投稿日：2024年9月2日 | 最終更新日：2024年9月4日
一人暮らしの洗濯は、めんどくさい家事の代表格です。しかし、週2～3回ほどの頻度で行わなければ、きれいな衣類を着回しできません。
そこで今回は、「めんどくさい洗濯の手間を減らす8つの方法」を解説します。プライベートな時間を確保するためにも、手間の省略＆時短化できる方法を身に付けましょう。
また、どうしても週1回しか洗濯できない人に向け、「まとめ洗いのポイント」も解説します。
まとめ洗いは、やり方を間違えると嫌な臭いを残してしまいます。手間とリスクを抑えるためにも、ポイントを頭に入れておきましょう。
手間を減らす方法を知ることで、「家事のストレスを軽減」「自由な休日を満喫する」ことにつながります。
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一人暮らしの洗濯がめんどくさい理由は？
一人暮らしの洗濯がめんどくさい理由は、家事としての工程が多すぎるためです。衣類の仕分けや洗剤・柔軟剤の量を調整、干す・取り込むなど、洗濯にはいくつもの工程があります。
中でも、干す・取り込む作業は時間がかかるほか、天候によって左右されるため、煩わしさも感じるでしょう。
実際、以下のアンケート結果では、「洗濯物を干す・取り込む」が嫌いな家事10位以内にランクインしています。
※出典：LINEリサーチ
干す作業は、洗濯が終わるまで待つ必要があるほか、洗濯物をハンガーに通したり、ハンガーピンチに下着を吊るしたり、手間がかかります。
取り込む際も、ハンガーから外す、畳む、しまう、といった工程があるため、洗濯は家事の中でも特に工程が多いと言えるでしょう。
逆に言うと、これらの工程を改善できれば、洗濯をめんどうに感じることもなくなります。
＞＞めんどくさい洗濯の手間を減らす8つの方法では、洗濯の手間を減らす方法について解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
一人暮らしの洗濯は週2～3回が一般的
シャツやインナーの着回しを考慮して、一人暮らしの洗濯は週に2～3回が一般的な回数です。
洗濯を週2～3回行うメリット
✓ 洗濯機を圧迫せず、衣類をきれいに洗える
✓ 省スペースに洗濯物を干せる
✓ 衣類のストックを過剰に用意する必要がない
✓ 汚れた衣類を放置する期間が短く、雑菌・カビの繁殖を防ぎやすい
洗濯がめんどくさいと感じても、全く洗濯しないわけにはいきません。回数が少なすぎては、衣類の着回しができずに困ってしまうでしょう。
また、洗濯槽に放置した衣類は、汗・皮脂などが原因で雑菌・カビが繁殖しやすい環境です。
しかし、どうしても洗濯がめんどうに感じる人は、＞＞めんどくさい洗濯の手間を減らす8つの方法を参考にしてみてください。
めんどくさい洗濯の手間を減らす8つの方法
めんどくさい洗濯の手間を減らす方法を8つ解説します。
一人暮らしはすべての家事を自分でこなす必要があります。少しでも自分の時間を確保するためにも、家事の効率化を目指しましょう。
洗濯機の時短コースで効率化
洗濯機の時短コースは、通常の洗濯より20～30分の時間を節約できます。一般的な洗濯機は、以下の流れで洗濯を行います。
洗濯機の流れ
1. 洗い（15～20分）
2. すすぎ（15～20分）
3. 脱水（5～10分）
4. すすぎ（15～20分）
5. 脱水（5～10分）
製品により差はあるものの、すべての工程で50～60分はかかります。
しかし、時短コースはすすぎ・脱水が1回になるため、35～50分ほどに短縮されます。
洗濯の待ち時間を短縮したい場合は、時短コースも積極的に活用しましょう。
時短コースの注意点
時短コースは、すすぎの回数が省略されるため、ひどい汚れは落ち切らない可能性があります。
洗濯物の量を減らす、洗剤の種類を変えるなど、少しでも汚れが落ちやすい工夫も行いましょう。
シワになりにくい衣類を選ぶ
ノンアイロンシャツなど、シワになりにくい衣類を選ぶことで、アイロンの手間を省けます。
著者自身、日々の仕事でシャツを着用していましたが、基本的にはノンアイロンシャツでした。取り込んでからアイロンをかける必要がないため、ハンガーごとクローゼットに収納するだけで済みます。
めんどうな家事は、アイテムの利便性を活用すると手間を省けます。
ハンガーごとクローゼットに入れる
シャツに限らず、衣類はハンガーごとクローゼットに入れることで、「畳む・しまう」の手間を省けます。
ただし、シワが残りやすいため、以下のポイントを押さえましょう。
シワを防ぐポイント
✓ 一つの洗濯ネットには1着の衣類を入れる
✓ 強めに振ってシワを伸ばしてから干す
✓ シャツは厚みのあるハンガーで型崩れを防ぐ
✓ ズボンやスカートはウエスト部分を下に向けて干す
シワを防ぎたい衣類は、洗濯ネットに入れて他の衣類と絡ませないようにしましょう。
ただし、一つの洗濯ネットに複数の衣類を入れると、繊維同士がこすれて傷みやすいので注意してください。
洗濯ネットを使って干す作業を時短化
洗濯ネットを使うことで、絡まった洗濯物をほどく手間がなくなり、干す作業を時短化できます。とくにYシャツやスラックスなど、袖・裾の長い衣類は洗濯中に絡まりやすいです。
そのため、1つの洗濯ネットに1着の衣類を入れ、洗濯物の絡まり・シワを防ぎましょう。大きさ別に洗濯ネットを複数購入しておくと、衣類の種類に応じて使い分けられます。
柔軟剤で衣類を取り出しやすく
柔軟剤には衣類の「すべり」を良くする効果もあり、絡まり防止に期待できます。
脱水後の衣類は水分を含み、絡まりをほどくだけでも一苦労です。少しでも洗濯の手間を省くためにも、柔軟剤を使用しましょう。
また、柔軟剤は衣類の臭いを予防したり、ふんわりと仕上げたり、ほかのメリットもあります。洗濯のクオリティアップのためにも、柔軟剤はおすすめです。
乾燥機能付きの洗濯機を買う
乾燥機能付きの洗濯機であれば、放置するだけで洗濯〜乾燥まで終わらせられます。干す作業がなくなるため、めんどくさい作業の大半を省略できるでしょう。
乾燥機能の容量は洗い・脱水の半分程度ですが、一人暮らし分の洗濯物であれば十分に収まります。
ただし、乾燥機能は対応する繊維に制限があり、綿・麻などは傷み・縮みなどのリスクがあります。普段着用する衣類とも照らし合わせつつ、購入を検討してみてください。
以下の記事では、ドラム式洗濯機（乾燥機能付き）のメリット・デメリットを解説しています。購入を検討する際は、ぜひ参考にしてみてください。
布類の種類・量を減らす
布類の種類・量を減らすことで、めんどうな洗濯の手間を軽減させられます。
減らせる布類
✓ 玄関マット → なくす
✓ トイレカバー → 100均の使い捨て or なくす
✓ バスマット → 珪藻土バスマット
✓ カーテン → ブラインドカーテン
上記は、実際に著者も体験しました。
とくにバスマット・カーテンは、洗濯槽を圧迫するほどサイズが大きいです。複数回にわけて洗濯する手間をかけないためにも、珪藻土バスマットやブラインドなどへの入れ替えも検討しましょう。
もちろん、各代用品も日頃の掃除で清潔を保つ必要はあります。しかし、個人的には洗濯の手間・負担を軽くする方が、自分の時間を確保しやすいのでメリットはあるかと思います。
上記以外にも、タオル類のサイズを小さくしたり、速乾性のある衣類を購入したり、干すスペース・手間を軽減させる方法はあります。
洗濯用の便利グッズを使う
洗濯用の便利グッズを使うことで、洗濯・干す・取り込む作業を時短化できます。
たとえば、引っ張るだけで取り込めるピンチハンガーを使えば、取り込む作業時間は約1/2まで短縮されると言われています。
「シーツを干すスペースの確保がめんどくさい」「ハンガーを一つずつ取り込むのが大変」といった人は、ぜひ便利グッズの使用も検討してみてください。
めんどくさい洗濯を週1回にまとめるポイント
「週2～3回も洗濯できない」「どの方法でも洗濯はめんどう」といった人は、「週1回のまとめ洗い」で洗濯を済ませましょう。
ただし、まとめ洗いにはポイントがあり、知らないままではきれいな洗濯ができません。次項で解説するポイントに目を通し、最低限の回数で高クオリティな洗濯を目指しましょう。
汚れた衣類は洗濯槽に溜めない
皮脂や汗の付いた衣類を洗濯槽に放置すると、雑菌繁殖の温床となり、嫌な臭いが染みつきやすくなります。
洗濯槽内は通気性が悪く、汗による湿気もこもりがちです。洗濯しても臭いが落ちない可能性もあるため、洗濯槽に汚れた衣類を溜めないようにしましょう。
詳しくは以下の記事でも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
洗濯後の衣類を放置しない
洗濯後の衣類を放置しても、雑菌は繁殖するので注意してください。
放置された衣類からは、部屋干しなどで言われる「生乾き臭」が発生します。生乾き臭とは、繁殖した雑菌の排泄物の臭いです。
湿気の溜まった洗濯槽は雑菌の繁殖する条件が整いやすいため、速やかに洗濯物を干しましょう。
洗濯機に衣類を詰め込まない
洗濯機に衣類を詰め込むと隙間が狭くなり、洗浄力の低下につながります。洗濯機の「洗い」は、衣類同士をこすり合わせたり、底にたたきつけたり、隙間があって初めて洗浄できる仕組みです。
そのため、衣類の量は、洗濯機の最大容量6～7割（内側の銀色が見えるくらい）に留めて、洗浄力を落とさないよう注意しましょう。まとめ洗いの際は、2～3回にわけて洗濯することも想定してください。
一人暮らしの洗濯がめんどくさい人は「家事代行」もおすすめ！
一人暮らしの洗濯がめんどくさい人は、「家事代行」でプロに洗濯をお願いしましょう。
家事代行とは、文字通り自宅の家事をプロの業者が代行してくれるサービスです。洗濯はもちろん、料理や掃除、買い出しなども任せられます。
料金は、主に月額制・スポット（1回の利用）のどちらかで決まります。1ヶ月あたり10,000円以上は必要なので、決して安くはありません。
しかし、「洗濯物をシワなく仕上げる」「プロレベルの料理が食べられる」など、決して損はしないサービス内容です。
本ページからの申し込みで、家事代行サービス「ベアーズ」を初回9,900円から利用できます。洗濯を含め、自宅の家事がままならない人は検討してみてください。
まとめ
めんどくさい洗濯は、洗濯機の時短機能や便利グッズ、ノンアイロンシャツなどを活用して時短化しましょう。洗濯がめんどくさい理由は、「洗い〜取り込み」までの時間・工程が長いためです。
洗いの時間や干す手間、取り込んだ後のアイロンがけなどを省略できれば、めんどうに感じる原因をいくつか取り除けます。
＞＞めんどくさい洗濯の手間を減らす8つの方法を参考に、できるところから試してみましょう。
それぞれの方法を習慣化することで、「めんどくさい」と感じにくい洗濯を実践できるでしょう。
