましょう。

厚手の布×段ボール

自宅に厚手の布と段ボールがある場合は、これらを組み合わせてアイロン台の代わりに活用できます。

使い方

① 段ボールを適当な大きさにカットし、厚手の布をかける

② 布の上に衣類を広げて、アイロンをかける

          メリット          デメリット
・段ボールをカットする際、好きな大きさに調整できる
・バスタオルや座布団など、普段使いするものを傷めない
・厚めのダンボールが必須
・段ボールをカットする手間がかかる

段ボールは必要に応じてサイズを調整できるため、大きいサイズの衣類のアイロンがけにも向いています。さらに、バスタオルや座布団などを代用品として使うより、リスクも少ないですよ。

ただし、アイロンが段ボールに直接触れると発火する恐れがあるので、必ず厚手の布を敷き、十分に注意して使いましょう。

アイロンマット

アイロンマットとは、アイロン台の代わりとして使用できるコンパクトな耐熱性マットのことです。使わないときは折りたためるため、収納スペースを取りません。

購入費はかかりますが、1,000~2,000円の手ごろな価格で購入できます

「頻繁な出張でアイロン台が使えない」「自宅の収納スペースが狭い」などの人は、アイロンマットがおすすめです。

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アイロンの代わり(代用品)を使う人必見!シワ予防のコツ

ポイント・コツ

できるだけシワを予防するコツを解説していきます。次項のコツを意識するだけで、シワを伸ばす手間が少なくなり、家事の負担解消にもつながります。

洗濯機に衣類を詰め込まない

洗濯機で衣類を洗うときは、6~7割の容量に抑えましょう。洗濯槽内に余裕ができると洗濯物同士の摩擦が減り、シワを減らせますよ。

また、衣類の詰め込みが解消されると洗浄力も上がるため、衣類をより清潔に保てます。

干す前にシワを伸ばす

洗濯が終わったあとの衣類は放置せず、すぐに洗濯機から取り出して干しましょう。衣類を洗濯機に放置するとシワが定着します。

また、洗濯物を干すときは、十分にシワを伸ばすとアイロンがけの負担が軽減されます。

シワを伸ばす干し方

① 衣類を両手で持って大きく振り、大まかなシワを取る

② ハンガーに吊るして、形を整える

③ 手で叩いて、小さなシワを伸ばす

洗濯物を干すときに丁寧にシワを取っておくと、乾いた後に伸ばす手間が少なくなりますよ。また、縫い目のシワ伸ばしを意識すると、型崩れの予防にもつながります。

シャツやブラウスは畳まない

シャツやブラウスなどの衣類は畳んで保管するとシワがつきやすくなるため、ハンガーに吊るした状態での保管がおすすめです。

ただし、セーターやTシャツなど衣類によっては、針金のような細いハンガーを使用すると型崩れを起こす場合があります。なるべく幅の広いハンガーを使用しましょう。

シワになりにくい衣類を買う

シワになりにくい衣類を選ぶことで、アイロンがけの手間を減らせます。「シワの付きやすさ」は素材によって異なるため、使われている素材に着目して衣類を選びましょう

シワになりやすい素材

・リネン(麻)

・コットン(綿)

シワになりにくい素材

・ポリエステル

・ナイロン

コットンのようにシワができやすい生地を使っていても、合成繊維と混紡したり防止加工を施したり、シワになりにくい衣類もあります。

衣類を選ぶときには、商品概要やタグもチェックしてみましょう。

 

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アイロンの代わり(代用品)でできる!裾上げ・ワッペンの付け方

やり方・方法

アイロンはシワを伸ばすだけでなく、裾上げをしたり、ワッペンを付けたりする場合にも使用しますよね。

次項では、アイロンの代用品を使って、裾上げやワッペン付けをする方法をご紹介します。

ワッペンの付け方

アイロンの代わりに「ヘアアイロン」を使ったワッペンの付け方を解説します。

ワッペンの付け方

① ヘアアイロンを150~170℃に温める

② ヘアアイロンの触れる場所に当て布をして、ワッペンを挟み込む

③ 5分程度放置してから、接着しているかを確認する

④ 接着があまい場合は、様子を見ながら時間を伸ばす

ヘアアイロンはアイロンと同様に温度を調整できるため、ワッペンを付けやすいアイテムです。ただし、ヘアアイロンで挟めないほど分厚いワッペンには使用できません。

また、温度が高くなりすぎると衣類やワッペンが焦げたり、傷んだりするため、適温を守って使用しましょう。

裾上げの方法

スカートやズボンの裾上げをしたいときには「裾上げテープ」を使用すると便利です。

裾上げの方法

① アイロン不要の裾上げテープを必要な長さにカットする

② はく離紙をつけたまま、押し付けるように裾へ貼り付ける

③ はく離をはがし、粘着面をもう片方の貼りたいところに貼り付ける

④ 上から強めに押さえる

裾上げテープは、時間が経つにつれて接着が強くなります。着用や洗濯は24時間以上経ってからにしましょう

ただし、製品によっては「アイロン使用」「ミシン使用」など、必要な道具が異なるため、購入する際は説明を確認してくださいね。

 

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一人暮らしで不要になったアイロンの処分方法

処分・処分方法

「アイロンが故障した」「購入したものの全く使わなかった」などが理由でアイロンを処分したい人に向けて、処分方法をご紹介します。

アイロンの処分方法

項目 処分先 処分方法
自治体で回収 自治体 ・燃えないゴミ
・粗大ゴミ
小型家電リサイクルの回収ボックス 自治体 ・回収対象か確認して処分
リサイクルショップに買取依頼 リサイクルショップ ・店舗への持ち込み
・出張買取
フリマアプリに出品 購入者 ・購入者へ配送
※配送費用は自己負担
不用品回収サービスで回収 不用品回収業者 ・自宅へ出張してもらう
・業者に持ち込む

アイロンは一般的に燃えないゴミとして処分できます。指定の回収日に出すだけなので、手続きや持ち運びの手間はかからず、処分費用もかかりません

ただし、燃えないゴミのサイズ規定は自治体によって異なり、サイズをオーバーすると粗大ゴミ(処分手数料あり)として処分する必要があります。

お住まいの市区町村のホームページを見て、何ゴミに該当するのかを確認しましょう。

 

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一人暮らし×アイロンの代わりに関するQ&A

よくある質問・Q&A

一人暮らしのアイロンについてのQ&Aをご紹介します。気になるポイントに目を通してみてくださいね。

アイロンが必要な人は?

「アイロンが必要な人」の特徴は次のとおりです。

アイロンが必要な人

・スーツやワイシャツを日常的に着る人

・営業職の人

・就職活動中の人

・冠婚葬祭に参列する機会が増える人

仕事柄、清潔感を求められる場合はアイロンを持っていると便利です。スーツやYシャツを清潔な状態に保てるため、仕事先や同僚からよい印象を持たれやすいでしょう。

また、年齢的に結婚する知人・友人が増える場合なども、アイロンがあると自宅で身支を整えられるので、安心して参列できます。

一人暮らしにアイロンがいらない理由は?必要な人や代用方法も解説

アイロンはどこに収納する?

アイロンが収納しやすい場所をいくつかご紹介します。

主な収納場所

・クローゼット

・押し入れ

・収納ボックス

・ベットの下

1Kや1Rの部屋で一人暮らしをしていると、収納スペースの確保が難しいですよね。クローゼットや押し入れなどにアイロンを収納する場合は、あらかじめサイズを確認し、収まるかどうか確認しましょう。

アイロンや洗濯がめんどうな人はどうすればいい?

アイロンや洗濯がめんどうな人におすすめなのは「ノンアイロンシャツ」です。

ノンアイロンシャツとは

・洗濯後に干すだけでシワが付きにくくなる

・低価格ブランドやオンラインショップで購入可能

アイロンをかける必要がないため、乾いたらすぐに着られます。手軽に購入できるので、用途に応じて数枚持っていると、アイロンがなくても安心ですね。

社会人ならアイロンは持っていた方が無難

アイロンはシワ取りスプレーやヘアドライヤー、蒸しタオルなどでも代用できます。身近なものでシワを伸ばせるため、「出張先にアイロンがない」「アイロンが壊れた」といったときも活用できるでしょう。

しかし、社会人になると、仕事や冠婚葬祭などで「社会人としての身だしなみ」として、清潔な服装が求められるケースもあります。そのため、一人暮らしでもアイロンは持っていた方が無難でしょう。

代用方法はあくまでも「アイロンの代わり」なので、仕上がり具合は期待できません

ライフスタイルや使用頻度などを考慮したうえで、アイロンを購入するか検討しましょう。

一人暮らしにアイロンがいらない理由は?必要な人や代用方法も解説

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