【コインランドリーの使い方】持ち物・費用・サービスを徹底解説

【コインランドリーの使い方】持ち物・費用・サービスを徹底解説

投稿日:2021年11月26日 | 最終更新日:2022年10月4日

コインランドリーの使い方

今回はコインランドリーの使い方をメインに、設備の使い方や持ち物、費用、サービスなどを解説します。

まずは、コインランドリーで「洗えるもの・洗えないもの」について紹介するので、これからコインランドリーを利用する人はチェックしておきましょう。

設備の使い方では、設備ごとの注意点特徴も解説しています。

「使い方がわからなくて利用したことがない」「家庭用洗濯機との違いがわからない」といった人は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること

・コインランドリーでは洗えないものもある(汚れのひどいもの、ペット用の衣類など)
全自動洗濯乾燥機であれば、洗濯から乾燥をまとめて行える
・洗濯機の料金は容量コースで決まる
・コインランドリーではスマホアプリと連携したサービスもある

【コインランドリーの使い方】初心者の人は基本からチェック!

できること

コインランドリーは素人でもプロ仕様の洗濯~乾燥が行えます。店内には大型の洗濯機・乾燥機が設置されているため、サイズの大きい洗濯物はもちろん、大量の衣類も洗濯できます。

店舗によっては洗濯機から洗剤が自動投入されるので、洗剤を持参する必要がありません。

乾燥機に関しては、バスタオルや布団などをプロへ依頼したようにフワッと仕上げてくれます。ダニハウスダストなども取り除いてくれるため、衛生面を気にかけている人へもおすすめです。

最近では、IT技術の導入やカフェが併設された店舗など、幅広い使い方ができるようになってきました。

具体的な設備の使い方やサービスなどは後述するので、ぜひチェックしてみてくださいね。

洗えるもの   ⇒ 洗えるもの・洗えないもの一覧

設備の使い方  ⇒ 設備の種類と各設備の使い方

持っていくもの ⇒ 持っていくもの一覧

サービス内容 ⇒ 最新のサービス

【コインランドリーの使い方】洗濯機・乾燥機にかけられる洗濯物一覧

洗えるもの・洗えないもの

コインランドリーの洗濯機・乾燥機には、入れてもOKNGな洗濯物があります。トラブルに発展しないよう、洗濯物の違いを理解しておきましょう。

洗濯機のOK・NGな洗濯物

コインランドリーで洗えるのは、基本的に水洗いできるものに限られます。

日常的に使っている衣類や布製品は問題ないでしょう。

ただし、必ず洗濯表示を確認して、水洗いできるかどうか確認することが大切です。

【コインランドリーで洗えるもの・洗えない洗濯物】

洗えるもの 洗えないもの
・水洗い可の衣類(Tシャツ・下着・上着など)
・布団(キルティングされたもの)
・毛布
・カーテン(洗濯表示を必ずチェック)
・カーペット(ウォッシャブルタイプ)
・スニーカー(スニーカーランドリーのみ)

・布団(キルティングされていないもの)
・セーター
・ネクタイ
・シルクやウール、低反発ウレタンなどの製品
・汚物の付いた衣類
・ペットに使用している布製品
・自動車のマット
・汚れがひどいもの
・手洗いが推奨されているもの
・感染症患者の人が着用したもの

「洗える・洗えない」の基準として、コインランドリーの洗濯機を汚すかどうかがあります。

例えば、ペットに使っているものは洗濯機内に毛が残ってしまう可能性があり、不可とされている店舗が多いです。

コインランドリーでは注意書きも貼り出されているので、利用前にはチェックしてくださいね。

乾燥機のOK・NGな洗濯物

コインランドリーの乾燥機では、熱に弱い洗濯物を入れてはいけません。OK・NGな洗濯物を一覧で紹介するので、利用する前に確認しておきましょう。

【乾燥機にかけられる・かけられない洗濯物】

かけられる洗濯物かけられない洗濯物
・バスタオル
・敷布団
・羽毛布団
・毛布
・シーツ
・カーペット
・衣類(乾燥可のもの
・セーター
・革のジャケット
・タイツ、ストッキング
・ぬいぐるみ
・スーツ、コート(絹製品)
・刺繍、プリントされた衣類
・和服、和装小物

上記はあくまでも一例なので、乾燥機を利用する際は事前に洗濯表示を確認しましょう。

詳しくは以下の記事でも解説しているので、参考にしてみてください。

【コインランドリーの使い方】洗濯機・乾燥機の使い方

コインランドリー、設備

コインランドリーにある設備と使い方について見ていきましょう。

まずは使い方の簡単な流れを解説します。

 

コインランドリーを使う流れ
・使う設備を選ぶ
洗濯物を投入
お金(小銭のみ)を入れる
スタート
・表示された待ち時間が経過して完了

次項からは、設備ごとの使い方について詳しく解説します。

全自動洗濯乾燥機

全自動洗濯乾燥機は洗いから乾燥までを一台で完結させられる洗濯機です。

衛生面が気になる人でも安心して使えるよう、ドラム洗浄機能も搭載されています。

【全自動洗濯機の使い方】

1.洗機内に洗濯物を投入
2.使いたいコース洗濯洗濯+乾燥など)を選ぶ
3.表示される料金を投入(小銭を用意しておきましょう)
4.ふたを閉めて終了時間まで待つ

待ち時間は店内外、どこで待っていても問題ありません。

また、ふたを閉めた後は完全にロックされます。途中でふたを開けて、洗濯物が盗まれる心配はないので安心してくださいね。

全自動洗濯機(ドラム型)

全自動洗濯機は洗いから脱水までが可能な洗濯機です。サイズは・中・大(7~30kg程度)の3種類を用意しているコインランドリーが多く、洗濯物の量や大きさに合わせられます。

【 全自動洗濯機の使い方】

1.洗濯機内に洗濯物を投入する
2.表示される料金を入れる
3.終了時間まで待機する
4.終了後は乾燥機へ

全自動洗濯機は乾燥機能が搭載されていないので、必要な場合は別の乾燥機を利用しましょう。

渦巻き洗濯機(縦型)

渦巻き洗濯機は洗いから脱水までを行う洗濯機です。形状は家庭用として市販されている、縦型タイプの洗濯機をイメージしてみてください。

どのコインランドリーでも渦巻き洗濯機は約7㎏まで対応しています。全自動洗濯機より利用料金が安いことも特徴です。

【 渦巻き洗濯機の使い方】

1.洗濯機内に洗濯物を投入する
2.表示される料金を入れる
3.終了時間まで待機する

製品によっては脱水中にロック解除できるタイプもあります。「洗濯物の盗難が不安」という人は店内で待つことをおすすめします。

ガス衣類乾燥機

ガス衣類乾燥機とは、高温の温風で衣類を乾燥させる乾燥機です。温風が洗濯物にまんべんなく当たるためフワッと仕上がります。

さらに、短時間で乾燥させられるので時間のない人はもちろん、雨天時の利用もおすすめですよ。

  

【乾燥時間の差(5kgの洗濯物の場合)】

ガス衣類乾燥機 家庭用乾燥機 天日干し
約1時間 約2時間

夏:2~3時間

冬:約6時間

ガス衣類乾燥機・家庭用乾燥機のどちらも、機種によって乾燥時間は異なります。上記はあくまでも目安なので、コインランドリー利用時は終了時間をあらかじめ確認しておきましょう。

  

【ガス衣類乾燥機の使い方】

洗濯物を乾燥機内へ入れる
乾燥時間に合わせた料金を投入
乾燥終了まで待機する

コインランドリーでは、ガス衣類乾燥機のみの利用も可能です。

洗濯は自宅・乾燥はコインランドリー」といった使い方もできるので、気持ちよく仕上げたい人も利用してみてくださいね。

スニーカーランドリー

スニーカーランドリーは靴専用の洗濯機です。靴専用の洗剤が使われており、自宅で洗うよりも綺麗で手間もかかりません。

靴専用の乾燥機も備え付けられているため、洗濯から乾燥まですべて行えます。

 

【同時に洗える数の目安】

大人用 子ども用
2足 4足

 

【スニーカーランドリーの使い方】
靴ひもを取る
料金を投入
洗濯槽の洗浄(不要な場合は省略)
・洗濯槽へ靴を入れる
蓋を閉める
洗濯スタート
洗濯終了後は乾燥機へ(不要な場合は省略)

スニーカーランドリーには、洗濯槽内に付いた汚れや砂などを落とす洗浄機能が搭載されています。

気になる場合は洗濯をスタートさせる前に利用してみましょう。

【コインランドリーの使い方】洗濯機・乾燥機を使うときの注意点4つ

利用時の注意点

コインランドリーの設備を使う際は、以下の注意点を守りましょう。 

コインランドリー使用時の注意点
容量以上の洗濯物を詰め込まない
熱に弱いものは乾燥注意
金具の付いたものは洗濯ネットへ
運転終了後に洗濯物を放置しない

容量以上の洗濯物を詰め込まない

容量以上の洗濯物を詰め込んでしまうと、洗濯・乾燥の仕上がりが悪くなってしまいます。洗濯物が傷む原因にもなるので、必ず洗濯機・乾燥機の容量に合わせた洗濯物を投入しましょう。

適切な容量に関しては、コインランドリーの店舗内に張り出されています。注意書きなどもよく読み、正しく使ってくださいね。

熱に弱いものは乾燥NG

衣類によっては熱に弱い素材が使われているので、基本的に乾燥機へ入れてはいけません。

熱に弱い素材の例
・アクリル
・ポリウレタン
・毛100%などの天然素材
・クレープ素材

上記は熱に弱く、乾燥機に入れると傷んだり、縮んだりする可能性があります。必ず洗濯表示を確認して、熱に耐性があるかどうかチェックしましょう。

金具の付いたものは洗濯ネットへ

金具の付いた衣類は洗濯ネットへ入れて洗濯しなければ、洗濯物を傷めてしまう可能性があります。金具が洗濯機のドラムに引っかかり、他の洗濯物を傷めるケースも少なくありません。

必ず洗濯ネットに入れ、金具が外へ出ないよう対策しましょう。

運転終了後に洗濯物を放置しない

運転終了後に洗濯物を放置すると、店の人or他のお客さんが取り出してしまうかもしれません。事前に洗濯・乾燥時間を確認して、終了時間にはすぐ取り出すようにしましょう。

また、乾燥機の場合、終了後に長時間放置するとシワが残ってしまいます。あとからアイロンがけするのは面倒なので、なるべく早く取り出してくださいね。

【コインランドリーの使い方】料金の目安

料金相場

コインランドリーの料金相場について、洗濯機・乾燥機・スニーカーランドリーの各利用料の目安を紹介します。

※あくまでも目安なので、店舗によって具体的な料金は異なります。

  

【洗濯機の利用料金の目安】

洗濯機の容量利用料金
5㎏前後200~300円
6~10㎏300~500円
11~15㎏500~800円
16~20㎏800~1000円

洗濯機の利用料金は容量に応じて決められます。

利用するコース(洗濯のみ、洗濯+乾燥など)によっても料金は変わってくるので、料金表は必ず確認しましょう。

  

【乾燥機の利用料金の目安】

乾燥機の容量利用料金(6~10分/1回)
100円

乾燥機の場合、基本的にどの容量でも1回(8~10分)あたり100円で利用できます。

30分程度(3~4回分)利用するのであれば、利用料金は300~400円です。

  

【スニーカーランドリーの利用料金の目安】

洗濯乾燥
200円100円

スニーカーランドリーは用途別に料金が決められています。

洗濯+乾燥であれば、計300円で利用できますよ。

【コインランドリーの使い方】持ち物一覧

コインランドリー、持ち物

コインランドリーに持っていくものを一覧で紹介します。

持ち物別に用途注意点なども解説するので、コインランドリーへ行く際の参考にしてみてくださいね。

 

【持ち物と用途・注意点】

持ち物用途・注意点
洗濯物洗濯機や乾燥機は容量が決まっているため、
事前に容量を調べておく
(家庭でも洗濯できる量であれば問題ない)
ランドリーバッグ洗濯物を持ち運ぶために使う
洗濯ネット下着や靴下などがある場合に持っていく
洗剤や柔軟剤(必要な場合のみ)・自動投入式(洗剤などを自動で入れてくれる)であれば不要
・店舗内の自動販売機で販売されていることもある
お金100円玉、500円玉などの小銭を用意しておく

コインランドリーでは、備え付けの自動販売機で1回分の洗剤や柔軟剤が販売されていることもあります。

こだわりの洗剤や柔軟剤がない人は、店舗での購入もおすすめですよ。

【コインランドリーの使い方】最新のサービス

サービス

コインランドリーの店舗によっては、洗濯機や乾燥機以外の新たなサービスが提供されています。

どのようなサービスなのか見ていきましょう。

 

【コインランドリーのサービス】

サービス名サービス内容
洗濯代行                   ・代わりに洗濯のすべてを代行してくれる
・代行の主な内容は「洗い、乾燥、たたむ、返却」
・店舗によっては、自宅への集荷から配送も可能
クリーニングスーツや学生服などのクリーニングが依頼できる
カフェ・カフェスペースが併設された店舗がある
・軽食やドリンク類が販売されている
終了時間の通知スマートフォンへ洗濯・乾燥が終了したことが通知される

上記のサービスは、すべてのコインランドリーで行われているわけではありません

新たなサービスを提供するコインランドリーが増えてきているので、自宅付近にできた新しい店舗があればチェックしてみてくださいね。

 

また、終了時間の通知に関しては次項から詳しく解説しています。

【コインランドリーの使い方】近年進むIT化

IT

コインランドリーでもIT化が進んでおり、利用者は店舗で待つ必要がなくなってきました。

洗濯機・乾燥機の利用状況や、洗濯・乾燥の終了時刻をスマートフォンから確認できます。

その日の予定に合わせてコインランドリーが利用できるので、時間が無駄になりません。

 

次項では、おすすめのサービスアプリを紹介します。

コインランドリー総合サイト

コインランドリー総合サイト(公式サイト)では、全国各地のコインランドリーを検索できます。

求める設備に合わせて検索できるので、駐車場やドライクリーニング対応、有人店舗など条件別に店舗を探せますよ。

 

利用状況の確認がしたい場合は、「Cloud IoTランドリーシステム導入店」を検索しましょう。

最寄のコインランドリーで利用状況が確認可能な店舗を探せます。

スマートランドリー(スマホアプリ)

スマートランドリーでは終了通知以外に、決済洗濯機・乾燥機の設定など、さまざまな機能を利用できます。

 

【スマートランドリーでできること】
・アプリ上から洗濯や乾燥の設定(洗濯コースや乾燥の温度設定など)ができる
・決済方法はAmazon決済クレジット決済携帯キャリア決済現金から選べる
領収書の発行も可能
・アプリ専用特典(スマートメダル)がある
・洗濯機、乾燥機の空き状況稼働状況アプリで確認
・洗濯機の窓ガラスを曇りガラスに設定できる
・洗濯機と乾燥機のドアロックを設定できる

スマートランドリーでは、利用するたびに溜まるスマートメダルに応じて利用者のステータスが決まります。

ステータスによって洗濯機・乾燥機の利用チケットがもらえるので、お得に利用したい人にもおすすめですよ。

詳しくは、公式サイトか下記ダウンロードサイトから確認してみてください。

AppStoreからダウンロードGoogle Play で手に入れよう

スマートランドリーはアプリ対応の店舗でしか利用できません。

全国的に使える店舗は増えてきていますが、利用する際は対応エリアをチェックしておきましょう。

【コインランドリーの使い方】最寄のコインランドリーを探すには?

探す方法

最寄りのコインランドリーはネット検索や、専用の検索サイトなどで探せます。

専用の検索サイトであれば、さまざまな条件での検索や、コインランドリーの店舗情報などを詳しく確認できます。

 

<専用の検索サイト>

あなたの街のコインランドリー検索

日本全国のコインランドリーを県名や郵便番号、キーワードなどで探せます。コインランドリーに関連する情報も掲載されています。

LAUNDRICH

日本全国のコインランドリーを都道府県や市区町村から探せます。店舗によっては空き情報なども確認できます。

みっけMAP

コインランドリーをエリア名や駅名、条件別などさまざまな方法で探せます。レビューの掲載もされているので、評判を確認したい人におすすめです。

まとめ

コインランドリーでは、洗えるもの・洗えないものが決まっています。

なんでも洗えるわけではないので、店舗に足を運んだ際は注意書きもよく読んでおきましょう。

【コインランドリーの使い方】洗濯機・乾燥機の使い方」も参考に、目的に合った設備があるコインランドリーを選んでくださいね。

また、最近のコインランドリーはサービスも充実しています。

洗濯・乾燥以外の目的でも利用できるランドリーカフェも増えてきたので、ぜひ足を運んでみてください。

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