投稿日:2024年2月22日 | 最終更新日:2024年2月22日
炊飯器は必ずしも必須な家電とは言えないため、「本当に必要なの?」「邪魔になるだけかも」など判断に迷うかもしれません。
そこで今回は「一人暮らしに炊飯器はいらないのか?」にフォーカスし、いらないと言われる理由や炊飯器がひらない人・必要な人などを解説します。
炊飯器を使うメリットも解説しているので、判断に迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
また、「炊飯器はいらない」と思う人は、「炊飯器の代用品5種類」もチェックしておきましょう。
代用品の中には手軽に試せる方法もあるので、自分に炊飯器が必要かどうか判断しやすくなります。
なぜ一人暮らしに炊飯器はいらないと言われるのか?
なぜ一人暮らしに炊飯器はいらないと言われるのか、その主な理由について見ていきましょう。
共感できない部分がある場合、あなたにとって炊飯器は必要な家電かもしれません。
判断が難しい場合は、以下も参考にしてみてください。
初期費用がかかる
炊飯器の価格はピンキリですが、美味しいご飯を食べようと思うと2万円以上のモデルを購入しなければなりません。
しかし、一人暮らしでは、お惣菜やお弁当などを利用するため、毎日ご飯を炊かないケースも多いでしょう
炊飯器の利用頻度が低い人にとって、炊飯器の初期費用を無駄に感じるかもしれません。
また、安い炊飯器でも、電気代や水道代がかかります。
少しでも節約して貯金にまわしたい場合、初期費用+ランニングコストを考えると不要と判断されるようです。
設置スペースが必要
一人暮らしの場合、1Rや1Kなどに住む人も多くスペースに限りがあるため、炊飯器の設置場所を確保するのが難しい人もいます。
一人暮らし向けの炊飯器(3合炊き)は、横幅約25㎝、奥行約30㎝ほどの大きさがあります。
ガスコンロの近くは熱の影響を受けやすく、不安定な場所にも置けません。
安定したスペースを1R・1Kで確保する場合、キッチンの周囲に棚を置いたり、どこかに収納して使うときに出したり、手間や費用がかかります。
他の家電や調理器具を置くスペースも減ってしまうため、「炊飯器はいらない」と判断する人もいます。
炊飯器の代用品がある
炊飯器がなくても、自宅でご飯を食べる方法はあります。
たとえば、鍋やフライパンでお米を炊く、レトルト食品を使うなどです。
手間はかかりますが、設置スペースを確保する必要がなく、炊飯器の購入費用もかかりません。
「たまには自宅でご飯を食べたい」といった人であれば、代用品でも問題ないようですね。
炊飯器の手入れが面倒
炊飯器は内窯や内蓋・外蓋(蒸気の出る部分)などを定期的に洗わなければ、不衛生な状態でご飯を炊いてしまいます。
ご飯を炊いた後も毎回、内窯を洗う必要があるため、面倒に感じる人もいるでしょう。
一人暮らしの場合、忙しくて手入れをする時間がないこともあります。
そのため、炊飯器を使わないで済むなら、使わない方が楽という考え方もあるようです。
一人暮らしで炊飯器を使うメリット
次項では、炊飯器を使うメリットについて解説します。
前述した「いらない理由」に納得できなかった人は、次項のメリットで「炊飯器を買うべき理由」を見つけましょう。
帰宅後すぐに美味しいご飯が食べられる
炊飯器には、早炊きや炊飯予約などの機能を搭載したモデルもあり、帰宅後すぐに炊き立てのご飯が食べられます。
また、土鍋やフライパンで炊くのはコツが必要で、炊き上がりにムラが出るケースもあります。
しかし、炊飯器は必ず同じクオリティで炊き上がるので、手間なく美味しいご飯が食べられるのは嬉しいですよね。
コンロを占領しなくて済む
炊飯器であればコンロを使う必要がないので、他の料理を作りながらご飯が炊けます。
土鍋やフライパンは、少なくとも30分ほどはコンロを占領します。
一人暮らしの場合、1口コンロを使っている人もいるでしょう。
しかし、炊飯器は他の料理を作っている最中にご飯が炊けます。
調理時間を調節できれば、ちょうど良いタイミングで料理が完成しますよね。
スペースが限られる一人暮らしだからこそ、炊飯器は必須の家電と言えます。
他の料理も作れる
炊飯器は、煮物やスープ、ケーキなど他の調理にも使える優れた家電です。
基本的には、具材を入れてスイッチを押すだけなので、忙しい人も簡単に自炊が楽しめますよ。
ご飯は「あらかじめ炊いておく」「レトルトで済ませる」など工夫すれば、時短調理で自炊できるでしょう。
自炊の幅を広げたい人にとって、炊飯器はメリットのある家電です。
食費を抑えられる
炊飯器を購入すると外食・お弁当などを買う機会が減って、食費を抑えられます。
もちろん個人差はあるでしょうが、著者の場合は必ずご飯を炊くようにしていたので、簡単なおかずを一品作って、足りない分はお惣菜を足していました。
お弁当を買うより安く済むため、食費の節約につながります。
自炊と外食・中食のコスト比較は以下の記事でも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
一人暮らしで炊飯器がいらない人・必要な人
一人暮らしで炊飯器が「いらない人」「必要な人」について解説します。
自分のライフスタイルと照らし合わせながら、炊飯器を購入すべきか判断してみましょう。
炊飯器がいらない人の特徴
一人暮らしで炊飯器がいらない人の特徴は次のとおりです。
炊飯器がいらない人
・お米を食べる習慣が少ない
・自炊をしない、面倒くさい
・自炊はするけど、フライパンや他の調理器具で間に合っている
・キッチン周りのスペースが限られている(棚を置くスペースもない)
・お米を洗ったり、炊飯器を掃除したり、手間をかけたくない
外食や中食(お弁当やお惣菜)で済ます人は、炊飯器を買っても使う機会が少ないかもしれません。
キッチンのスペースが限られている人も、設置場所に困るので炊飯器が邪魔になる可能性もあります。
また、炊飯器は代用品もいくつかあるため、あえて購入する必要がない人もいます。
代用品については「炊飯器の代用品5パターン」で解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
炊飯器が必要な人の特徴
一人暮らしで炊飯器が必要な人の特徴は次のとおりです。
炊飯器が必要な人
・お米を食べる習慣がある人
・おかゆや雑穀米なども食べる人
・習慣的に自炊をしている人
・料理のバリエーションを増やしたい人
・炊き立てのご飯は食べたいが、手間をかけたくない人
炊飯器は手間をかけず、炊き立てのご飯が食べられる調理家電です。
ご飯を食べる習慣がある人はもちろん、手間をかけずに美味しいご飯が食べたい人にも炊飯器は必要な家電と言えます。
また、炊飯器は他の料理も調理できるため、料理のバリエーションを増やしたい人にも炊飯器はおすすめです。
炊飯器の代用品5種類
炊飯器の代用品を5種類紹介します。
使い方やメリットも含めて解説するので、炊飯器を買おうか迷っている人は、代用品を試してから判断してみてください。
代用品を問題なく使える場合は、炊飯器がいらないかもしれません。
土鍋
土鍋は熱伝導効率が良く、水分を逃がさずにご飯をふっくらと炊き上げられる調理器具です。
土鍋を使ったご飯の炊き方を見ていきましょう。
土鍋の使い方
1.米を洗う
2.浸水させる(30分ほど水に浸す)
3.米と水を土鍋に入れて強火にかける(水は指を入れて第一関節が浸るくらいの量)
4.沸騰したら弱火にして15分ほど蒸らす
5.火を止めてさらに10分ほど蒸らしたら完成
土鍋のメリットは、炊飯器よりも短時間でご飯がふっくら炊き上がることです。
ミドル~ハイモデルの炊飯器のような炊き上がりなので、美味しいご飯を食べたい人におすすめできます。
電気圧力鍋
電気圧力鍋は、数分~数十分でご飯が炊ける調理器具です。
電気圧力鍋を使ったご飯の炊き方を見ていきましょう。
電気圧力鍋の使い方
1.研いだお米を浸水させる(約30分水に浸す)
2.規定量の水と米を圧力鍋に入れ強火にかける
3.圧力がかかってから3~5分待つ
4.火を止めて10分蒸らして完成
浸水を省いて調理した場合、10分程度でご飯が炊けます。
時間の節約になるほか、炊飯器をキッチンの周りに設置する必要もありません。
他の料理にも使えるので、炊飯器の代用品として検討してみましょう。
フライパンや鍋
フライパンや鍋であれば、他の調理器具を用意する必要もありません。
ご飯の炊き方を見ていきましょう。
フライパン・鍋の使い方
1.研いだお米を浸水させる(約30分水に浸す)
2.米と水を入れる(水は指の第一関節が浸かるくらい)
3.蓋をして強火にかける
4.沸騰したら弱火にして5分加熱
5.再度、強火で1分加熱して火を止める
6.蓋をしたまま10分蒸らして完成
フライパンや鍋の場合、わざわざ他の調理器具を用意する必要がないため、手軽にご飯が炊けます。
お好みの硬さや味付けの調整もできるので、バリエーションも増やせるでしょう。
「炊飯器なしの生活を試したい」「他の調理器具にお金をかけたくない」といった人は、この方法を試してみてください。
パックご飯
パックご飯は、スーパーやコンビニなどで手軽に手に入るレトルト食品です。
電子レンジで温めるだけなので、失敗することもありません。
料理が苦手な人でも、簡単に美味しいご飯が食べられます。
コストはかかるものの、「自炊の習慣がない」「料理するのは面倒くさい」といった人におすすめです。
電子レンジ調理器
電子レンジ調理器は、電子レンジで加熱するだけでご飯が炊ける専用容器です。
使い方を見ていきましょう。
電子レンジ調理器の使い方
1.研いだお米と水を容器の中に入れる(分量は説明書に従う)
2.蓋をして電子レンジで加熱する
3.加熱後に数分蒸らして完成
電子レンジ調理器でご飯を炊くメリットは、手間とお金がかからないこと、洗い物が少ないことです。
調理器は100円ショップでも購入できるため、他の調理器具よりも費用がかかりません。
「たまにご飯が食べたい」「少しでもお金をかけたくない」といった人におすすめです。
ご飯が食べたい人は炊飯器を買おう!
電気圧力鍋の使い方
1.研いだお米を浸水させる(約30分水に浸す)
2.規定量の水と米を圧力鍋に入れ強火にかける
3.圧力がかかってから3~5分待つ
4.火を止めて10分蒸らして完成
電気圧力鍋の使い方
1.研いだお米を浸水させる(約30分水に浸す)
2.規定量の水と米を圧力鍋に入れ強火にかける
3.圧力がかかってから3~5分待つ
4.火を止めて10分蒸らして完成
電気圧力鍋の使い方
1.研いだお米を浸水させる(約30分水に浸す)
2.規定量の水と米を圧力鍋に入れ強火にかける
3.圧力がかかってから3~5分待つ
4.火を止めて10分蒸らして完成
電気圧力鍋の使い方
1.研いだお米を浸水させる(約30分水に浸す)
2.規定量の水と米を圧力鍋に入れ強火にかける
3.圧力がかかってから3~5分待つ
4.火を止めて10分蒸らして完成