【一人暮らしにテレビはいらない?】ライフスタイル別の判断基準

【一人暮らしにテレビはいらない?】ライフスタイル別の判断基準

テレビ以外の娯楽として、動画共有サービスやVODサービスなどの人気が高まり、「テレビはいらないのでは?」と考える人も増えてきました。

しかし、いざテレビのない生活を始めようとしても「寂しくなるかも」「ないと困るかも」など、自分に合っているかわからない人もいるでしょう。

 

そこで今回は、ライフスタイルを軸としたテレビの必要性や判断基準について解説します。

テレビがいる人・いらない人にわけて解説するので、自分のライフスタイルと照らし合わせながらチェックしてみてください。

また、テレビがないメリット・デメリットや、テレビの代わりとなる選択肢についても解説しています。

一通り目を通してもらえれば、自分のライフスタイルに合った自宅内での娯楽・情報収集の手段などが見つかります。

<この記事でわかること>
・テレビを観ることが習慣化している人は、テレビの必要性について再考した方がいい
・テレビ番組に興味がない、熱中できる趣味のある人はテレビがいらない
・迷っている場合は、PCモニターやプロジェクターなどを検討しよう

一人暮らしにテレビはいらない?結論はあなたのライフスタイル次第

一人暮らしにテレビはいらない?

一人暮らしの生活にテレビがいるかどうかは、ライフスタイルによって判断が異なります。

次項から、テレビがいる人・いらない人にわけて、それぞれのライフスタイルについて解説します。

自分のライフスタイルと照らし合わせながらチェックしてみましょう。

一人暮らしでテレビがいる人

「一人暮らしでテレビがいる人」のライフスタイルは次のとおりです。

<一人暮らしでテレビがいる人のライフスタイル>
・連続ドラマや朝のニュース番組などを観る習慣がある人
・スポーツ中継を日々チェックする人
・友人との会話でテレビの話題が出てくる人

テレビの魅力は、「リアルタイムで番組をチェックできる」ことです。

テレビを観ることがライフワークとなっており、すぐに番組をチェックしたい人はテレビが必要かもしれません。

さらに、スポーツは大きな画面で見た方が迫力があり、見ごたえも十分です。

また、友人との会話で芸能人や芸能ニュースといった話題が出る場合、テレビを観ていた方がコミュニケーションを取りやすいでしょう。

 

「一人暮らしにテレビはいる?いらない?」の判断基準に迷ったときは、自分のライフスタイルから情報の取り方をベースに考えてみることをおすすめします。

一人暮らしでテレビがいらない人

「一人暮らしでテレビがいらない人」のライフスタイルは次のとおりです。

<一人暮らしでテレビがいらない人のライフスタイル>
・テレビ以外に楽しめる趣味がある
・テレビではアニメやドラマくらいしか観ない

・スマホやPCを触っている時間の方が長い

テレビ以外に楽しめる趣味があれば、「ながらみ」や「暇つぶし」などでテレビを観る機会は減ります。

さらに、テレビを観る目的がドラマやアニメの場合、VODサービスで代用できます。

また、テレビよりもスマホ・PCを触っている時間が長い人は、テレビがなくても寂しさや暇を紛らわせやすいです。

上記はどれも、潜在的に「テレビの重要性が低い」という意識を持っている人なので、一人暮らしの自宅にテレビはいらないと判断できます。

一人暮らしにテレビがない生活上のメリット6つ

メリット

「一人暮らしにテレビがない」生活上のメリットを6つ解説します。

テレビを置くべきか悩んでいる人は参考にしてみてください。

年間1,000~5,000円程度の電気代を節約できる

テレビを自宅に置かないことで消費電力が節約され、年間にすると1,000~5,000円程度の電気代が節約できます。

具体的にどの程度節約できるのか、シミュレーションから年間電気代を算出してみます。
※消費電力は経済産業省、従量料金は東京電力エナジーパートナー(関東エリア)を参照

【テレビの年間電気代シミュレーション】

テレビの性能 年間の電気代
液晶2K未満 約1,100円
液晶2K以上、4K未満 約2,050円
液晶4K以上 約4,400円

※参照元:経済産業省 総合資源エネルギー調査会省エネルギー・新エネルギー分科会
※参照元:東京電力エナジーパートナー スタンダードS

自宅にテレビを置かない場合、上記のような電気代が節約できます。

ただし、テレビの消費電力はサイズ性能(録画機能や解像度など)によって差があります。上記はあくまでも目安として参考にしてみてください。

テレビに縛られる時間がなくなる

テレビのない生活を送ると時間を浪費しなくなり、趣味副業などに使える時間を確保できます。

「テレビを観る」といっても、「なんとなくテレビをつける」「暇つぶしに番組を観る」などが目的の人もいるでしょう。

暇な時間の使い方は人それぞれですが、気になる番組がないままテレビを観続けるのは時間の浪費と同じです。

しかし、テレビがなければ、空いた時間をより自分のために使えます。

時間を有効活用したい人は、テレビのない生活も検討してみましょう。

部屋のスペースを広く確保できる

テレビを置くスペースが無くなれば、部屋をより広く使えます。

テレビは本体だけでなく、テレビ台やアンテナ線・電源コードなどのスペースも確保しなければなりません。

しかし、テレビがなければこれらのスペースも必要なくなり、部屋の空間に余裕が生まれます。

部屋のレイアウトを自由に楽しめるメリットもあるので、一人暮らしの限られたスペースを存分に使いたい人は「テレビを置かない」という選択肢も検討しましょう。

模様替えや引越し、掃除が楽になる

模様替え・引越し・掃除などの際、テレビのような大きな家具が一つないだけでも作業をスムーズに進められます。

40インチのテレビであれば、高さ49.8㎝×幅88.5㎝のサイズです。薄型化が進むテレビであっても、液晶を割らないよう運搬するのは決して楽ではありません。

レコーダーやテレビ台なども含めると物量も増えてしまうため、模様替えや引越しの際は運搬・梱包の手間がかかります。

また、テレビなどの家電製品は静電気を発生させ、ホコリなどがまとわりつきやすいことも特徴です。

テレビ台や関連する家具・家電などがなければ、運搬・梱包だけでなく掃除の手間も減らせます。

引越しの負担や家事の手間などを減らしたい人は、テレビのいらない生活もおすすめです。

見なくない情報をシャットアウトできる

一人暮らしの部屋にテレビがなければ、見たくないニュースやバラエティーなどの情報をシャットアウトできます。

テレビは複数の情報をまとめて提供してくれるメリットがあるものの、見たくない情報が自動的に入ってしまうこともあります。

たとえば、「野球のニュースをチェックしたい」と思っていても、ニュース番組を観ているとサッカーやゴルフなど興味のない情報まで入ってきます。

番組によっては悲しいニュースが流れることもあり、気分が落ち込むかもしれません。

自分の知りたい情報だけに絞るのであれば、スマホPCなどでも十分です。

不要な情報をシャットアウトしながら一人暮らしを送りたい人は、テレビがいらない可能性があります。

NHK受信料を支払う必要がなくなる

テレビがなければ、NHKの受信料を支払う義務がなくなり、生活費の負担軽減に役立ちます。

放送法第64条第1項によれば、「日本放送協会(NHK)の放送を受信できる設備を設置した場合、受信契約を締結しなければならない」という旨の記載があります。

つまり、放送を受信できる設備がなければ受信契約の義務はなくなり、受信料を支払う必要もありません

2022年10月時点において、NHKの受信料(地上契約)は年払い13,650円2ヶ月払い2,450円です。

テレビを置かなければ、年間1万円以上も節約できます。

テレビやレコーダー、テレビ台などの購入費・電気代も節約できると考えれば、生活費の負担軽減効果はより大きいでしょう。

NHKの受信契約については、後述する「※テレビ以外の選択肢ではNHK受信契約に注意※」でも解説しているので参考にしてみてください。

NHK放送を受信できる設備の定義について
テレビチューナー付きのPCやカーナビなどは、NHK放送を受信できる設備としてカウントされます。テレビを置いていなくても、これらの設備があれば受信契約を結ばなければならないため注意しましょう。

一人暮らしにテレビがない生活上のデメリット6つ

デメリット・注意点

「一人暮らしにテレビがない」生活上のデメリットを6つ解説します。

「やっぱり買っておけばよかった」とならないよう、デメリットにも十分目を通しておいてください。

映像が大画面で楽しめない

テレビのない生活では、迫力のある映像を大画面で楽しめません。

スマホやPCでもスポーツ・映画などを楽しめますが、テレビ画面から感じられるような迫力は期待できないでしょう。

細かい動きまでチェックしたい人であれば、なおさら物足りなさを感じる可能性もあります。

映画スポーツが好きな人は、テレビのある生活が合っているかもしれません。

来客時の対応に困る

自宅にテレビがないと来客時は会話が途切れてしまい、対応に困る可能性があります。

テレビがあれば、ニュースやバラエティーなど何かしらの情報を自動的に提供してくれます。会話がない状況でも、テレビをきっかけにコミュニケーションを取りやすいです。

しかし、テレビがなければ無音の状態が続いたり、気まずい雰囲気が流れたり、対応に困る場面が出てくることもあります。

普段からお喋りが苦手な人は、来客時のことも考えてテレビを置くか決めましょう。

流行に疎くなる

テレビを観ない生活が続くと、流行りの芸能人やお店などの「流行」に疎くなる可能性があります。

スマホやPCの場合、自分の欲しい情報だけをチェックするため、興味のない情報はあまり入ってきません。

効率的に情報収集できる一方、興味のない情報に「流行」が含まれていると、最近の話題についていけなくなってしまいます。

しかし、テレビをつけていれば興味のない情報も目にするため、「芸能人の名前や顔はわかる」「このお店、観たことある」など断片的に情報を得られます。

流行は「乗らなければならないもの」ではありませんが、周囲の環境や友人関係、職種などによってはアンテナを張る必要があります。

自分の置かれている環境を考え、一人暮らしにおけるテレビの必要性を改めて考えましょう。

テレビ番組をリアルタイムで楽しめない

テレビがないと、ドラマや生放送などの番組をリアルタイムで楽しめません

昨今はインターネット上で見逃し配信などをチェックできますが、配信までにタイムラグが発生します。

ドラマやスポーツ中継の場合、後から観ようとしても、友人やSNSなどからネタバレされてしまう恐れがあります。

「リアルタイムでドラマを楽しみたい」「SNS上の話題についていきたい」といった人は、テレビのない生活は向いていないかもしれません。

緊急速報などの情報をスピーディにキャッチできない

テレビのない生活では、災害など緊急性の高い情報をスピーディにキャッチできません。

テレビは「興味のない情報でもこちらに提供する」という一見デメリットのような要素を持つ反面、その情報の中には緊急性の高いものも含まれています。

災害情報には非難指示も含まれているので、緊急性の高い情報を得られないと災害に巻き込まれるリスクがあります。

もちろん、町内の放送やスマホにも避難指示は通知されますが、災害情報を得る手段は多い方がリスク軽減に有効です。

こうしたデメリットも含めて、「一人暮らしにテレビはいらないのか?」と十分に考えてください。

スマホに向かう時間が長くなるリスク

テレビがないことで、暇つぶしとしてスマホに向かう時間が長くなる可能性があります。

スマホはSNSやVODサービスなど多様なサービスを利用できる一方、没頭しすぎてしまうと「テレビに縛られる時間がなくなる」でも解説したように時間を浪費します。

テレビがスマホに切り替わっただけになってしまうため、スマホへの依存度が高い人は気を付けましょう。

このようなケースの場合、新たに趣味を見つけたり資格取得を目指したり、熱中できる別の何かに手を付けることもおすすめです。

テレビの代わりとなる選択肢

選択肢

「一人暮らしにテレビはいらない」と考える人に向け、テレビの代わりとなる他の選択肢(設備やサービス)について解説します。

目的別に解説するので、自分に当てはまるポイントがあればチェックしてみてください。

<テレビ以外の選択肢>
・ゲームをする人:PCモニター
・映像作品が好きな人:プロジェクター
・ニュースのみ見たい人:スマホ、PC
・VODサービスのみ楽しむ人:セットアップボックス+モニター

ゲームをする人:PCモニター

ゲームをする人は、テレビではなくPCモニターさえあれば問題ありません。

ゲームハードをモニターへ接続(HDMI端子)するだけで、テレビ画面を通してプレイしているような迫力ある映像を楽しめます。

標準的なモニターであれば1万~2万円台でも購入できるため、テレビよりも安くゲームプレイ用の環境を作れることも魅力です。

  

また、「やっぱりテレビも観たいな…」と感じた際は、ブルーレイレコーダー or TVチューナーをPCモニターへ接続すれば、テレビを観るための環境も作れます。

ただし、レコーダーはTVチューナーが内蔵されていること、自宅内にテレビ用のアンテナ線が通っていること、などの条件が必要です。

  

では最後に、PCモニターがおすすめの人についても見ていきましょう。

<PCモニターがおすすめの人>
・自宅ではゲームをしている時間が長い
・ドラマや映画に興味がない
・本当にテレビがいらないか判断できない(後からテレビを観る環境を作りたい)

ゲーミングモニター
ゲーム専用のモニターで、表示の遅延が少なく動きも滑らか。価格はピンキリで、性能によって2万円台~15万円台のものまであります。
ゲームをとことん楽しみたい人は、ゲーミングモニターの購入もおすすめです。

映像作品が好きな人:プロジェクター

プロジェクターは本体が小型で、テレビよりも大画面の映像を楽しめる設備です。

プロジェクターの魅力をまとめるので、テレビの代用として考えている人はチェックしてみてください。

<プロジェクターの魅力>
・壁やスクリーンなどへ大画面の映像を映し出せる
・本体は小型(ノートPCや手のひらサイズ)なので、テレビほど場所を取らない
・VODサービスの利用も可能
・TVチューナーとの接続でテレビも観られる

プロジェクター本体は小型なので、電源のある場所であればどこへでも持ち運んで大画面の映像を楽しめます。

設置場所も自由に選べるため、一人暮らしの限られたスペースにも設置しやすいです。

 

また、プロジェクターはスマホレコーダーと接続できるタイプもあり、VODサービスで映画やドラマも楽しめます。(専用OS内臓型なら、接続なしでもOK)

テレビが見たくなった人も、プロジェクター本体TVチューナーを接続すればテレビを観る環境が作れます。

 

プロジェクターがおすすめの人は次のとおりです。

<プロジェクターがおすすめの人>
・テレビの設置スペースを省きたい
・大画面で映画やドラマを楽しみたい
・必要なときだけテレビを観る環境がほしい(普段は本体を収納したい)

プロジェクターの投影スペースに関して
本体は小型で場所を取らないものの、映像の投影スペースは必要です。
たとえば、視聴距離250~270㎝の場合、投影サイズは90インチ程度を用意しなければなりません。視聴距離が延びるほど投影サイズも大きくなるので、自宅の壁・天井のサイズと照らし合わせながら購入を検討しましょう。

ニュースのみチェックしたい人:スマホ、PC

ニュースのみチェックしたい人は、スマホPCなどで十分に情報収集が可能です。

ネットニュースやSNSはもちろん、動画共有サービスなど、スマホ・PCを使えば世の中の情報はキャッチできます。

タイムラグはあるものの見逃し配信もチェックできるので、テレビの情報を最低限知っておきたい人も安心です。

 

以下の人は、スマホ・PCのみの生活がおすすめできます。

<テレビの代わりにスマホ・PCがおすすめの人>
・テレビ番組に魅力を感じない
・不要な情報を入れたくない
・テレビで無駄な時間を浪費したくない

 

スマホ依存に注意
スマホ依存とは、スマホの使用を続けることで日常生活に支障をきたす状態です。スマホを触っていないとイライラしたり、落ち着かなくなったり、精神的に依存してしまう症状が現れます。
テレビがなくても生活に問題はありませんが、ときにはスマホから離れた生活も意識しましょう。

VODサービスのみ楽しむ人:セットトップボックス(STB)+PCモニター

VODサービスのみ楽しみたい人は、セットトップボックス(STB)+PCモニターがおすすめできます。

セットトップボックスとは、地上波放送衛星放送VODサービスなどを楽しめるデバイスです。

VODサービスに特化したセットアップボックスも販売されています。

そのため、セットトップボックスとPCモニターを用意すれば、VODサービスのみが楽しめる環境を整えられます。

セットトップボックスの販売価格はピンキリですが、5,000~10,000円台が相場です。

 

では、セットトップボックス+PCモニターの環境がおすすめの人を見ていきましょう。

<セットトップボックスがおすすめの人>
・テレビ番組に興味がない
・テレビはいらないけど、映画やドラマを楽しめる環境は欲しい
・すでにVODサービスを契約している

※テレビ以外の選択肢ではNHK受信契約に注意※

注意点

テレビ以外の設備を選ぶ場合でも、TVチューナーが内蔵されていればNHKの受信契約を結ばなければなりません。

たとえば、レコーダーやセットトップボックスにTVチューナーが内蔵されていると、普段テレビを観ていなくても受信契約を求められます。

 

また、スマホに関しては、ワンセグ機能が搭載されていれば受信契約が必要です。

2019年3月の最高裁第3小法廷にて、「テレビなし・ワンセグ機能付きの携帯電話あり」の場合、受信契約を結ぶ義務があるか、について争われました。

結果は「契約義務あり」との判決が下されています。

「テレビなし・スマホあり」の生活を選ぶ際は、ワンセグ機能が搭載されているかどうかも確認しましょう。

まとめ

一人暮らしの生活において、テレビは必ずしも必要なものではありません

特に、社会人・大学生の人は、仕事や勉強などで在宅時間の方が短く、情報収集はスマホでも手軽に行えます。

VODサービスの普及も著しいことから、「テレビはいらない」という判断もライフスタイルの一つとして確立しています。

 

ただし、「一人暮らしにテレビがない生活上のデメリット6つ」で解説したようなデメリットがあることも理解して、本当に必要のないものか一度立ち止まって考えることも大切です。

PCモニタープロジェクターであれば、後からテレビとしての機能を付け加えられるので、「テレビの代わりとなる選択肢」についても検討してみてください。

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