投稿日:2024年7月4日 | 最終更新日:2024年7月10日
30代の社会人になるとお金に余裕が出てくるため、引越しを検討する人も出てくるでしょう。しかし、「自分に合う間取りがわからない」「家賃との適切なバランスは?」など、疑問も湧いてくるかと思います。
そこで今回は、30代社会人におすすめの一人暮らし用の間取り4選をご紹介します。各間取りのメリット・デメリットやおすすめの人についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
また、ライフスタイル別の間取りの選び方、間取りを選ぶポイントなども解説します。自分のライフスタイルと照らし合わせつつ、理想の間取りを見つけましょう。
一人暮らし×30代社会人の家賃目安をシミュレーション
30代社会人の平均収入から算出される家賃目安は7~10万円です。
ただし、あくまでも目安なので、実際に賃貸物件を探す際は「手取り・地域性」を考慮して間取りを選んでください。都心部の家賃は高額になりがちなので注意しましょう。
地域別の家賃目安は、こちらの関連記事でも紹介しています。
「一人暮らし 社会人 間取り」へのリンク
30代×社会人の間取り(一人暮らし向け)の目安
30代×社会人の収入を考慮すると、条件の良い1R(ワンルーム)〜1LDK・2DKであれば、生活費を圧迫せず暮らせます。
5大都市の間取り別の家賃平均を見てみましょう。
【5大都市】間取り別の家賃目安(万円)
間取り | 札幌 | 東京 | 名古屋 | 大阪 | 福岡 |
---|---|---|---|---|---|
1R | 3 | 5.9 | 4.3 | 3.9 | 4.4 |
1K・1DK | 3.5 | 6.2 | 4.5 | 4.8 | 4.3 |
1LDK・2K・2DK | 4.2 | 10 | 6 | 6.7 | 7 |
2LDK・3K・3DK | 5.4 | 15 | 8.2 | 9.2 | 10.6 |
3LDK・4K・4DK | 8.2 | 21.8 | 8.6 | 10 | 13.4 |
4LDK〜 | 9.8 | 35.8 | 17.5 | 9.3 | 15 |
地域によっては、2LDKでも問題なく家賃を支払えるかもしれませんが、一人暮らしでは部屋を持て余します。
掃除の手間も考え、広くても1LDKまでが暮らしやすい間取りでしょう。
※参照
賃貸アパート・マンション、不動産情報検索サイト – ハトマークサイト
一人暮らし×30代社会人におすすめ!間取り4選&メリット・デメリット
一人暮らしの30代社会人におすすめの間取りを4種、おすすめの人と併せてメリット・デメリットを解説します。
間取りのメリットと自分の理想がマッチすることで、暮らしやすい間取りを選べるはずです。
1K
30代社会人にとって1Kの家賃は安いため、「生活費を抑えたい」「貯蓄・投資にお金をまわしたい」といった人におすすめです。
1Kのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
・掃除の範囲が狭い ・玄関から居室が見えない ・キッチンの臭いが居室に入らない | ・趣味用の部屋を作れない ・友人や恋人を呼びにくい |
1Kは専有面積が狭いですが、居室とキッチンが区切られています。プライバシーを保護しやすく、調理中の臭いが居室に漏れにくいことが特徴です。
しかし、1Kではお金に余裕があっても、趣味用のスペースを作りにくくなります。スペースの活用方法に工夫が必要なので、ライフスタイルにマッチするか十分に検討しましょう。
1DK
1DKは家賃と広さのバランスが良く、「部屋でリラックスしたい」「生活のメリハリをつけたい」人におすすめです。
1DKのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
・居室と食事スペースをわけられる ・友人や恋人を招きやすい ・大型家電や家具を設置しやすい | ・築年数の古い物件が多い ・掃除の手間が増える |
1DKはダイニングキッチンのスペースが広く、家具・家電を設置しても居室を圧迫しにくい間取りです。リラックスして過ごす居室スペースを確保しやすいため、生活へのゆとりを持ちたい方は1DKを選択肢に加えてみましょう。
ただし、1DKが流行したのは1990年代なので、築年数の古い物件が多いです。内見で各種設備もチェックしたうえで入居を検討してください。
1LDK
1LDKであれば、趣味・仕事用の部屋+生活スペースの両方を確保できます。
30代の収入であれば払えない額の家賃でもないため、「趣味を充実させたい」「テレワーク用のスペースがほしい」など、生活とは切り離したスペースが欲しい方におすすめです。
1LDKのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
・自由に使えるスペースが確保できる ・大型家具や家電を設置しやすい ・将来的には2人暮らしもできる | ・光熱費は高くなりがち ・掃除の手間が増える |
1LDKほどの広さがあれば、ソファや冷蔵庫、デスクなど大型の家具・家電を置いても、居室を圧迫される心配はないでしょう。ライフステージの変化にも対応できる広さです。
ただし、部屋が増えるほど、エアコンや照明の電気代は高くなります。生活費の負担も考慮して1LDKにすべきか検討しましょう。
2K
2Kの間取りは、「家賃を抑えて広い部屋に住みたい」「趣味・仕事用の部屋がほしい」といった方におすすめです。
2Kのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
・1LDKより家賃が安い傾向にある ・用途に合わせやすい ・友人や恋人を招きやすい | ・居室にキッチンの臭いが入りやすい ・築年数は古い傾向にある |
2Kの間取りが流行ったのは1980年頃です。2Kは専有面積が広いものの、築年数の古い物件が多いので家賃は安く設定される傾向にあります。
さらに、キッチン+2部屋があるため「コレクション用の部屋」「映画観賞用スペース」など用途に合わせた部屋の使い方ができるでしょう。
ただし、キッチンと居室が同じ、もしくは隣同士の空間にあるので、臭いが居室に入りやすいかもしれません。
【ライフスタイル別】一人暮らし×30代社会人の間取りの選び方
ライフスタイル別に、一人暮らし×30代社会人の間取りの選び方を解説します。自分の生活や理想と照らし合わせつつ目を通してみましょう。
貯蓄や投資にお金をまわしたい:1R・1K
貯蓄や投資にお金をまわしたい人は、家賃を抑えられる1R・1Kをおすすめします。
おすすめの理由
・1Rと1Kは、どのエリアでも家賃3~6万円が相場
・一人暮らしの生活費は10万円が相場(34歳以下、家賃除く)
・毎月の貯蓄・投資に回せる額は15万円前後
※総務省 家計調査(家計収支編 単身世帯)2023年
※30代社会人の収入を30万円/月とした場合
30代社会人の収入を30万円/月(ボーナス込み)とした場合、家賃3~6万円であれば1ヶ月あたり15万円前後は貯蓄・投資にまわせます。
もちろん、地域により物価は変動するため、あくまでも目安としてください。
年間の貯蓄・投資目標額が100万円を超える人は、1R・1Kも選択肢に加えてみましょう。
都心部で暮らしたい:1K・1DK
都心部など都会的なエリアで暮らしたい方は、家賃の安い1K・1DKをおすすめします。たとえば東京都内の場合、1LDK~2LDKの間取りは家賃約12万円が相場です。
築浅・駅チカなどの条件が加われば、生活費を圧迫しすぎてしまうでしょう。
趣味や投資にかけるお金も考慮して、都心部の場合は1K・1DKなど「広さ+家賃の安さ」のバランスが良い賃貸物件がおすすめです。
自宅ではリラックスして過ごしたい:1DK・2K・1LDK
自宅でのリラックスを重視する場合は、居室のスペースを確保できる1DK~1LDKがおすすめです。
おすすめの理由
・ソファやテーブルなど家具・インテリアを置きやすい
・居室がごちゃごちゃしにくい
1R・1Kはキッチンスペースが狭く、広さによってはキッチン用家電・家具が居室を圧迫するでしょう。
しかし、1DK~1LDKはダイニングキッチンがあるため、キッチンと居室のスペースを完全に区別できます。居室を過ごしやすいレイアウトに整えやすいため、リラックスを重視する人は1DK~1LDKを検討しましょう。
家賃と広さのバランスを取りたい:2K
家賃と広さのバランスを取りたい人は、2Kの間取りがおすすめです。
おすすめの理由
・築年数の古い物件が多く家賃は控えめ
・居室+自由な用途の部屋がある
2Kはキッチン+2部屋の間取りなので、広さは十分に確保されています。
さらに、東京都内の場合、2Kの家賃は約9万円です。一方、1LDKは約12万円なので、2Kは広さ・家賃のバランスが良い物件と言えるでしょう。
仕事や趣味用の部屋を確保しつつ、生活費の圧迫を抑えたい人は2Kの間取りもおすすめです。
一人暮らし×30代社会人は必見!間取り選びのポイント4つ
一人暮らし×30代社会人に向け、間取り選びのポイントを4つ解説します。不動産会社で条件を提示する際は参考にしてみてください。
生活に係わる条件以外も明確化する
30代の一人暮らしでは、食事・掃除・洗濯など生活に係わる条件以外も明確化させると、自分らしさを出せる間取りが見つかります。
30代は10〜20代よりお金に余裕が出てきて、生活も多様化します。たとえば、「○○をコレクションしたい」「副業として○○を始めたい」などです。
間取りは趣味・仕事によって用途が変化するため、優先すべき条件を明確化して、自分のライフスタイルに合わせることも考慮しましょう。
ライフステージの変化も考慮する
人により差はあるものの、30代は結婚や転職、転勤などライフステージの変化も考慮しなければなりません。
たとえば、近い将来に結婚を考えている場合、2Kや1LDKなど広い間取りを選び、同棲できる環境を整えた方が無難でしょう。転職・転勤などがあれば、1Rや1Kなど荷物の少ない間取りが適切です。
ライフステージの変化も考慮して間取りを選ぶことで、引越しにかかる費用や手間を抑えられます
好条件の間取りも選択肢に加える
30代になると収入に余裕が出てくるので、好条件の間取りも選択肢に加えましょう。条件を緩和する(好条件も含めて探す)ことで、選べる間取りの選択肢は増えます。
自分の理想に合う間取りを見つけやすくなり、一人暮らしを始めた後は生活上のストレス軽減、趣味への注力などポジティブな効果に期待できます。
家賃は高くなりますが、収入の1/3~1/4程度であれば、生活費への過剰な圧迫を抑えられるでしょう。
女性の場合はセキュリティ面も考慮する
女性の一人暮らしであればセキュリティ面も必ず考慮して、安全な環境を確保してください。法務省の資料によれば、女性が被害に遭う犯罪のうち、最も多いのが窃盗(全体の約70%)です。
中でも、ベランダや窓は侵入経路として悪用されやすいため、「道路側からベランダが目立たない」「大きい窓の数が少ない」などの間取りを選びましょう。
参照:法務省 犯罪白書
女性のセキュリティ対策は以下の関連記事でも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
30代×社会人はライフステージの変化も考慮した間取りを選ぼう!
30代になると、お金に余裕が出てくるため、好条件の賃貸物件も選択肢に加えてみましょう。もちろん、地域によって家賃相場は差があるため、家賃は収入の1/3~1/4を目安としてください。
また、間取りを選ぶ際は、ライフステージの変化も考慮することが大切です。30代は生活が多様化するケースが多いため、結婚や転勤なども含めて間取りを選びましょう。