大学生は仕送りなしで一人暮らしできる?生活する14のコツを解説

大学生は仕送りなしで一人暮らしできる?生活する14のコツを解説

投稿日:2025年5月3日 | 最終更新日:2025年5月3日

大学生は仕送りなしで一人暮らしできる?生活する14のコツを解説

大学生は社会人と違い、学業が生活の中心です。まとまった収入減を確保できない場合、生活への不安が募るかもしれません。

そこで今回は、一人暮らしを始める大学生に向けて、仕送りなしで生活する14のコツを紹介します。一人暮らしの初期費用や生活費の目安、生活上の注意点なども解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

生活費の目安と捻出方法を知っていれば、「友達と遊びに行けない」「バイトが忙しくて学業に支障をきたす」といったリスクを抑えられます。

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目次

「一人暮らしの大学生×仕送りなし」本当に生活できる?

仕送りなしで生活できる?

大学生が仕送りなしで一人暮らしするのは可能です。両親からの仕送りなしで、生活費を自分で負担している人はいます。

しかし、大学生の場合は学業とアルバイトを両立させる必要があるほか、アルバイトから得られる収入も決して多くはありません。日本学生支援機構の調査(令和2年度 学生生活調査結果)によれば、大学生の収入総額の内訳は次のとおりです。

大学生の収入の内訳グラフ
令和2年度 学生生活調査結果のデータより作成

上記のとおり、家庭からの給付(仕送り)が約6割を占めており、大学生の生活は仕送りにより支えられていると言っても過言ではありません。そのため、「仕送りなしの生活」には相応の工夫が必要でしょう。

次項では、大学生の一人暮らしにかかる初期費用と生活費の平均額を紹介します。仕送りなしの生活を始める際は、どのくらいの収入が必要なのか把握しておきましょう。

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「大学生×仕送りなし」一人暮らしにかかる初期費用と生活費

生活費の平均

大学生の一人暮らしにかかる初期費用、生活費の相場を紹介します。

大学生×一人暮らしの初期費用

一人暮らしの初期費用は、家賃×5ヶ月分+引越し費用が目安です。

家賃を5万円として、初期費用の内訳と目安額を見ていきましょう。

初期費用の目安

内訳初期費用の目安額
仲介手数料(家賃0.5~1ヵ月分)25,000~50,000円
敷金(家賃1~2ヵ月分)50,000~100,000円
礼金(家賃1~2ヵ月分)50,000~100,000円
前家賃50,000円
火災保険料15,000円
鍵交換費10,000~30,000円
引越し費用50,000円
合計250,000~395,000円

大学生の場合、一人暮らしの初期費用は少なくとも25万円を想定しましょう。

大学生×一人暮らしの生活費

大学生の一人暮らしにかかる、生活費の内訳と平均額を見ていきましょう。

生活費の内訳と平均額

内訳年間1ヵ月
食費273,400円22,783円
住居・光熱費497,700円41,475円
保険衛生費42,300円3,525円
娯楽費136,200円11,350円
その他・日常費158,800円13,233円
合計1,108,400円92,367円
※2022年時点
令和2年度 学生生活調査結果のデータより作成

上記はあくまでも平均額なので、家賃や食費は地域によって差があります。

次項では、月10万円の収入を得るために必要なアルバイトの稼働日数・時間を解説します。

生活費を確保するための就労日数・時間の目安

1ヵ月あたり10万円の生活費を確保するための、アルバイトの稼働日数・時間を見ていきましょう。

月10万円の収入を得る稼働日数・時間

稼働日数平均稼働時間(1日あたり)
20日約4.5時間
18日約5時間
15日約6時間
※時給は3大都市圏の平均1,100円として計算

上記は概算ですが、仕送りなしで生活する場合、平日も含めてシフトに入れるアルバイト先を探す必要があります。

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大学生が仕送りなしで一人暮らしする14のコツ

ポイント・コツ

大学生が仕送りなしで生活するには、アルバイトでの稼ぎ+αの工夫が欠かせません。

次項では、仕送りなしで生活する14のコツを解説するので、自分のライフスタイルと照らし合わせながら実践できる方法を見つけましょう。

①学生納付特例制度で経済的負担を軽減

学生納付特例制度の活用により、保険料の納付が猶予されます。

学生納付特例制度とは

・学生(20歳~)の保険料納付が猶予(免除)される

・年金受給権やの障害基礎年金の受給資格は確保できる

・対象は大学(大学院)、短大、高等学校、高等専門学校、専修学校などの学生

※参考:厚生労働省 国民年金保険料 学生納付特例の申請について

20歳以降は国民年金の被保険者となり、保険料を納付しなければなりません。しかし、学生納付特例制度の利用により保険料納付が猶予されるため、経済的負担が軽減されます。

学校や市役所(住民登録のある)で申請できるため、生活費の圧迫を抑えたい人は積極的に利用しましょう。

②奨学金を活用する

奨学金は金銭的な問題で大学や専門学校などへ通えないという人に対し、低利子もしくは無利子でお金を貸してもらえる制度です。条件次第ですが、返済する必要のない奨学金(給付奨学金)もあります。

給付奨学金については、2020年4月から新しい制度が始まりました。世帯収入の条件をクリアできれば、成績に関わらず支援が受けられます。

日本学生支援機構では、この給付奨学金の対象に入っているかどうかを判断できるシミュレーターがあります。自分が対象に入っているかどうか確認してみてください。

基本的に、奨学金は返済義務のある借金です。社会人になってから返済が始まるため、将来的な経済的負担は大きくなります。

貸与月額は毎月の返済金額も考慮した上で決定しましょう。

③公的機関の家賃補助を利用する

公的機関の中には、条件を満たすことで毎月の家賃を補助してもらえる支援が実施されています。

具体例を見ていきましょう。

家賃補助の具体例

大阪府住宅供給公社 スマリオ:団地を対象に、家賃を最大25%補助

公益社団法人 交通遺児育英会:自宅通学負荷の奨学生を対象に1.5万円/月を補助

対象者や地域は限定的なものの、家賃補助の利用でコンスタントに生活費(固定費)を節約できます。仕送りなしで生活する人は、家賃補助についてもチェックしましょう。

④授業料等減免制度を利用する

授業料等減免制度の利用により、学費にかかる負担を軽減できます。

授業料等減免制度とは

・給付奨学金+入学金・授業料の免除or減額

・対象者は世帯収入や資産の要件を満たし、学習意欲があること

・支援金額は国公立と私立で異なる

 

対象者の要件や支援金額を見ていきましょう。

 

対象者の要件

支援対象者年収の目安
(両親・本人(19~22歳)・高校生の家族4人世帯の場合)
支援額
住民税非課税世帯の学生~300万円満額
住民税非課税世帯
に準ずる世帯の学生
~400万円満額の2/3
~380万円満額の1/3
※参照:文部科学省 大学生の皆さんへ

支援金額の目安

項目国公立私立
入学金約28万円約26万円
授業料約54万円約70万円
※授業料等減免の上限額(年額)住民税非課税世帯の学生の場合
※昼間制の大学の場合

住民税非課税世帯かそれに準ずる世帯(年収が約380万円以下)の学生が対象ですが、学力・成績に対する制約はありません。本人の学習意欲の高さをレポート等で示し、問題なければこの制度を利用できます。

ただし、入学後3ヶ月経過した場合は減免の対象になりません。申請時期に気を付けて利用しましょう。

詳しくは、文部科学省のホームページも確認してください。

⑤家賃の安い賃貸物件を選ぶ

家賃の安い賃貸物件を選ぶことで、学生生活中の生活費をコンスタントに抑えられます。

家賃が賃貸物件の条件を見ていきましょう。

家賃の安い賃貸物件

・駅や学校から徒歩15分以上

・築10年以上(10年単位で1割ずつ安くなる)

・最寄り駅に快速や急行が止まらない

・空室率が高い(家賃交渉しやすい)

賃貸物件の家賃は、築年数や間取りの広さ、立地、設備の充実度などで決まります。つまり、需要の高い条件がそろうほど、家賃は高くなりやすいです。

家賃を重視する場合は、駅チカや築浅を避け、空室の多い賃貸物件を見つけましょう。

また、不動産会社の閑散期(5月~9月、10月~11月頃)は需要が落ち着くタイミングで、家賃交渉しやすくなります。引越し時期を選べる場合は、入居時期も考慮してみてください。。

⑥各種設備(家具・家電)の充実した賃貸物件を選ぶ

家具・家電付きの賃貸物件であれば、入居時の初期費用を抑えられます。賃貸物件によっては、収納家具や生活家電(冷蔵庫・洗濯機・テレビなど)が備え付けられています。

自分好みの家具・家電は選べませんが、購入費+引越し費用を節約できるでしょう。

⑦ルームシェアを始める

ルームシェアを始めることで、個人の家賃・光熱費の負担を抑えられます。

ルームシェアのメリット

・家賃や光熱費を人数分で分割できる

・食材のまとめ買いで食費を節約しやすい

・仲の良い友人と暮らせるため、シェアハウスのように気を使う心配がない

ルームシェアは、広い間取りに複数名の友人と暮らす方法です。家賃10万円の間取りでも、2~3人で住めば1人当たり5~3.5万円で済みます。

さらに、食材はまとめ買いの方が割安なので、1人当たりの食費を抑えられます。自炊をする場合は、ルームシェアも検討してみてください。

一人暮らし×自炊はコスパ悪い?原因&5つの簡単節約術を解説

⑧支出の管理を徹底する

節約を始める際は、支出の管理を徹底して、無駄な出費がないか見直すことが大切です。

支出管理を始める際は、家計簿アプリを活用しましょう。支出をグラフ化して見える化できるほか、アプリによってはレシートを自動で読み取れるため手間もかかりません。

家計簿を付けるポイント

・家計簿を付ける目的や目標を明確化する(年間の貯金○万円、毎月の投資金額○万円など)

・家計簿を付ける項目を決める(食費や交際費、光熱費、通信費など)

・支出項目は絞る(2~3個)

家計簿を付けたことがない人は、支出項目を限定しましょう。すべての支出を管理しようとすると、手間と負担が大きくなり、継続できないかもしれません。

まずは食費や日用品費など変動費から管理すると、無駄遣いを見つけやすくなります

著者の場合、レシートをカメラで読み取り、商品名や支出項目が自動入力されるアプリで家計簿を付けています。

1週間に1度の頻度で入力(作業時間は5~10分)し、毎月の食費と日用品費を管理しています。「余計な出費がないか」「節約効果は出ているか」を簡単に把握できます。

⑨変動費を節約する

変動費の節約は無駄な出費を防ぐため、生活費の圧迫を抑えられます。変動費とは、食費や娯楽費、交際費など、金額が安定しない支出です。

変動費を節約するコツ

・コンビニに立ち寄る頻度を減らす

・食費は電子マネーでの支払いに限定し、決めた金額のみチャージしておく

・ネットショッピングは即決しない(翌日に考え直す)

・日用品の購入は会員割引やポイント増額などを利用する

・自炊にこだわらず、割引のお弁当やお惣菜も活用する

中でも注意が必要なのは、「なんとなく欲しいから買っちゃう」という衝動買いです。コンビニは割高な商品も多いので、立ち寄る頻度を減らして無駄遣いを抑えましょう。

また、自炊は必ずしも節約できるとは限りません。一人分の食事であれば、割引価格のお弁当・お惣菜の方が安上がりなケースもあります。

自炊を始める人は、以下の記事もチェックしておきましょう。

一人暮らし×自炊はコスパ悪い?原因&5つの簡単節約術を解説

⑩固定費を節約する

固定費の節約により、毎月の支出をコンスタントかつ手軽に抑えられます。固定費とは、家賃や通信費、光熱費など一定額の支出です。

節約しやすい固定費を見ていきましょう。

節約しやすい固定費

・通信費:格安SIM(月額1,000円台~)に乗り換える

・光熱費:電気・ガスは新電力を契約する、契約アンペアを変更する

・水道代:節水タイプのシャワーヘッドに買い替える

昨今は、毎月1,000円台から利用できる格安SIMも多く、中には3大キャリアと同じ回線が利用できるサービスもあります。

また、光熱費は現在契約中の料金プランを見直すだけで、数百~数千円の節約効果に期待できます。詳しくは以下の記事でも解説しているので、光熱費を節約したい人はぜひ参考にしてみてください。

【関連記事】【2025年最新】一人暮らしの電気代事情!平均額や高騰の理由・節約方法を解説

⑪安定してシフトに入れるアルバイトを探す

生活費を安定して稼ぐには、シフトに入りやすいアルバイトを探すことも重要です。

シフトに入りやすいアルバイトの例

・コールセンター:24時間体制の会社も多く、高時給にも期待できる

・飲食店(ファミレスや居酒屋):深夜帯まで営業しており、未経験でも採用されやすい

・コンビニ:24時間営業なので、学業に支障をきたさない時間帯にシフトへ入れる

どれだけ高時給でも、学業と両立できなければ意味がありません。深夜帯・24時間営業など、授業終わりにシフトへ入りやすいアルバイトを探しましょう。

⑫賄い付きのアルバイトを探す

賄い付きのアルバイトは普段の食費を抑えられるので、節約して生活するにはおすすめです。

ただし、賄いは必ずしも無料とは限りません。ファミレスの場合は、30~70%引きで食べさせてもらえるケースが多いです。

  

では、賄い(無料の場合)で食費を抑えた場合、毎月どの程度の節約効果があるのかシミュレーションしてみましょう。

厚生労働省の家計調査をもとに、毎月の食費の平均額を26,000円、一食あたり290円としてシミュレーションします。

まかないの頻度 節約できる費用 食費  
賄い無し0円26,000円
週3で賄い3,480円22,520円
週5で賄い5,800円20,200円
※1ヶ月あたりの食費を算出

上記はあくまでも概算ですが、「賄い付きのバイト先」は生活費を稼ぎつつ、毎月の食費コンスタントに節約できます。

⑬長期休みをアルバイトに充てて貯金する

夏休みや春休みなど、長期休暇を利用した高時給の住み込みアルバイトもおすすめです。

住み込みアルバイトのメリット

・アルバイト中の光熱費や食費が節約できる

・時給が高く、短期間でもまとまった金額を稼げる(時給の相場は1,200円)

・アルバイト中の休日は現地の観光や食事が楽しめる

たとえば、時給1,200円で1日8時間×20日稼働の場合、1ヶ月で約19万円は稼げます。食費が勤務先負担であれば、バイト期間中の光熱費だけでなく食費も節約できるでしょう。

「いろんなことにチャレンジしたい」「ガッツリ稼いで経済的な不安をなくしたい」といった人は、長期の住み込みアルバイトも検討してみてください。

⑭空き時間にできる副業を始める

最近はスマホやPC1台で始められる副業もあるので、「シフトに入れない」「時給が低い」といった場合は始めてみましょう。

大学生におすすめの副業を紹介します。

大学生におすすめの副業

・アンケートモニター:1件あたり数円~の報酬、空き時間で気軽に始めやすい

・デリバリー配達員 :登録&説明会への参加で誰でも始められる

・データ入力    :0.1~1円/文字の報酬、スマホやタブレットで始められる

・Webライター   :0.5~1円/文字の報酬、実力次第で単価アップできる

PCやスマホでできる副業は、求人サイトやクラウドソーシングサービスなどで募集されています。

ただし、SNSなどに掲載・募集される「誰でも簡単に○○万円」などは特殊詐欺に加担させられる恐れがあるため、絶対に応募しないでください。

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「大学生×仕送りなし」が一人暮らしを続ける上での注意点

デメリット・注意点・リスク

仕送りなしの大学生が一人暮らしを続ける場合、税制上のリスクや学業・健康への注意点があります。安定した生活を続けられるよう、次項の注意点も必ず頭に入れておきましょう。

アルバイトの収入は150万円/年を超えないよう注意

特定扶養控除の対象から外れないよう、アルバイトの収入は150万円/年を超えないよう注意してください。

特定扶養控除とは、子どもを扶養する世帯が受けられる所得控除です。2025年に税制改正され、アルバイトで働く子どもの年収要件が、103万円から150万円に引き上げられました。

年収が150万円を超えた場合、188万円まで段階的に控除額が減額されます。つまり、稼ぎが多くなるほど、親の税負担が大きくなる仕組みです

また、大学生である本人も、年収160万円を超えると所得税が発生します。自身の収入が減る恐れもあるため、稼ぎすぎには注意してください。

学業優先を忘れない!

大学生は大学に通う目的を忘れてはいけません。仕送りなしで生活を安定させる目的は、大学で学ぶ環境を整えるためです。

「アルバイトで収入を得る」ことは、あくまでも目的を達成する手段でしかありません。学業優先を忘れず、アルバイトに熱中することのないよう注意しましょう。

健康への配慮も欠かさない

健康維持は安定した生活の基盤となるため、食事の栄養バランスも考慮しましょう。節約を意識するあまり、「もやしや豆腐しか買わない」「毎日安くてボリュームのある食事のみ」では、体調を崩すかもしれません。

前述したとおり、「生活費の確保」はあくまでも大学生活を安定させるための手段です。体調を崩して学業に支障が出れば本末転倒でしょう。

割引のお惣菜や学食なども活用しつつ、自身の健康面にも十分配慮した生活を意識してください。

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「一人暮らしの大学生×仕送りなし」に関するよくあるQ&A

よくある質問・Q&A

「一人暮らしの大学生×仕送りなし」について、よくあるQ&Aをご紹介します。

疑問や不安を解消し、気になる課題の解消に向けて動き出しましょう。

大学生の一人暮らしで「仕送りなし」はきつい?

一般的な大学生の一人暮らしは仕送りが生活の基盤となるため、「仕送りなし」はきついかもしれません。

>>「一人暮らしの大学生×仕送りなし」本当に生活できる?で解説したとおり、大学生は生活費の約6割が仕送りでまかなわれています。仕送りなしで生活する場合、1ヶ月あたり約9万円の生活費を自分で稼ぐ必要があります。

時給1,100円とした場合、1ヶ月あたり15日前後はアルバイトに費やさなければ、生活費を確保できない計算です。

学業との両立も考慮すると、固定費・変動費の節約も日々の生活に取り入れる必要があるでしょう。

「一人暮らしの大学生×仕送りなし」に適切な家賃は?

仕送りなしの大学生に適切な家賃は3~5万円です。生活費の内訳と平均額をもとに、なぜ3~5万円が適切か見ていきましょう。

生活費の内訳と平均額

内訳年間1ヵ月
食費273,400円22,783円
住居・光熱費497,700円41,475円
保険衛生費42,300円3,525円
娯楽費136,200円11,350円
その他・日常費158,800円13,233円
合計1,108,400円92,367円
※2022年時点
令和2年度 学生生活調査結果のデータより作成

大学生のアルバイトによる収入は、月10~12万円を目安としなければなりません。理由は、年収150万円を超えると特定扶養控除の対象から外れるためです。さらに、年収160万円を超えた場合は所得税の対象となり、手取りが減るリスクもあります。

上記の表をベースに考えた場合、家賃6万円を超えると月収10~12万円では足りないかもしれません

そのため、仕送りなしの一人暮らしでは、家賃3~5万円の学生向け賃貸物件を探しましょう。

仕送りなしの大学生も遊びに行く金銭的な余裕はある?

仕送りなしの大学生も、友人やサークル・部活の仲間と遊びに行く金銭的な余裕はあります

前述したとおり、生活費には娯楽費(11,350円)も含まれています。さらに、学割が適用される施設も多いので、娯楽費や交際費は節約可能です。

学割が適用される施設

・映画館

・テーマパーク

・水族館

・カラオケ

・ボウリング

・宿泊施設

学割や会員ポイントなどを上手に活用し、仕送りなしでも学生生活を満喫しましょう。

「大学生×仕送りなし」は固定費(家賃)の節約を重視しよう

大学生の一人暮らしにおいて、「仕送りなし」はハードルが高いかもしれません。

しかし、「シフトに入りやすいアルバイトを始める」「固定費・変動費を節約する」などの工夫で、金銭的なハードルはクリアできます。中でも、家賃は生活費の約4~5割を占めるため、家賃の安い賃貸物件に住むだけでコンスタントに節約できるでしょう。

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