一人暮らしに必要な米は何キロ?1ヶ月の消費量や保存方法を解説

一人暮らしに必要な米は何キロ?1ヶ月の消費量や保存方法を解説

投稿日:2024年5月24日 | 最終更新日:2024年9月24日

一人暮らしに必要な米は何キロ?1ヶ月の消費量や保存方法を解説

一人暮らしを始めると、「お米って何キロ買えばいいの?」と疑問に思うかもしれません。

実際、大量にまとめ買いしても、自炊の頻度が低ければお米をダメにしてしまうでしょう。

そこで今回は、一人暮らしにおけるお米の消費量や保存方法を解説します。1ヶ月あたり何キロ消費するのか、量別の消費日数などを解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

 

また、おすすめの購入先も解説しています。購入先別のメリット・デメリットも解説するので、価格・品質・利便性などをチェックしてみましょう。

お米の必要量がわかれば、余計な費用をかけず、自宅での保管スペースも圧迫しにくくなります。

 

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一人暮らしではお米を何キロ消費する?

ご飯・食事の消費量

定期的に適正な量のお米を購入できるよう、一人暮らしではお米を何キロ消費するのか解説します。

1ヶ月あたりの消費量量別の消費日数を見ていきましょう。

一人暮らしでは1ヶ月あたり約2~7キロのお米を消費する

以下の前提条件をもとに、自炊のパターン別にお米の消費量を解説します。

前提条件(お米の量)

・炊飯前(1合)   :約150g

・炊飯後(1合)   :約300~350g

・炊飯前(お茶碗1杯):約75g

・炊飯後(お茶碗1杯):約150g

 

1食でお茶碗1杯(約150g)を食べる場合、1合炊き(約300〜350g)は約2食分に相当します。

 

お米の消費量(炊飯前)

自炊のパターン1ヶ月あたり1年あたり
1日1食分を自炊約2.25㎏約27㎏
1日2食分を自炊約4.5㎏約54㎏
1日3食分を自炊約6.75㎏約81㎏

一般的に、お米は2㎏や5㎏、10㎏などの単位で販売されています。毎食自炊する場合、10㎏のお米を購入すれば1〜2ヶ月で消費するでしょう。

 

もちろん、外食や中食(お弁当やお惣菜)をする日もあるかと思います。一度の外食・中食が自炊と置き換わった場合、75g分のお米が余ります。

外食・中食の回数 × 75g」の量を上記表から減算して、毎月の購入量を想定してみてください。

1キロ・2キロ・5キロ・10キロのお米の消費日数

お米の量別に、消費日数を解説します。

1食あたりの消費量を75gとして見ていきましょう。

お米の消費日数

自炊の頻度1キロ2キロ5キロ10キロ
1日1食13日26日66日133日
1日2食6日13日33日66日
1日3食4日8日22日44日

前述したとおり、外食・中食の頻度によって消費日数は変動します。

上記はあくまでも目安として、お米の購入量をイメージしてみましょう。

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お米が美味しく食べられるのは精米後1~2ヶ月

賞味期限・消費期間

お米には賞味期限・消費期限が設定されていませんが、美味しく食べられるのは精米から1〜2ヶ月後までです。

お米は精米の後から徐々に劣化が始まります。保存状態が悪ければカビが発生し、食べられない状態になるリスクもあるので注意しなければなりません。

劣化具合は気温や湿度によっても左右されますが、1〜2ヶ月を目安に消費できる量を購入しましょう。

次項では、お米を美味しく保存する方法について解説します。

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お米を美味しく保存する方法

食材の保存方法

お米を放置しすぎるとカビや虫が発生し、食べられなくなってしまいます。少しでも長持ちさせるために、美味しく保存する方法を解説します。

 

【関連記事】【一人暮らしのお米】2キロ・5キロの保存方法は?適正な購入量も解説

炊飯前

炊飯前のお米を保存する場合は、鮮度を他を保つために以下のポイントを押さえましょう。

お米の保存方法

・カビや虫の被害に遭わないよう、密閉された容器にお米を入れる

・容器の保管場所は、冷蔵庫など高温多湿が避けられる場所

購入してきたお米の袋には穴が開きやすく、カビや虫だけでなく、臭い移りの恐れもあります。ジップロックやペットボトルなど、密閉できる容器で保存しましょう。

また、お米は高温多湿が苦手です。直射日光はもちろん、屋内にそのまま保存するのもおすすめできません。

温度差で結露ができると、お米にカビが生えるリスクもあります。そのため、低温低湿で保存できる冷蔵庫がおすすめです。

保存のポイント

米びつで保存する場合は、お米用の防虫剤も一緒に入れておきましょう。

著者の場合、何の対策もせずに放置してしまい、虫が発生したことがありました。

  

 

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炊飯後

炊飯後のご飯は、以下の方法で保存しましょう。

ご飯の保存方法

・小分け(お茶碗1杯分)にしてラップで包む

・包む際は空気を抜いておく

・ご飯の粗熱を取る

・そのまま冷凍庫で保存する

ご飯を小分けにしておくと、食べるときに必要な量を解凍して食べられます。

また、冷凍する際は他の食材に影響を与えないため、粗熱を取りましょう。ラップに包んだのち、しばらく放置しておけば粗熱が取れます。

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一人暮らしの米はどこで買う?購入先と価格相場

価格相場・料金目安

一人暮らしのお米はどこで買うべきなのか、購入先別のメリット・デメリットと価格相場について解説します。

購入先別の価格相場を紹介するので、気になる購入先からチェックしてみてください。

購入先別の価格相場

購入先価格相場(1㎏あたり)
スーパー371円
ディスカウントストア313円
ネット通販437円
農協393円
※出典:農林水産省 米の消費行動

オーソドックスなスーパー

スーパーの場合、お米の価格相場は371円/㎏です。
※出典:農林水産省 米の消費行動

スーパーでお米を買うメリット・デメリットを見ていきましょう。

 

スーパーのメリット・デメリット

メリットデメリット
・身近なところで気軽に買える
・実物を見て判断できる
・無洗米など便利な商品も買える
・量の多いお米は持ち帰りにくい
・品数が少ない

スーパーであれば、駅の近くで購入してそのまま帰宅できます。実物も見られるため、安心感はあるでしょう。

ただし、5㎏や10㎏を買った場合、バイクや車がないと持ち帰るのは大変です。品数はスーパーにより差はありますが、専門店ほど期待はできません。

持ち帰りの手段があり、お米の銘柄や産地に強いこだわりのない人にはスーパーがおすすめです。

安く買うならディスカウントストア

ディスカウントストアの場合、お米の価格相場は313円/㎏です。
※出典:農林水産省 米の消費行動

ディスカウントストアのメリット・デメリットを見ていきましょう。

 

ディスカウントストアのメリット・デメリット

メリットデメリット
・有名銘柄のお米も低価格で購入できる
・日用品などもまとめて購入できる
・量の多いお米は持ち帰りにくい
・ブレンド米の可能性がある

ディスカウントストアでは商品を大量に仕入れているため、販売価格が抑えられています。有名な銘柄のお米も低価格で購入できるかもしれません。

ただし、お米の味・食感にこだわる場合は、商品表示でブレンド米かどうかも確認しましょう。ブレンド米とは、銘柄や産地、産年などの異なるお米を混ぜ合わせて販売する商品です。

異なる銘柄が混ざることで、味・風味がより引き立つブレンド米もあります。しかし、中には割れたお米が混じったブレンド米もあるので、米袋の小さい窓から中を確認することも大切です。

購入価格を安く抑えたい人は、ディスカウントストアでお米を購入しましょう。

手軽に買うならネット通販

ネット通販の場合、お米の価格相場は437円/㎏です。
※出典:農林水産省 米の消費行動

ネット通販のメリット・デメリットを見ていきましょう。

 

ネット通販のメリット・デメリット

メリットデメリット
・多種多様な種類から選べる
・自宅まで届けてくれる・定期便も注文できる
・すぐに手元へ届かない
・実物をチェックできない
・購入先によっては送料がかかる

先述した価格相場は割高ですが、ネット通販は多種多様な商品があり、価格もピンキリです。安価に有名な銘柄のお米を買えるケースもあります。

ただし、購入から数日後に届くため、お米がなくなったことに気が付かないときは困るかもしれません。

送料が高額になる恐れもあり、ディスカウントストア・スーパーの方が安い商品もあるでしょう。

「手間をかけずにお米を買いたい」「お気に入りの銘柄がある」といった場合は、ネット通販がおすすめです。

著者としては、ネット通販をおすすめします。エレベーターのないマンション・アパートに住んでいる場合、自分でお米を持ち上げるのは一苦労です。

また、ネット通販のキャンペーン・安売りなどを活用できれば、安価にお米を購入できます。まとめ買いは保存が難しいですが、ネット通販は手間・コストを抑えた購入方法です。

品質にこだわる場合は農協

農協の場合、お米の価格相場は393円/㎏です。
※出典:農林水産省 米の消費行動

農協のメリット・デメリットを見ていきましょう。

 

農協のメリット・デメリット

メリットデメリット
・産地別にお米を買える
・品質が安定している
・精米の必要がある
・少し割高

農協では、独自に販売ルートを持たない農家さんからお米を買い付け、消費者に販売しています。

貯蔵・品質管理が徹底されており、色の変色や異物などは取り除かれます。そのため、お米の品質については信頼できるでしょう。

ただし、精米されたお米ばかりではないため、購入後に自分で精米するケースもあります。価格帯も割高なので、「品質へのこだわり」「地産地消したい」といった人におすすめの購入方法です。

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適切な量がわからない人は1〜2キロを購入しよう!

一人暮らしの場合、お米の消費量は約2〜7キロ/1ヶ月です。ただし、消費量は自炊の頻度によって左右されます。

一人暮らしを始めたての人は1〜2キロを購入して、1ヶ月で何キロ消費するのか把握しましょう。ある程度の消費量を把握できれば、自宅の保存スペースを圧迫せずに済みます。

また、購入先によって、価格帯や利便性などは異なります。自分がこだわりたいポイントを絞って、購入先を決めましょう。

購入先とおすすめの人

・スーパー      仕事帰りに買って帰りたい

・ディスカウントストアとにかく費用を抑えたい

・ネット通販     5㎏や10㎏など、お米を安くまとめ買いしたい

・農協        お米の品質や地産地消にこだわりたい

 

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